カラダ Refresh! Soup
むくみやほてり、体内にたまった熱など、夏のだるさの原因をスープで解決! カラダをすっきりさせる栄養素をしっかり摂ろう。
【むくみRefresh】えびとほうれん草、アボカドのカレースープ
ほんのりカレー風味が食欲をそそります。
アボカドやほうれん草に含まれる、むくみ予防に一役買うカリウムは、水溶性の栄養素なのでスープで摂るのがベスト。スパイスや香味野菜を効かせることで塩分を控えめに。
【材料/2人分】
えび…12尾(120g)、アボカド…1/2個(70g)、ほうれん草…1/3袋(70g)、にんにく…1かけ、A[水…300ml、酒…大さじ1、カレー粉…小さじ1、洋風スープの素…小さじ1/4、塩…小さじ1/4、こしょう…少々]、パセリ(みじん切り)…適量
【作り方】
(1)えびは殻をむいて背わたを取り除き、片栗粉(分量外)をまぶして流水で揉み洗いをして水気を切る。アボカドは皮をむき種を取り除き一口大に切る。ほうれん草は根元を切り落とし5cm幅に切って5分ほど水にさらし、水気を切る。にんにくは皮をむき薄切りにする。
(2)耐熱ボウルにAを入れて混ぜ合わせ、(1)を入れる。ふんわりラップをしてレンジ(600W)で7分加熱し、器に盛り付けてパセリをふる。
【だるさRefresh】豚肉と枝豆のエスニックスープ
ナンプラーと玉ねぎの優しい甘さが染み入る。
糖質をエネルギーに変える際に必要なビタミンB1を含む豚肉をメインにビタミンB1の排出を抑制する玉ねぎ、鉄分豊富な枝豆をプラス。レモンを加えて疲労回復も期待!
【材料/2人分】
豚こま肉…150g、玉ねぎ…1/2個(100g)、冷凍枝豆…100g(正味50g)、サラダ油…大さじ1/2、A[水…400ml、酒…大さじ1、ナンプラー…大さじ1、こしょう…少々]、レモン(くし形切り)…2切れ、黒こしょう…適量
【作り方】
(1)豚肉は大きければ一口大に切る。玉ねぎは皮をむき1.5cm幅のくし形切りにする。枝豆はさやから出す。
(2)鍋にサラダ油を中火で熱し、豚肉を炒める。色が変わったら玉ねぎを加えて炒め、油が回ったらAを加えてふたをする。沸騰したら弱火にして5分ほど煮て、枝豆を加えてさっと煮る。器に盛り付けて黒こしょうをふり、レモンを添える。
【ほてりRefresh】夏野菜の冷汁
ほてりを逃がして、カラダをすっきり。
きゅうりやなすに含まれるカリウムには利尿作用があり、体内にこもった熱を排出する効果が。一緒にしょうがを摂ることで、冷えすぎを防止。そうめんやご飯を加えても美味。
【材料/2人分】
ツナ缶(水煮)…1缶(70g)、きゅうり…1本(100g)、なす…1本(80g)、塩…小さじ1/4、みょうが…1個(20g)、大葉…5枚、A[だし汁(冷やしたもの)…400ml、みそ…大さじ1,1/2、すりごま…大さじ1、しょうが(すりおろし)…小さじ1]
【作り方】
(1)きゅうりは小口切りにする。なすはヘタを取り除き縦半分に切って、2~3mm幅の薄切りにする。ボウルにきゅうり、なすを入れて塩をまぶし、10分ほどおいて水気をぎゅっと絞る。みょうがは縦半分に切って斜め薄切りにする。大葉は食べやすい大きさにちぎる。
(2)ボウルにAを入れて混ぜ合わせ、ツナ缶を汁ごと加える。(1)も入れてさっと混ぜる。
教えてくれた方 新谷友里江さん 管理栄養士、料理家、フードコーディネーター。栄養と美味しさが両立した料理レシピには定評が。『豆腐干でやせおかず100』『作りおき やせスープ』(共に主婦と生活社)など、著書も多数。
※『anan』2023年8月2日号より。写真・津留崎徹花 スタイリスト・古瀬絵美子 レシピ&料理作製・新谷友里江 撮影協力・UTUWA
(by anan編集部)