
“ミュンヘン”と聞いてまず何を思い浮かべますか? オクトーバーフェスト? ビアホール? サッカー? ビールやサッカーのイメージが強いからか、屈強な男たちが肩を組んでビールを飲む…街としては少し“マッチョ”なイメージを抱いていた私(編集部N)。ビールももちろん堪能しました、ビアホールももちろん楽しみました、が、実際行ってみてイメージがガラリと変わりました!!
まずはなんといっても街並み。中世の歴史的建造物が多く残る趣のある街並みと豊かな自然、そして近代都市としての心地よさ。そんな街を歩いていてまず感じたのは公共の場でのノイズの少なさ。駅周辺でも雑音が最小限で、視界に入る広告などの余計な情報も少なく、純粋に美しい街並みを楽しむことに集中できていることに新鮮な驚きが。街ゆく人たちも穏やかで、歩幅もゆっくり。聞くところによると、ミュンヘンが位置するバイエルン地方の人たちは、おおらかさも特徴なのだとか。
パリ、ミラノ…ヨーロッパの主要都市をいくつか旅をしたことのある自分にとって、注意を払って歩いたり、カフェやレストラン、ショップではつい背伸びした態度をとったり…ヨーロッパというと若干カラダをこわばらせながら旅しなきゃなイメージが強かったのに、ミュンヘンはなんだか違う! ノイズもなく、余計なストレスもなく、街中を漂う包み込むような優しさにいつしか癒されている自分。そんなミュンヘンでの4泊にわたる滞在を魅力別にレポートします。
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ミュンヘンの魅力 1|ビールときどきアート…喉も目もうるおう街
東京でも好きな酒場といえば銀座のライオンや、浅草のカミヤバーだったり、こよなくビアホールを愛する私。本場のビアホール、ビアガーデンに行かないわけにはいきません! 滞在中訪れたビアホールは「ホーフブロイハウス」「レーベンブロイケラー」のふたつ。特に「ホーフブロイハウス」は1897年に建てられた文化財級のビアホールということもあり、扉を開くなり目に飛び込んでくる天井や柱のモザイクの意匠や、場を包み込むたおやかな空気感に早速胸が高鳴ります。
席について日本の大ジョッキが小ジョッキに思えるようなジョッキに注がれたビールを飲むとたちまち夢心地気分に。ほかにも5000席近い広大なビアガーデンの活気と勢いに圧倒される「アウグスティーナケラー」やシュナイダー・ヴァイセ直営のビアレストラン「ヴァイセル・ブロイハウス」や「オクトーバーフェスト博物館」の地下に併設されたビアバー、小規模の醸造所のクラフトビールがタップで楽しめるバー…などなど店ごとに魅力の異なる個性豊かなビール空間で夢のようなひとときを味わいました。

「アウグスティーナケラー」のビアガーデンはミュンヘン中央駅にあるだけあって、多種多様、老若男女で賑わう。
そしてそんなビールめぐりの合間のちょうどいいインターバルになったのが美術館めぐり。かつてのバイエルン王国の王宮「ミュンヘン・レジデンツ」や、王家の絵画コレクションをもとに設立された「アルテ・ピナコテーク」など、広大な敷地内にゆったりと飾られた美術品は目の保養になる上、混雑を気にせずに好きな作品の前でゆったり鑑賞できる館内を巡っているだけでいい運動&休憩時間に。これでまた美味しいビールが飲める!?

「ミュンヘン・レジデンツ」の執拗なまでの緻密で豪奢な装飾!

「アルテ・ピナコテーク」は宮廷芸術に限らず、ゴッホの「ひまわり」など近代絵画の名作も!

ちなみに「ひまわり」は本来「ノイエ・ピナコテーク」の所蔵作品ではあるものの、現在「ノイエ・ピナコテーク」が改装休館中につき、「アルテ・ピナコテーク」にて展示中。(2026年9月現在)
ミュンヘンの魅力 2|乙女心がくすぐられる古城と写真に残せない(涙)豪奢なインテリア


ミュンヘンから日帰りで行けるノイシュヴァンシュタイン城はディズニーランドの「眠れる森の美女」のお城のモデルになったことでも知られるドイツが誇る観光名所。
山の上にそびえ立つお城を遠目にみるだけでも心ときめくのに、一たび中に入ると、外観からは想像がつかないめくるめく煌びやかなインテリアが広がる。バイエルン王ルートヴィヒ2世が偏執なまでにこだわって作り上げた城内はドイツオペラの巨匠・ワーグナーのオペラをテーマにした壁画が部屋ごとに掲げられ、緻密な天井画や床のモザイク、純金のシャンデリア…と贅沢の限りをつくした空間はさながら夢の国!
さらにノイシュヴァンシュタイン城から車で1時間弱のノイシュヴァンシュタイン城と同じくルートヴィヒ2世が築いた山間の宮殿「リンダーホーフ城」は山や自然の景観も活かした一見ひっそりとした佇まいながらこちらもいざ一たび中に入るとめくるめく世界が…。
一点残念なのはいずれも内観は撮影NGで写真に残せないこと。ゆえにインスタやTikTokでは拡散されない分、いざ実物を目の前にしたときの感動はひとしお!?
ミュンヘンの魅力 3|体力ゼロでも望めるアルプス山頂の絶景!

山頂からはオーストリアやイタリア、スイスまで見渡せ、まさにドイツ最高峰が誇る最高の眺め。
ミュンヘンからこれまた日帰りで行けるアルプス北端のドイツ最高峰のツークシュピッツェ。ドイツ最高峰の山なんて散々トレーニングを積まないととても登れないと思っていたら、体感50歩(あくまでも体感)くらいで登れました。というのも、この最高峰、なんと登山口の駐車場から特大ロープウェーで約10分で登れてしまうオトナの魔法が働くから! ロープウェーにはヨチヨチ歩きの赤ちゃんや、ワンちゃんも。さらに山頂では王室御用達の「ダルマイヤー」のブランドコーナーを併設したレストラン「Gletscher2600」があって冷暖房完備の超快適空間で絶品のヘルシーなベジタリアンピザやビールが味わえる…ってこれもまた夢!?
さらにストレスフリーに旅するには?
今回行き帰りともにキャセイパシフィックを利用。香港経由で行きはビジネスクラス、帰りはプレミアムエコノミーで移動しました。大手航空会社の中でも比較的リーズナブルにビジネスクラスやプレミアムエコノミーが利用できるキャセイなら、さらなるストレスフリーな旅が叶う!?

写真ではなかなか伝わりませんが(涙)キャセイの最新のビジネスクラス「アリア・スイート」はシートがフルフラットになる上、スライド式で扉も閉められ、プライベート空間でゆったり休むことができる。アメニティやブランケット、枕は英国のbamford製。シートに敷いてまるでベッドのような寝心地が得られるbamford製の専用お布団にも感動♡

プレミアムエコノミーも足元ゆったり。最新型のプレミアムエコノミーは15.6インチの4K超高精細スクリーンを備え、日本で上映中の注目作から、映画好きならばまんべんなくチェックしたい「A24」コレクションなど、機内エンターテイメントも充実。あっという間の飛行時間に。
香港経由で香港のキャセイのラウンジで飲茶を食べたり、香港の街中で食べるような本格海老ワンタン麺を食べたり、つかの間の香港を味わいながら、機内でゆったり過ごすうちにあっという間にミュンヘンに。ちなみに香港→ミュンヘンは約13時間。行きはbamfordの布団にくるまれ爆睡、帰りは映画館で見そびれた映画を次々観ているうちにあっという間に日本に。キャセイパシフィックの最新のサービスはこちらからチェック!
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