
左から、渡邊圭祐さん、本島純政さん、東島 京さん、小関裕太さん
2005年に始まったアミューズ・ファン感謝祭。今年の参加組から、小関裕太さん、東島京さん、本島純政さん、渡邊圭祐さんが登場。常にグループで動いているわけではない彼らが、その一瞬に放つ“チーム力”の秘密を解き明かします。
―― まずは、読者に向けてお互いを紹介してもらえますか?
本島 東島くんは歌っていても踊っていても上品なんです。話してると、ここはパリなのかな、と思っちゃうくらいで羨ましい。
渡邊 日本だけどね(笑)。ヨーロッパは行ったことあるの?
本島 (笑)。ないです。
小関 ないんだ(笑)。
東島 純政は、自由で熱くて、稽古場でも最後まで残って練習している努力の人でもあって。自然と周りに人が寄ってくるような、みんなに愛されるタイプかな。
本島 嬉しいな(笑)。
小関 圭祐っちは初対面のときから面白くて、人として芯がありながらも自由。そのバランス感がすごいなと思ってます。
渡邊 小関さんはめちゃくちゃストイックですよね。穏やかで柔らかい見た通りのイメージもありつつ、掘れば掘るほど意外な一面もあって、魅力が尽きない。
小関 嬉しい(笑)。
―― 「SUPER HANDSOME LIVE」(以下、ハンサムライブ)が今年20周年を迎えます。小関さんは2012年に当時の最年少メンバーとして参加したのが最初。渡邊さんの初参加は2020年で、今回はなんと4年ぶり。東島さんは2022年から、本島さんは昨年から参加しています。みなさんにとって、このハンサムライブというのはどういう場ですか?
小関 僕にとってはお祭りかな。お芝居の現場とは違う部分で自分が成長できる場所でもあって。
渡邊 祭りは祭りでも、僕の場合は、たまにしかおこなわれない祭りって感覚です。台風が来て今年はできなそうだとか、今年は晴れそうだから準備しておこうかとか。出演が4年ぶりということで、今ちょっとワクワクしてる。
東島 僕はこれまで2回参加させていただきました。僕が普段舞台をやっていることもあって、映像をメインでやられている先輩方とはお会いする機会があまりなくて。ハンサムライブで初めてお会いして、お話しさせてもらったり、その後にごはんに連れていっていただいたり、ありがたいです。
本島 交流ももちろんですが、先輩方と歌とか踊りを披露すること自体が新鮮で楽しいです。昨年に初めて参加したときは、先輩方と共演するってことで緊張していたんです。でも、みなさんとても優しいし、いいステージにしてファンの方に感謝を届けたいと、すごくまっすぐに取り組んでいらして、惜しみなく教えてもくださるし学びも多いです。
小関 緊張してたんだ。上下関係厳しいんじゃないかって?
本島 「お水買ってこい!」とか「マッサージしろ!」とか言われるんじゃないかと思ってたんですが、むしろ僕が心のマッサージをしてもらった感じでした。
東島 でも本当にそうですよね。ハンサムライブがあるおかげで、事務所内の縦の繋がりができるのがありがたいです。“チーム・ハンサム!”って言いますけど、本当にチーム感がありますよね。みなさん先輩へのリスペクトがあるし後輩思いだし。
小関 (微笑んで)かわいいね。
渡邊 そこでいうと僕が一番難しい立場なんだよね。事務所に入った歴でいうと結構後輩だけど、年齢的には上のほうっていう意味のわからないポジションだから。
小関 でもそこを気にしてる人、誰もいないと思う(笑)。じつは結構、他の事務所の方たちから、先輩後輩が揃って共演する機会があるのは羨ましいって言われることが多いんですよ。でも僕が一番いいなと思っているのは、この事務所のみんなの人柄の良さや個性があるところなんです。同じ事務所だからとかじゃなく、人として自然とリスペクトが生まれるし、居心地がいいんですよね。
―― ちなみに20周年の節目となる今回の見どころは?
(全員が顔を見合わせて)
小関 …まだこれから作っていく段階なので(笑)。ただ、20周年ということもあって、これまでの歴史をひもといていくというのが裏テーマになるので、これまでやってきた楽曲が多く入ってくるんじゃないかな。
渡邊 その発言は、出演歴が長いからこそだよね(笑)。
小関 (笑)。でも、例えば「OVER THE RAINBOW」はあるだろうし、コロナ禍に自分たちで歌詞を作った「GET IT BACK!」とかはたぶんやるだろうし。それぞれの年の、それぞれの大切な思い出を振り返っていただける場になると思います。
本島 終わったら、みんなで打ち上げがしたいです!
小関 前回僕はスケジュール的に参加できなかったので、今年はみんなと1年間支えてくれたスタッフさんたちも交えて、「1年間お疲れさま」って言い合いたい。
渡邊 年末だからみんな忙しいと思うけれど、そこはマストで。
東島 ぜひ行きたいです。先輩方とこの機会にいろんなことをお話しできたらと思っています。
小関 年によってメンバー編成も企画内容も結構いろいろな変遷がありつつ、ハンサムライブが20年続いてきたのは、なにより観に来てくださる方々がいてこそ。あらためて感謝を伝えたいです。
Profile
小関裕太
こせき・ゆうた 1995年6月8日生まれ、東京都出身。ドラマ、映画、舞台のほか、バラエティなどでも活躍。近作にドラマ『波うららかに、めおと日和』、舞台『サヨナラソング‐帰ってきた鶴‐』などがある。
東島 京
ひがしじま・みさと 2005年2月13日生まれ、大阪府出身。ミュージカルを中心に活動しており、近作のミュージカル『四月は君の嘘』では主演を務めた。11月16日には初の単独イベント「I am JUST ME」を開催。
本島純政
もとじま・じゅんせい 2005年1月5日生まれ、東京都出身。一昨年のドラマ『仮面ライダーガッチャード』で主演を務め注目される。現在放送中のドラマ『スクープのたまご』『UNREAL‐不条理雑貨店‐』に出演。
渡邊圭祐
わたなべ・けいすけ 1993年11月21日生まれ、宮城県出身。NHK大河ドラマ『光る君へ』をはじめ、出演映画『沈黙の艦隊 北極海大海戦』が公開中。来年2月6日公開の映画『ほどなく、お別れです』にも出演し活躍中。
Information

「20th Anniversary ULTRAHANDSOME LIVE 2025“ZERO”」
普段見ることのないアミューズ俳優たちの豪華競演。20周年の節目を迎え、今回でいったんの終幕に
2025年12月27日(土)・28日(日) パシフィコ横浜 国立大ホール 座席指定券引換券1万2500円 出演・青柳塁斗、猪塚健太、岩崎友泰、植原卓也、太田将熙、甲斐翔真、小関裕太、徳永智加来、新原泰佑、林優大、東島 京、兵頭功海、平間壮一、福崎那由他、細田佳央太、松岡広大、松島庄汰、水田航生、溝口琢矢、本島純政、山﨑光、渡邊圭祐/石賀和輝、風間由次郎、栁澤貴フィコ、吉村卓也、渡部秀 キョードー横浜 TEL. 045-671-9911(月~金曜11:00〜15:00)
写真・小笠原真紀 スタイリスト・齋藤良介 ヘア&メイク・菅野綾香 木内真奈美 堀川知佳 取材、文・望月リサ
anan 2470号(2025年11月5日発売)より
MAGAZINE マガジン

No.2470掲載
The TEAM 2025
2025年11月05日発売
ひとつの目標を目指して集まり、個々の才能や長所が混じり合うことでより高いパワーを発揮することができるチーム。そんなチームの現代における理想的な形や形成するための条件など多角的に考察する特集です。エンターテインメント界における注目チームにもフォーカス。4人の光る個性と大人の魅力に磨きがかかるA.B.C-Zは、メンバー4人によるグラビア&座談会が必見必読。まもなく結成15年を迎える超特急からはリョウガさん、ユーキさん、シューヤさん、マサヒロさんが登場。そして今年20周年を迎えたHANDSOME LIVEからは小関裕太さん、渡邊圭祐さん、東島京さん、本島純政さんに思いを語っていただきました。






























