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PLAVEの音楽を支える“お姫様”NOAHのインタビュー。多ジャンルにわたる音楽愛と制作秘話、日本のアーティストへのリスペクトも語っていただきました。韓国発の大注目5人組バーチャルアイドルのanan初登場時のソロインタビューを特別掲載の第2回(初出:雑誌『anan』2425号・2024年12月4日発売)。
ジャンルにとらわれず僕たちの音楽を追求したい
作曲ズの一人としてPLAVEの楽曲制作を担っているNOAHさん。子どもの頃から音楽が大好きで、おばあちゃんが好きなトロット(韓国の演歌・歌謡曲)を歌っては喜ばせていたという。
「もともとはアイドルになるつもりはなかったんですが、YEJUNさんに誘われて、PLAVEをはじめました。僕たちの魅力はやはり“自主制作ドル”であること。僕とYEJUNさん、EUNHOさんの3人が作曲を担当していますが、それぞれ好みのジャンルが多岐にわたるので、それがPLAVEの楽曲にも反映されています。ロックもバラードもヒップホップも好きだから、自分たちの音楽を追求するに当たってもジャンルを問わず、PLLI(プリ:ファンネーム)の皆さんに喜んでもらうことだけを考えています」
日本の音楽にも興味津々で、好きなアーティストは幅広い。
「藤井風さんはライブ映像を見てすぐハマりました。King Gnuさんも好きだし、音楽プロデューサーのUTAさんも尊敬しています」
作曲以外ではPLAVEのお姫様、MC担当、プロテイン担当など、様々な役割を担っている。
「お姫様はPLLIの皆さんにつけていただいたあだ名で、最初は少し恥ずかしかったけど今ではすっかりなじみました。メンバーのプロテインは僕が管理しています。みんなが運動するようになったのは僕のおかげです」
クールな見た目とは裏腹に、お茶目で天然な一面も。
「PLAVEとしての初放送の日、PLLIから“辛(から)いポーズ”をしてほしいと言われたんです。最近ホットな(流行っている)ポーズのことをテラ(地球)では“辛いポーズ”と言うことを知らなくて、本当に辛そうな表情をしたら笑われました。でも、メンバーたちも絶対に知らなかったはず!」
PLAVEの人気に火がついた理由のひとつが楽曲のよさ。なかでもNOAHさんが入門としておすすめしたいのが「The 6th Summer」だそう。
「クライマックスに向かって駆け上がっていくようなメロディは多くの方に受け入れられやすいのではないかと思います。5人のメンバーが集まってPLAVEになって、そこにPLLIが加わるという意味をタイトルに込めました。この曲を聴いて、ぜひPLLIとして6番目のメンバーになってほしいです」
Profile
NOAH
ノア 2001年2月10日生まれ。シンボル動物はアルパカ。笑うと顔の周りがキラキラ光る能力を持つ。メインボーカル兼プロデューサー。「日本の焼きそばが大好き! いつか温泉にも行きたいです」
PLAVE
プレイブ 2023年3月に韓国でデビューした5人組バーチャルアイドル。PLAVEはPlayとRêve(フランス語で“夢”)に由来し、夢を叶えるために新しい世界をつくっていくという意味が込められている。
JP 1ST SINGLE『かくれんぼ』発売中!
information
(初出:雑誌『anan』2425号・2024年12月4日発売)