BOYNEXTDOOR、初のワールドツアーの⽇本公演初⽇。多彩な楽曲とエネルギッシュなパフォーマンスで彼らの“⻘春”と“⾳楽”を出し惜しみなく披露!

(P)&(C) KOZ Entertainment.

韓国6⼈組ボーイグループ、BOYNEXTDOOR初のワールドツアーの⽇本公演、「BOYNEXTDOOR TOUR 'KNOCK ON Vol.2' IN JAPAN」が8⽉21⽇より神奈川・Kアリーナ横浜でスタート! 本ツアーは、7⽉の韓国公演を⽪切りに、アジア、北⽶の計24都市35公演をまわり、⽇本では、8⽉21⽇〜23⽇の神奈川の後、佐賀、⼤阪、宮城、⻑野、千葉での公演を予定している。

前回の「KNOCK ON Vol.1」に⽐べても公演都市数も会場キャパシティも拡⼤しての本ツアー。⽇本単独公演としては約1年2か⽉ぶりとなる今回の公演での彼らは、彼ら⾃⾝が強く深く⾳楽を愛する、その⼒によって、会場をひとり残らず⾳楽の“楽園”であり、彼らの“HOME”へと連れ込んでしまった。その熱気を少しでも感じてほしい。本稿では、⽇本ツアーの初⽇、8⽉21⽇の模様をお届けする。

Index

    意外なオープニングは彼らの思いの再確認と決意表明

    開演前、ステージバックを覆うLEDビジョンには星のような光が舞い、上部には電光掲⽰板⾵の⾚い⽂字が時折チラつきながら「B1180」という記号を灯している。会場に流れる不穏なSEで⼀層そのSF的な世界観への没⼊感を煽る空間に、BOYNEXTDOORがこれからどんな世界へと観客を誘い込んでくれるのか、期待が⾼まる。

    定刻少し過ぎ、客電がゆっくりと落ちると、「B1180」の⾚い数字が明るく光り、同時に⼤⾳響とともに会場を無数の眩いレーザー光が覆うと、LED中央に映し出されたシリンダー型のエレベーターが猛スピードで上昇。それにあわせて⾚い数字もどんどん⼩さくなっていき、それが深い地下から地上へ上昇するエレベーターの階数を表⽰していることに気づかされる。そしてエレベーターの階数がB1、地下1階で⽌まると、浮遊感のある⽣バンドの演奏とともに、モノクロの世界の中、最新フルアルバム『HOME』でも1曲⽬を飾る「06070」からスタート。⾜元にスモークが漂う中、“僕を覆ったLEDスクリーンの後ろ”と歌う歌詞のとおりに、LEDの背後から、⿊シャツ&⿊パンツというシックないで⽴ちのJAEHYUNに続き、⽩シャツ&⿊ネクタイで右⼿をポケットに⼊れて登場したTAESAN、さらにメインステージの1段⾼いところからRIWOOとSUNGHO、そしてLEEHANとWOONHAK、と各々のパートにあわせて姿を現す6⼈。そのたびに会場が早速⼤きな歓声に包まれていく。6⼈がデビューを⽬指してもがいていた⽇々を歌ったこの楽曲だが、⽣バンドのグルーヴィーな演奏も相まって、その中に描かれるメンバーの感情の揺らぎがよりリアルに伝わってくる。ちなみに「1180」というのは、彼らがデビューしてからこのツアーまでに要した⽇数を表しているが、その⼿前の地下1階で歌われるこの曲は、彼らの、⾳楽やステージに対しての思いの再確認と、このツアーへの意気込みの表明にも感じられる。

    猛烈なエネルギーで駆け抜ける序盤戦

    ピアノのリフレインとともに地上階へ浮上するように、⿊い背景が油のように光の中へ溶け、真っ⽩な世界へと変わる。そしてひとつの流れ星が夜空に⼤きな家型の軌跡を描くと、シルバースタッズがあしらわれた⿊ジャケットを⽻織り、ハンドマイクからヘッドセットに替えた6⼈が再び姿を現し、⼤歓声の中、韓国最新タイトル曲「VIRAL」で本格的にライブのアクセルを踏み込む。不敵な笑みを浮かべるJAEHYUNとWOONHAKに、切れ味抜群のダンスを⾒せるRIWOOと、ひんやりした雰囲気の中にもたしかに熱を宿す、⻘い炎のようなパフォーマンスで早速会場に⽕を点けると、続く「But Sometimes」では、TAESANの「You ready?」のアジテートをきっかけにその熱量を⾚く燃え盛る炎に変えてさらに熱くパフォーマンス。バンドのベース演奏で曲をシームレスに繋ぎながら、「横浜! 久しぶりだね!」(TAESAN)と会場のONEDOOR(ファンの呼称)に向けて呼びかけると、センターステージに移動して「I Feel Good」でさらにボルテージを上げていく。タイトなダンスでソロパートを魅せるLEEHANや、WOONHAKの「ブッ⾶ばして⾏こうぜっ!」の声に応えるように会場の掛け声もますます⼤きくなりながら3曲を猛スピードで爆⾛し、この⽇、BOYNEXTDOORのこれまでの公演の中でも最多動員となった会場全体が、ひとつの⼤きな熱いうねりになって渦を巻いていた。

    「元気よくご挨拶します! Whoʼs there?」と⾔うJAEHYUNに続いて、「BOYNEXTDOOR! こんばんは、BOYNEXTDOORです!」と全員で挨拶。「最初のツアーで、(ツアータイトルの)“Vol”が⼤きくなればなるほど、ライブの規模も⼤きくなって、実⼒も⾼めていくと⾔いましたが、僕たち約束守れてますか?」(SUNGHO)という投げかけに⼤きな声が返ってくると、「みなさん、ストレス発散したくて来たんですよね? 今⽇は思いっきりジャンプして歌って、ストレスを全部吹き⾶ばしちゃいましょう」(TAESAN)と会場を煽る。

    ⽇本公演だからこそのステージに会場は歓喜!

    続くセクションは⽇本公演ならではのステージ。⽇本オリジナル曲「Count To Love」のアップテンポなビートに細かなパッセージのダンスを乗せてエネルギッシュにパフォーマンスし、畳み掛けるスタイリッシュなピアノのトラックに乗せてJAEHYUNがメンバーの間をするりと抜けると、8⽉18⽇にリリースされたばかりの⽇本2ndデジタルシングル「Boom Boom Boom」をライブで初披露。急き⽴てるビートに乗る細かい⽇本語詞とエモーショナルなメロディを、丁寧に、かつ疾⾛感抜群に届けると、会場に“Boom Boom Boom”の⼤合唱を巻き起こし、リリースしたばかりの曲とは思えない⼀体感を⽣み出していた。

    幕間の映像を挟むと、JAEHYUNによるフライトアナウンスとともにLEDが空港の出発ゲートを映し出し、メインステージの1段⾼い位置に陣取ったLEEHANから「Live In Paris」へ。ホワイト&⽔⾊のトップスにブルーデニムというラフな格好の6⼈が順に登場しながら、キャリーケースを⼿に空港で出発を待つというコンセプチュアルな演出で楽しませると、「僕たちと⼀緒に星を観に⾏く⼈!」(TAESAN)という呼びかけからメインステージのスタンドマイクで届けたのは、「So let's go see the stars」。LEDに星とオーロラが美しく揺れ、客席にはスマホのライトが灯り会場全体が星空のような空間の中で、伸びやかに歌声を届けたのだった。

    (P)&(C) KOZ Entertainment.

    MCでは、「Boom Boom Boom」のメンバーそれぞれの好きなパートの話から、JAEHYUNやTAESANがSUNGHOのサビを茶化しながら真似したり、「Live In Paris」の⽇本語ver.のアナウンスをJAEHYUNが披露したりしながら会場を和ませる。

    「僕たちが歌う理由はたくさんあります。⼀番の理由は僕たちのONEDOOR。2番⽬は⼤好きな家族のため。これからお届けする曲は僕たちの家族に、そしてONEDOORにどうしても伝えたかった気持ちを込めた曲です」(TAESAN)、「⾔葉が違っても曲の中に込めた気持ちはたぶん届くと信じています」(SUNGHO)と語って届けたのは、「Forever You」。⽇本語の歌詞が映される中、センターステージでマイクに乗せるその歌は、彼らの思いが切実さを帯びながらダイレクトに伝わってくる。

    ピアノ演奏をバックに、男⼥が⾬の中でドラマティックに出会う映画のワンシーンを描いた絵コンテが映し出されていくと、突如その絵コンテを騒々しいエンジン⾳とともに⾚いオープンカーが突き破る。すると、⾐装を替えた6⼈がそれと同じオープンカーに乗ってLEDの背後から登場し、「Hollywood Action」をドロップ! 先ほどまでの雰囲気から⼀転、ハリウッドのアクション⼤作さながらの映像をバックに、エネルギッシュなダンスと弾けるボーカルで再び会場にガソリンを注ぎ込むと、会場からも先ほどよりも⼤きな掛け声が巻き起こる。「Nice Guy」ではTAESANが⽇本に来てから買ったというベースでスラッピングを披露し、「みんな楽しい?」と聞くWOONHAKの「⾶べー!」の合図で「Earth, Wind & Fire」へとなだれ込むと、ソロダンスでいつもより多めにターンを決めるRIWOO、ハイトーンを限界まで振り絞るSUNGHO、そしてセンターステージを所狭しと動き回る6⼈の熱気に会場も巻き込まれるようにボルテージは最⾼潮に転がっていった。

    ヒップホップサイドの楽曲でさらに会場をヒートアップ!

    6⼈がワケありの宅配業者に扮した映像を挟むと、映像から⾶び出してきたようなオールブラックの⾐装で再びオンステージし、⽞関チャイムの⾳を合図に「ddok ddok ddok」をドロップ。ここからはBOYNEXTDOORのヒップホップサイドが際⽴つ楽曲が続く。⽣バンドによるヒップホップビートがライブならではのグルーヴを⽣み出し、それに後押しされるように彼らのラップも躍動すると、JAEHYUNが開けた舞台上のドアをきっかけに、ハードな「ddok ddok ddok」の世界観を「One and Only」の軽やかな世界観へと変える。

    間髪⼊れずに、LEEHANの歌い出しから「JAM!」へと繋げると、性急なビートとWOONHAK、RIWOO、TAESAN、JAEHYUNのダンスリレーで会場の熱気を煽りまくる。「Bathroom」で、⼤⼈びたジャジーなグルーヴと彼らの漲るパワーが混然⼀体となって今ここでしか感じられない熱量を帯びると、続く「Dangerous」もその勢いのまま、⾳源よりも断然、無軌道に暴れて会場を圧倒したのだった。

    「もう⼀度お願いしてもいいですか?」(JAEHYUN)と「ddok ddok ddok」のラストフレーズを会場全員で叫んで、熱気そのままに続けるMCでは、LEEHANからスタートした全員のダンスリレーでますます盛り上がる。ブレイキンを試みて決めきれなかったWOONHAK に、「ウナギですか?」と突っ込むJAEHYUN。それに対して、「楽しくてBboyしたかったんです!」と愛嬌たっぷりに訴えるWOONHAKの姿にほっこりする⼀幕も交えつつ、本編はラストスパート!

    メインステージいっぱいに6⼈が広がって届ける⻘いロックナンバー「Gonna Be A Rock」では、RIWOOとJAEHYUN、TAESANとJAEHYUNのハーモニーで聴かせると、「あっという間に最後の曲です! 6⼈とみんなで最後まで⻘春を駆け抜けましょう!」というLEEHANから、「ADIOS!」へ。昼から⼣暮れ時、そして夜へと時間が変わっていく空の映像をバックに、“今この瞬間のBOYNEXTDOOR”を⼀⾳⼀⾳、⼀挙⼿⼀投⾜に全⼒で込めながらパフォーマンスし、JAEHYUNの全⾝全霊の「⾶べー!」の合図で会場は揺れるほどに盛り上がる。ラストはSUNGHOが右⼿でバンド演奏を⽌め、「横浜ー!!」と叫びながら、ラストフレーズを決め、熱狂の本編が終了したのだった。

    (P)&(C) KOZ Entertainment.

    アイナ・ジ・エンド (P)&(C) KOZ Entertainment.

    アイナ・ジ・エンドのサブライズ登場でアンコールスタート!

    アンコールでメインステージからスライドアップして登場した6⼈は、グッズTにデニム姿になり、本編でも披露した「VIRAL」のリミックスver.をスタートさせる。すると、6⼈の後ろからなんとアイナ・ジ・エンドが登場! そのサプライズに会場からも⼤歓声が湧き起こる。アイナ⾊に染められていく「VIRAL」に6⼈のラップとボーカルが絡み合う、贅沢なコラボレーションの余韻に浸っていると、「僕たちも初めてお会いするんです…」(JAEHYUN)と、緊張気味にアイナを囲む6⼈。そんな中、「僕、個⼈的に聞きたいことがあります。僕たちの⼒の源、ONEDOORのみなさんと実際会ってみてどうでしたか?」と質問するWOONHAKに対して、「ONEDOOR 最⾼ー!!」とアイナが会場に声をかけると⼤盛り上がり。すると、「…もうひとつ質問してもいいですか? 僕たちの曲の中で『VIRAL』の他にお好きな曲はありますか?」と再び聞くWOONHAKに、「DIVE」「Upside Down」を挙げたアイナ。「おこがましいけど、あなた⽅の推し、めっちゃカッコいいー‼」と伝えてアイナがステージを後にすると、「ここからはもう少し楽しみましょうか?」とLEEHAN。

    「SAY CHEESE!」へなだれ込むと、チーズ⾊に染まったペンライトの海の中、縦ノリの図太いビートに乗せてメンバー各々に「⾶べー!」とジャンプをアジテート。ステージ向かって右にJAEHYUN、RIWOO、LEEHANの3⼈、左にSUNGHO、TAESAN、WOONHAKの3⼈に分かれてダンスリレーをして沸かせると、RIWOOの歌い出しから早くも⼤盛り上がりの「今⽇だけI LOVE YOU (Japanese Ver.)」へ。ステージを⾃由に動き回り、1秒をも惜しむように客席を⾒ながら近い距離で届ける6⼈に、客席からは⼀⽷乱れぬ掛け声と⼤合唱が届けられる。そんな⾳楽を介したコミュニケーションに、「みなさん、すごく楽しい! アハハハ! みなさんと⽬線を交わして、コミュニケーションして。アンコールってこうじゃないと!」と、楽しさのあまり思わず⾔葉をこぼすJAEHYUN。その⾔葉に会場も同じ気持ちで応えると、メンバーから最後の挨拶の時間へ。

    SUNGHO (P)&(C) KOZ Entertainment.

    RIWOO (P)&(C) KOZ Entertainment.

    JAEHYUN (P)&(C) KOZ Entertainment.

    TAESAN (P)&(C) KOZ Entertainment.

    LEEHAN (P)&(C) KOZ Entertainment.

    WOONHAK (P)&(C) KOZ Entertainment.

    「デビューした頃は2000⼈、3000⼈でもすごくたくさんの⼈が来てくださったと思っていましたが、今こうして2万⼈のみなさんを前にすると、本当に楽しいです。僕たちの⽇本コンサートの初⽇がここ横浜でよかったなと思います。みなさんにとってもいい思い出になってくれたら嬉しいです」(TAESAN)

    「レベル7の上のほうまでペンライトを持ってくださっていて本当に綺麗です。これから先、もっとたくさんの⽅に観ていただけるように、来てくださった⽅が後悔しないようなステージをお⾒せできるようにずっと努⼒していきたいと思います」(SUNGHO)

    「正直、⽇本ツアーの前から緊張していました。本当に毎⽇⽇本語を勉強していますけど、もっと上⼿になりたいと思います。ONEDOORのみなさんといつも⼀緒に話したいですから。ONEDOORのみなさんと⼀緒にいると癒される。ずっと僕のそばにいてね。約束だよ!」(JAEHYUN)

    「みなさん、今⽇、何を⾷べますか? 僕はみなさんの愛をいっぱい⾷べました。ONEDOORのみなさんがたくさん来てくれて、僕の気分がマジあげみ!」(LEEHAN)

    この⽇、⽬の調⼦が悪く全編サングラスをかけてステージに⽴ったRIWOOは、「きっと中にはRIWOOの顔を⾒たいなと思ってくださった⽅もいたと思いますが、その代わりと⾔ったらなんですが、本当に⼀⽣懸命に歌って踊ったので、あんまり残念がらないでくださいね」と、最後にサングラスを外して顔を⾒せる。

    そして最後にWOONHAKが、「俺のターン! お⺟さんと来たONEDOOR、友達と来たONEDOOR、彼と来たONEDOOR、たくさんのONEDOORを⾒て嬉しかったです。今⽇の思い出を、家族や友達と⾷事をする時、寝る前やスマホを⾒てる時とか、これから⽣きていく中で思い出してもらえたら嬉しいです」と締めくくると、

    「最後の曲はONEDOORに捧げる曲です。曲名もみなさんにちなんでつけました。今⽇のHOME、このステージに⽴つ意味の⼀番の理由。今⽇は本当にありがとうございました! また会いましょう」(JAEHYUN)と届けたのは、「I Wonder」。

    LEDビジョンにチョークで描いたようなひとつの家が浮かび上がる中、ミドルテンポのトラックに乗せて、メンバー同⼠のハーモニーで“君はこれから、あとどれだけたくさんの感情をくれるのだろう”と、ONEDOORへの愛と感謝、そしてこれからの⽇々への期待を届け、BOYNEXTDOORという“HOME”の屋根の下に、会場をあたたかくひとつに繋げたのだった。

    6⼈の⾳楽への愛があふれ出すダブルアンコールで完全燃焼!

    6⼈で⼿を繋いで⾼く掲げ、⼀礼をしてLEDの後ろへと姿を消したメンバーの姿に⼤きな歓声と拍⼿が送られるや否や、会場のいたるところからアンコールを求める声が上がり、それがどんどんと⼤きくなっていく。しばらくすると、そのエネルギーに負けない「みんな叫べー! ⼀緒に歌いましょう!」という威勢のいいWOONHAKのシャウトで会場が熱を取り戻し、ダブルアンコールへ! センターステージに⾶び出して「Boom Boom Boom」でダブルアンコールをスタートさせると、フリースタイルで客席と⼀緒に楽しむ。この⽇2回⽬の曲でも、本編とはまるで違う曲のように、よりダイナミックに⾳楽が顔を変えて躍動するのは、彼らのパフォーマンス⼒と⾳楽への愛、そしてなにより、ONEDOORへの愛がそうさせているのだろう。「もういい? もういい?」(TAESAN)、「もう1曲欲しい? こんな声じゃできないよ」(WOONHAK)などと客席のONEDOORを焦らす。だがそれは、このステージを誰よりも楽しむ6⼈が、まだまだ⾳楽で遊びたいと思っている気持ちの天の邪⻤な返しにも聞こえる。

    「ONEDOORのみなさんの声が本当に⼩さいから、家に⼊れたくない。本当にラストチャンスだよ?」というJAEHYUNの厳しめの忠告に、これでもかという⼤声で応える会場。そこにWOONHAKが「これが⻘春じゃないかー!」と絶叫して正真正銘のラスト「ADIOS!」へ。TAESANはバンドに紛れてシンセベースを弾き、RIWOOはステージの階段中腹まで下りて会場を煽り、JAEHYUNもWOONHAKもバンドメンバーと楽しそうに体を弾けさせる。LEEHANの「最後まで⾶べー!」というアジテートでメンバーも会場も、誰も余⼒を残すつもりのない絶叫とジャンプにまみれると、SUNGHOのラストフレーズとともに燃え尽き、この⽇の公演を終えたのだった。

    BOYNEXTDOORにとって2回⽬のツアー、そして初のワールドツアーでもある今回。着実にそのステージを上げると同時に、彼ら⾃⾝の⾳楽への熱量の⾼まりも感じられた本公演。⾳楽と向き合う彼らは、どの瞬間も真剣で、全⾝全霊で、楽しそうだった。その熱量は時にパワフルに、時にあたたかく会場のONEDOORの⼼に届き、それがまたONEDOORからの声になって6⼈に返ってくる。そんな幸せな⾳楽の循環が、これからもBOYNEXTDOORを強くさせ、彼らとONEDOORの絆もますます強くさせていくのだろう。⽇本国内のツアーはまだまだ始まったばかり。きっとラストの千葉公演ではさらに進化した彼らの⾳楽を楽しむことができるだろう。これから参加するONEDOORは、期待して待っていてほしい。

    (P)&(C) KOZ Entertainment.

    Profile

    BOYNEXTDOOR

    ボーイネクストドア 2023年5⽉に韓国、2024年7⽉に⽇本デビューした6⼈組グループ。8⽉18⽇にJP 2nd Digital Single「Boom Boom Boom」をリリースし、現在24都市35公演を回る初のワールドツアー「BOYNEXTDOOR TOUR 'KNOCK ON Vol.2'」を開催中。

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    取材、⽂・中村萌

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