宇賀(以下U):年明けだしなんとなく和食がいいなと思っていて、その中でも私が大好きな親子丼がおいしいお店を選んでみました。みんなおせちにも飽きた頃だろうし(笑)。
編集S(以下S):居酒屋さんで親子丼とは、粋ですね~! 秋田県の比内地鶏を使っていて、炭火で焼いていらっしゃるそうです。
U:だから香ばしさもあって、皮もパリッとしてるんだね。
S:焼き鳥のメニューも豊富なのですが、鶏肉はすべて比内地鶏だそう。親子丼の卵も、比内地鶏の卵とその時どきでいいものを2つ、計3つを使って作られているとのこと。
U:贅沢だ~! 親子丼は好きだから家でも作ったりするんだけど、こうしてお店で丁寧に作られたものを食べられるのが幸せ。
S:お酒のシメにも最高ですね。
U:もちろん出来たてもおいしいんだけど、少し時間が経ってもつゆがご飯に染みてすっごくおいしい。シメと言いつつ、日本酒が進むなぁ…。これは“飲める親子丼”だよ(笑)。
S:大将が仕入れているという日本酒も、どれを飲むか選ぶのが楽しいですよね。おすすめの一品やお通しもその時どきによって変わるそうです。
U:おいしそうなものばっかりで目移りしちゃうな~。
S:行く度に新たなメニューを楽しみつつ、最後は親子丼ですね!
特製比内地鶏親子丼¥1,100。飲んだ後のシメにうれしいミニサイズ(¥900)も。日本酒(1合)¥800~。
泰然 東京都新宿区新宿1‐23‐11 御苑メインビル1F TEL:03・6380・5228 11:30~14:00(ランチは月・木・金曜のみ。売り切れ次第終了)、18:00~23:00 日曜休 予約は電話にて。ランチも予約可能。カウンター奥には座敷席も。
宇賀なつみ お酒をこよなく愛するアナウンサー。自身初のエッセイ本『じゆうがたび』(幻冬舎)が発売中。
編集S 安酒をがぶ飲みしていた大学時代…。日本酒の奥深さに気づけたのはここ数年です。
※『anan』2024年1月17日号より。写真・清水奈緒
(by anan編集部)