左から、ジャンボたかおさん、池田直人さん

この9月にイベント開催も決定した人気のラジオ帯番組『喋るズ』。レインボーの二人が担当する月曜の『エフエムレインボー』は、思い入れたっぷりな音楽談議の楽しさに加え、リスナーの悩みにも寄り添う温かさが魅力の番組となっている。


誰にバカと言われようがみんなに幸せになってほしい(ジャンボ)
1回聴いたら、次の週にはもう出演者になっているかも(池田)

―― 番組開始から半年以上が経ちました。手応えはいかがですか?

ジャンボ 池田と俺が今までやりたかったことの集大成という感じで、すごく楽しいです。理想のラジオ番組ができていますね。

池田 いろんなところで反応があって嬉しいです。中川家の剛さんからも毎週聴いてると言われました。

ジャンボ 俺の大好きな神保町のカレー屋さんの店主さんも、毎週聴いてくれているらしいです。

―― お悩み相談コーナーにも、とても真剣に向き合われていますね。

池田 普段から面倒見のいいジャンボの性格が、このコーナーにピッタリハマってますね。リスナーの方のお悩みを聞いていると、こっちまで胸打たれます。その悩みを寄せたリスナーに、ほかのリスナーたちが、SNSで番組ハッシュタグを付けて励ましの言葉を送ったりもしていて。そういう繋がりを見ると、ラジオを生でやってよかったなと感じます。

ジャンボ そんな温かいコーナーがありつつ、池田がやりたいことをやるワケがわからない回もあって(笑)。でも、それをみんな待ってるんですよ。映画『国宝』の影響を受けた池田が1時間歌舞伎役者になりきって話した回は、メールとかSNSの反応が過去イチ多かったですから。

―― 初めてこのラジオを聴くという方に向けて、オススメポイントをアピールするなら?

池田 この間、電話が繋がったリスナーさんで「(番組を聴くのが)2回目でレターを書いてみました」という方がいらっしゃって。それぐらい、すぐ入りやすい番組だと思います。1回聴いたら次の週、もう出演者になっているかもしれません。

ジャンボ 池田は照れ屋なので、本音を代弁すると、「お前ら家族やからいつでも俺んち来いや」っていうことですね。「お前がヘトヘトやったら飯食わせたるし、喉カラカラやったら何か飲ませたるし」って。

池田 全然ちゃう! 俺、身内だけが幸せやったらええねんから。

ジャンボ 言うな、そんなこと!(笑) でも本当に、こういうところからして僕らって真逆なんです。俺は誰にバカと言われようが、みんなに幸せになってほしい派で。

池田 僕は、自分の好きな人だけ幸せならいい派(笑)。

ジャンボ それが『エフエムレインボー』だと思ってください。

池田 でも、投稿してくれる人はもう身内だから。

ジャンボ そうね。あと、聴いてくれてる人も身内でしょ。

池田 聴こうと思って聴いてくれてる人は身内。“ラジオつけたらたまたまかかってた”は微妙。

ジャンボ 池田の中では線引きがあるみたいです(笑)。

Profile

レインボー

左・ジャンボたかお 1989年6月25日生まれ、千葉県出身。右・池田直人(いけだ・なおと) 1993年9月19日生まれ、大阪府出身。2016年に結成。2018年頃からテレビに出演した際のコントが話題となりブレイク。現在は、YouTubeで毎日コントを投稿する「レインボーコントチャンネル」などを配信中。

Information

月曜喋るズ『エフエムレインボー』

月~木曜に日替わりMCで送る『喋るズ』枠で、月曜20時からTOKYO FMにて生放送。9/27に開催される初の番組イベント「喋るズ全員集合SP 橋本直生誕祭 ~まわす奥田に、リリー&嶋佐が乾杯し、ヒコロヒーが華添えて、レインボーが抱きしめる~」は、配信チケットが発売中。

写真・Marco Perboni インタビュー、文・野村 文

anan 2461号(2025年9月3日発売)より

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以前にあきらめたことを思い出したり、今までしてきたことを振り返ったりして、改めて自分にできる社会貢献とは何だろうと考えるのによい日です。とはいえ、普段あまり自覚がなくても誰しも社会と結びついていますから、仕事などを通じて多くの人の暮らしに寄与していることは確かであり、それ自体すでに誇れることです。

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