超特急。上段左からシューヤさん、リョウガさん、マサヒロさん、下段・ユーキさん。

来年で結成15周年を迎える9人組グループ、超特急。ここでは、シューヤさん、リョウガさん、マサヒロさん、ユーキさん、4人のトークをお届けします。


―― 超特急の歴史の中でも大きな転機であった2022年の新メンバー加入について、いま振り返って思うことは?

リョウガ オーディションをやることになったきっかけは、ユーキから新しいメンバーを迎えたいという申し入れがあったことが発端なんですよね。

ユーキ 超特急がもっと上を目指すために必要な選択だと思ったので。タカシが1人でボーカルを担当し続けるより、もともとの超特急の形になるべきだと思ったし、ステージでは楽しみながらライブしたいからね。

シューヤ 僕が超特急に入ったきっかけも、タカシくんを支えたいという想いがあったからなんです。僕は一回歌うことを諦めたけど、この人と一緒に歌いたいと思って応募しました。最初の頃はその役割の意味を模索しながらやっていましたね。

マサヒロ 当時はわからないことだらけだったので、1桁の5人にいろいろ教えてもらいながら活動してたんですけど、ライブを重ねるごとにダンスしか取り柄がなかった自分の新しい魅力に気づかせてもらったし、今となってはパフォーマンス面で引っ張っていけている部分も多少なりともあるのかな、と思っているので、選んでもらえてよかったです。

―― 今の超特急の魅力をひとことで言うとしたら?

ユーキ 「完全体」ですね。最高のパフォーマンスができる状態がちょうど今なので、今の超特急は「完全体」だと思います。

シューヤ 僕は、「猫」ですね。9月24日にリリースしたシングル『NINE LIVES』が好評で、音楽番組にも多数出演させていただいて、僕たちとしても記念になる曲になったと思います。

マサヒロ 「メタルなかよし」です! これも今年4月にリリースした楽曲のタイトルなんですけど、7月4日を「メタルなかよしの日」として認定していただいたんですよ。

リョウガ 僕は…「コッペパン」だと思います。パッと見はただのコッペパンなんだけど、かじってみたらピーナッツバターが入っていることにまず驚いて、それがつぶ入りであることにまた驚いて…。しかも日によってイチゴジャムだったりマーガリンだったりするんですよね。それが9本もある、というのが超特急なんです!

全員 おおー(感嘆)。

―― 超特急初のライブ&ドキュメンタリー映画『超特急 The Movie RE:VE』が11月7日より全国公開されます。映画の話を聞いた時は、どんな気持ちでしたか?

シューヤ まず、驚きました。僕自身、ドキュメンタリー映画というものに触れてこなかったから、どんな映画になるのか、想像できなかったんですよ。

ユーキ 今まで密着していただいたことはあったけど、映画になるのは初めてだし、全国公開という規模にもびっくりしました。映画ってライブよりも気軽に観に行けるから、映画好きの方が観てハマってくださったらうれしいな。

マサヒロ しかもULTRA 4DXもあるんだよ。

リョウガ 最初、それを知らなくて、ボケのつもりで「4DXで観てね!」って言っちゃった(笑)。

―― 超特急のこれからの夢は?

ユーキ 東京ドームに立つというのが大きな夢ではありますが、そのためにも、誰もが名前を知っている存在になりたいですし、メンバー全員を知ってもらえるグループになりたいです。

マサヒロ 僕はテレビで育った人間なので、ゴールデンタイムのバラエティ番組を持ちたいですね。毎回9人全員で出演して、そこにゲストを迎える番組に憧れます。

シューヤ テレビつながりで言うと、『しゃべくり007』に出たい! あの番組に出演できたら、ユーキが言うような国民的グループに近づけると思うし。

リョウガ ずばり『anan』の表紙に決まってる! メンバー全員で表紙を飾れるチームになるために、これからも頑張ります!

Profile

リョウガ

1994年10月23日生まれ、神奈川県出身。3号車。現リーダーで、ガリガリ担当。ライブのMCで最後にオチをつける、抱腹絶倒係でもあるそう。理想のリーダー像は、「みんなを一歩後ろから見守るリーダー」。

ユーキ

1995年1月2日生まれ、徳島県出身。5号車。初代リーダーで、ドジっ子担当。ライブ演出兼ダンスリーダー担当。「メンバーたちに補ってもらいながら、ここぞという時に脇を固めてパフォーマンスのバランスをとっています」

シューヤ

1995年3月25日生まれ、埼玉県出身。11号車。2022年に、バックボーカルとして加入。チャラチャラ担当。今年、初のソロ写真集『TRENTE』を発表。全編パリでの撮影で衣装や髪型にもこだわるなど、セルフプロデュース力を発揮。

マサヒロ

1998年9月15日生まれ、山口県出身。12号車。2022年にオーディションで加入したメインダンサーの一人。ごはん担当。2024年、朗読劇『同姓同名』に主演。今年、ダンスのワークショップ「MASAHIRO 超DANCE Academy」を開催。

超特急

ちょうとっきゅう EBiDAN(恵比寿学園男子部)の中から2011年12月25日に結成。メインダンサー&バックボーカルという構成で、現在は2022年に新規加入した4名を含む9人組として活動中。11月7日より映画『超特急 The Movie RE:VE』が全国公開。

リョウガさん・ブルゾン¥77,000 シャツ¥23,100 ネクタイ¥12,650 パンツ¥38,500 ユーキさん・リボンシャツ¥30,800 パンツ¥36,300 シューヤさん・ニット¥70,400 パンツ¥50,600 マサヒロさん・ジャケット¥71,500 ブーツ¥63,800(以上LAD MUSICIAN/LAD MUSICIAN HARAJUKU TEL. 03-3470-6760) その他はスタイリスト私物

写真・内田紘倫(The VOICE) スタイリスト・東 正晃 ヘア&メイク・KABUKI RYOTA HIDEYO MINE YUKIKO HONGO 取材、文・尹 秀姫 小泉咲子

anan 2470号(2025年11月5日発売)より
Check!

No.2470掲載

The TEAM 2025

2025年11月05日発売

ひとつの目標を目指して集まり、個々の才能や長所が混じり合うことでより高いパワーを発揮することができるチーム。そんなチームの現代における理想的な形や形成するための条件など多角的に考察する特集です。エンターテインメント界における注目チームにもフォーカス。4人の光る個性と大人の魅力に磨きがかかるA.B.C-Zは、メンバー4人によるグラビア&座談会が必見必読。まもなく結成15年を迎える超特急からはリョウガさん、ユーキさん、シューヤさん、マサヒロさんが登場。そして今年20周年を迎えたHANDSOME LIVEからは小関裕太さん、渡邊圭祐さん、東島京さん、本島純政さんに思いを語っていただきました。

Share

  • twitter
  • threads
  • facebook
  • line

Today's Koyomi

今日の暦
2025.11.
9
SUN
  • 六曜

    仏滅

  • 選日

    天恩日

恋の駆け引きに凝りすぎているとか、移り気が多いせいで肝心要の恋が実らないのでは本末転倒です。今日の暦は浮気がちな性分を戒める内容であり、そのうえで、望みを達成したければじっくり取り組む気持ちが大事だということが示されています。植物は地中に根を張り養分を吸い上げる時間が必要ですが、人間も摂理は同じです。

Movie

ムービー

Regulars

連載