与田祐希、乃木坂46の未来を占う!? 「いいことしか言わない占い師です(笑)」

エンタメ
2021.12.12
可憐さとミステリアスな色香が共存する無二の存在感で、見る人を魅了する与田祐希さん。アイドルとして、俳優として、人として。大人の坂道を駆け上る21歳が占う、グループと自らの未来。

乃木坂46の未来にはいいことしか起こらない。そう信じています。

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「このドレスで福岡の実家に行って、両親を驚かせたいな」

と、ふわっふわのホワイトドレスに身を包んで大きな瞳を輝かせた与田祐希さん。

現在出演中のドラマ『日本沈没 ―希望のひと―』はいよいよクライマックスへ。日本沈没という信じがたい危機に瀕する東京を舞台にした物語で、与田さんが演じるのは居酒屋の看板娘・愛ちゃん。「生ビール一丁!」と大きな声で溌剌と。危機に立ち向かう人々を明るく活発に元気づける姿は今までの与田さん像とはまた違った、新鮮な魅力。

「そうなんです(笑)。実際の私とはかけ離れているけれど、この作品で求められるのは空気を明るくする元気な子かなと。だからギアをぐっと上げて、大きな動きと声を心がけました」

主演を務めるParavi版と並行しての撮影はハードだったと振り返りつつも「大変さ以上に、この作品で経験できたものは大きかった」という。

「お芝居の楽しさや難しさ…。きっとこの経験が私の今後を変えていくんじゃないかな。これからは今まで以上にお芝居を頑張りたいと思ってます!」

大役を乗り越えて、与田さんの毎日にも小さな変化が。

「ごはんを食べに行くときお店の人と話すのが好きになりました。愛ちゃんのおかげかな? 最近もお母さんを連れていったお寿司屋さんで大将と仲良くなって、たわいもない話をしながらお寿司を食べて…」

お寿司屋さんのカウンターで自然に振る舞えるって大人!

「あはは。少し前はそんなこと考えられなかったんですけど。あ、でも両親が来るときは忙しくても必ずごちそうします。野性児で手のかかる子だったから、恩返ししたくて…。そう思うと私も大人になったのかな」

ドラマさながらに日本が沈没する日が来ても、そのときは故郷で家族と過ごすつもり。

「志賀島の空気を吸って、のんびり一日過ごしてから逃げようかな。動じない? ふふ、動じても変わらないですよ(笑)」

余裕しゃくしゃくの微笑みに、この一年の成長と自信が表れて。さて『anan』のこの号は占い特集。与田さん、来年の乃木坂46を占っていただけますか?

「えっ、私が!? そうだなぁ…これから5期生が加入する予定なんですけど、きっと素敵な子たちが来てくれるはずです。その後輩とはもちろん、先輩との日々も大切にしながらグループの時間も充実させたいです。今年は全国ツアーもできて、しかも福岡にも行けて感激でした。だから来年もきっと全国を…なんて、乃木坂46にいいことしか言わない占い師なんで、私(笑)」

守ってあげたくなるくらい小柄で可憐、でもちょっとやそっとじゃ折れたりしない。そのかわいくも頼もしい存在感で、後輩や仲間を見守り、照らすグループの光になっていく。

『日本沈没 ―希望のひと―』 2023年の東京で日本沈没という危機に立ち向かう人々を描いた話題作。小栗旬さん、松山ケンイチさんほか出演。TBS系日曜21時~。Paraviでは与田祐希さん主演の『最愛のひと~The other side of 日本沈没~』を配信中。

よだ・ゆうき 2000年5月5日生まれ、福岡県出身。乃木坂46の3期生。デビュー以来、フロントメンバーとして走り続ける一方、映画『ぐらんぶる』ほか俳優としても活躍。愛称よだちゃん。
ドレス¥82,000(aki masuda akimasuda.official@gmail.com) インナーはスタイリスト私物

※『anan』2021年12月15日号より。写真・NAE.JAY スタイリスト・コギソマナ(io) ヘア&メイク・犬木 愛 取材、文・大澤千穂

(by anan編集部)

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