自宅に眠っている古着が可愛い小物に!? 加藤ジーナがアップサイクルを体験!

ライフスタイル
2022.03.27
毎日何気なく食べたり使ったりしているものを、環境や社会、人に対して配慮されたものに替えるだけで、エシカルライフは簡単に始められる。ここでは、“アップサイクルアイテム”に注目します。

廃棄されるものを使ったアップサイクルアイテムに触れてみよう。

洋服を作る際に生じる布の端切れや、建築資材の工場で出る端材など、破棄されるものに付加価値を持たせて、新しい製品にアップグレードさせる取り組み。

それらの商品を扱うショップや、アップサイクル体験ができるアトリエも注目されている。そんな注目スポットのひとつを、タレントでアップサイクルブランドも立ち上げている加藤ジーナさんが訪問。

Rinne.bar(リンネバー)

不要になったものに新しい息吹を。バー併設のアップサイクル体験拠点。

Entame

東京を代表するモノづくりの町・御徒町エリアにある、誰もがアップサイクル作品を簡単に生み出すことができる小さなバー。倉庫をリノベーションした店内には、企業から集めた廃材や個人の方から送られてくる生地や端切れなどの素材がたくさん。それらを使って小物や蝶ネクタイなど、さまざまなモノづくりを、ドリンクを飲みながら楽しめる。

アップサイクル体験は¥3,300~。豊富な素材に目移りしてしまう。自分だけの一点ものを作ろう。

Rinne.bar 東京都台東区小島2‐21‐2 https://www.rinne.earth 13:00~20:00 月~金曜休

Entame

着なくなった洋服の古布や端切れの中から好きな生地を選ぶ。

Entame

生地は工場や家庭から寄付してもらったものが中心。

Entame

工程は、型紙に合わせて布をカットし、金具をつけるだけ。1時間~1時間30分で完成。

Entame

さまざまな小物が作れる。

miss gina(ミスジーナ)

廃材を使った、すべて一点もののアクセサリー。
もともと輸入アイテムを扱っていた加藤さんのブランド。ファッション業界の現状を少しでも改善していくために、アップサイクルに着目。「毎年、大量の布や製品が廃棄されているので、企業から集めてアクセサリーを作っています」。今後は古着をアップサイクルした、新しいデザインの洋服も作っていくそう。「私が作った製品を販売するだけでなく、一人ひとりが自宅に眠っている布や古着を使って、アップサイクルする方法も発信していきたい。『Rinne.bar』さんは、素材も道具もすべて揃っているので、アップサイクルを身近に感じられるお店ですね。おいしいドリンクを飲みながら、気軽にアップサイクル体験ができる。『miss gina』と同じ理念を掲げているので、ぜひコラボしたいです」

katou

端切れや半端なリボンも大変身! 加藤さんが素材を選び、ご自身で一点一点ハンドメイドしている。カラフルでコーデのアクセントになるものばかり。1、ネックストラップ¥2,000 2、ピアス YELLOW×BROWN¥3,200 3、イヤリング いちごちゃん¥2,780

miss gina https://missgina.thebase.in

エシカルコンビニ

エシカル、サステナブルを掲げ、アップサイクル商品も扱うコンビニ。

Entame

人と世界をつなぐSDGsの取り組みの発信拠点「ITOCHU SDGs STUDIO」に併設。コンセプトは“人が地球上で生きるため、今すべきことを提案する倫理と向き合うコンビニ”。資源、動物、自然、海へ配慮したアパレル、コスメ、フード、雑貨など幅広いアイテムが並ぶ。

スタイリッシュな店内。自動車のエアバッグ、シートベルト、ベルトのバックルなどを再利用して製造しているドイツのアップサイクルブランド『AIRPAQ』のアイテムも揃う。

エシカルコンビニ 東京都港区北青山2‐3‐1 Itochu Garden B1 TEL:070・1388・6370 11:00~18:00 月曜休

加藤ジーナさん 1996年7月18日生まれ、静岡県出身。タレント、起業家。イギリスと日本のダブル。地球環境に配慮したファッションを広める活動を行う。アップサイクルのファッションブランド『miss gina』を立ち上げる。

※『anan』2022年3月30日号より。写真・森山祐子 取材、文・鈴木恵美

(by anan編集部)

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