
日本野球を見守り続け、100年の歴史を刻んできた神宮球場。球場で応援する人(鳥)を代表して、東京ヤクルトスワローズマスコットのつば九郎&つばみと一緒にその歴史をひもといてみよう。
Index
明治神宮野球場 100年の歩み
神宮球場が誕生した1926年は、野球といえば学生野球! という時代。東京六大学野球連盟の結成の動きなどによるスポーツ熱の高まりを受け建設され、現在も学生野球、プロ野球、社会人野球などさまざまなリーグ、団体で併用されているのが特徴だ。都会の真ん中、抜けのいい景色と広い空のもと、歴史を感じられるスタジアムで野球観戦する楽しみは唯一無二のもの。
「風や音、球場の雰囲気を肌で感じられて、野球が身近になる球場です。ぜひ観戦の楽しさを味わってください」
とは、明治神宮野球場運営部の佐久間美咲さん。球場を含む外苑一帯は再開発に向けて工事が進められているところで、神宮球場も建て替えられる計画になっている。新しい球場が紡ぐ次の100年の物語に想いを馳せつつ、この球場での最後の時間を満喫したい。
HISTORY
1926年(大正15年)10月
- 神宮球場竣功、東京六大学野球リーグ戦で 初めて使用(明大-法大)
1931年(昭和6年)5月
- 球場拡張工事竣功、スタンド下がアーケード通路に
1934年(昭和9年)11月
- ベーブ・ルースを主将とする米大リーグ選抜チーム来日
1945年(昭和20年)9月
- 進駐軍に接収され、「ステートサイド・パーク」と名付けられる
1945年(昭和20年) 11月
- オール早慶戦、初のプロ野球東西対抗戦
1950年(昭和25年)11月
- 初のプロ野球日本選手権(毎日オリオンズ-松竹ロビンス)
1952年(昭和27年)3月
- 接収が解除され明治神宮に返還
1961年(昭和36年)4月
- 神宮第二球場竣功(~2019年)
1962年(昭和37年)6月
- 初のナイター試合(東映—大毎)
1963年(昭和38年)7月
- 初のプロ野球オールスターゲーム開催
1964年(昭和39年)4月
- 国鉄スワローズが神宮球場をフランチャイズとする
1968年(昭和43年)11月
- 明治維新100年記念明治神宮野球大会
1971年(昭和46年)5月
- 室内球技場新設
1978年(昭和53年)3月
- 神宮球場外野スタンド改修(収容5万5000人)
1980年(昭和55年)8月
- 神宮外苑花火大会初開催
1982年(昭和57年)3月
- 透水性人工芝敷設
1983年(昭和58年)6月
- 地下通路(通称・荒木トンネル)新設
1986年(昭和61年)8月
- 初のコンサート開催
1989年(平成元年)8月
- サッカーの試合を初開催(日本代表-マンチェスターユナイテッド)
1993年(平成5年)12月
- 初のプロレス開催
2008年(平成20年)2月
- 神宮球場リニューアル工事竣功
2020年(令和2年)
- 新型コロナウイルスの影響で開幕が延期。無観客試合開催
2021年(令和3年)
- 東京2020五輪開催のため横浜DeNAベイスターズが神宮球場で主催試合開催
2022年(令和4年)10月
- 村上宗隆選手が日本人選手最多56本塁打
2023年(令和5年)3月
- 声出し応援全面解禁
2026年(令和8年)
- 神宮球場開場100年

神宮外苑周辺マップ
球場内外には他にもたくさんのスポットが。散策しながらエリア全体を楽しもう。

① 「東京六大学野球発祥の地」 記念碑

2025年に東京六大学野球連盟の創設100年を記念して8入口前に建立。
② 2021年日本一達成記念

監督・選手の手形が並ぶモニュメントは、ライトスタンドコンコースに。
③ 荒木トンネル

球場横のクラブハウス内にある入り口(一般の方は入れません)。
球場のお土産に!

開場100年を記念して発売。なんとツバメの巣エキス入り! ¥450
Information
100年を記念する試合を開催
東京六大学選抜と東京ヤクルトスワローズによる明治神宮外苑創建百年記念奉納試合が11/14(土)に開催される。六大学の応援団も応援に参加予定。チケット等詳細はHP(www.jingu-stadium.com/lp/100th-game/)で。
記念企画展も要チェック
神宮球場における東京六大学野球、東都大学野球、プロ野球の試合や出来事に関わる貴重な資料124点を展示。いつもは神宮球場の球場事務所にいるつば九郎のぬいぐるみも出“鳥”中!
● 野球殿堂博物館/東京都文京区後楽1-3-61 東京ドーム21ゲート右 開催中~11/24(火) 10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで) 月曜休(祝日、東京ドームでの試合開催日は開館〈試合開催時~18:00〉) 大人 ¥800ほか TEL. 03-3811-3600

anan 2513号(2026年9月30日発売)より
































