【1万字超えレポート!】5⼈としてのたわいも無い時間が最⾼の煌めきを放つ──CDデビューが決まったKEY TO LITのジュニアとしてのラストツアーをレポート

5都市21公演で約23万8000⼈を動員するアリーナツアー「KEY TO LIT Arena Tour 2026 NEO CLASSICS」を開催中のKEY TO LIT。今冬のCDデビュー発表直後となった東京4DAYS。8⽉23⽇(⽇)昼公演の模様を公開記者会⾒のコメントや最後の挨拶も含めて、ジュニアとして最後になったツアーを約1万字でレポートします。

Index

    8⽉17⽇に⼤本⼭・増上寺でこの冬、CDデビューすることをサプライズ発表したKEY TO LIT。ジュニアとして⽴つ最後のコンサートとなるのが現在開催中のアリーナツアーだ。これまで受け継いだ伝統やDNAを⼤切にしながら、⾃分たちらしい新たなエンターテインメントを追求することをテーマに新たな表現へのチャレンジ。覚悟を持って、未来に残る新しいCLASSICSを⽣み出す“KEY TO LITワールド”を追求したステージに!

    受け継いだ伝統を⾃分たちらしくさらに進化させたステージに

    「⾏くぞ、有明〜!」。猪狩蒼弥さんの声が有明アリーナに⾼らかに響き渡ると、炎の特効が噴き上がり、1曲⽬はカバー曲「Act-Show」から。スタンドマイクを前に⽩いシャツに⾚パンツのシンプル⾐裳でパフォーマンス。過去のステージや⾳楽番組『MUSIC STATION』でも披露してきたこの曲で観客を巻き込む5⼈の熱量が⼤爆発! 続いて、彼らの今の破⽵の勢いを証明できるオリジナル曲「KITERETSU FIRE」へ。おなじみの派⼿柄和装⾐裳で、扇⼦を持って歌い踊るこの曲は、景気の良さが感じられるアゲナンバー。コール&レスポンスで盛り上がると、井上瑞稀さんは「有明、愛し合っていこうぜ」、岩﨑⼤昇さんは「いい⽇にしようぜ」など、この⽇ならではのキメ台詞で⼤盛り上がり。続いては炎がガンガン上がる中でのオリジナル曲「Burn Down」へ。ハードなダンスを繰り広げる中、岩﨑さんと井上さんが向き合いながら美しいハーモニーで聴く者をうっとり陶酔させた。

    インパクトを放つ怒涛の攻め曲で畳みかけた後は、ジャズコーナーへ。⽩×ブルーのストライプ⾐裳で少年隊の東⼭紀之さんの「Be COOL」を伝統継承。井上さんと中村嶺亜さんがバックステージ、佐々⽊⼤光さんが花道など、会場のあちこちにメンバーが登場。猪狩さんは椅⼦に座ってパフォーマンス。ジャケットプレイや華麗なターンをキメるなど、スタイリッシュでキレ味たっぷりなダンスで、ショータイムのような世界に引き込む。嵐の「SUNRISE⽇本」では、中村さんが特技のスケートボードをジュニアの鈴⽊瑛朝さんと渡辺惟良さんの3⼈で⼀緒に披露する場⾯も。そして、スクリーンには幼少期の5⼈の写真が映し出され、AIで動き出してお喋りやダンスを繰り広げる。ちびっこの5⼈とのダンス共演もあり、会場から「可愛い〜!」の声が溢れ返った。

    岩﨑さんが⼀⼈ミュージカルを繰り広げた夏コントでは、ケンカが勃発?

    芸達者なメンツが勢ぞろいのKEY TO LIT。⽇常で起こるメンバー同⼠の些細なケンカを描く夏コントのコーナーも! 脚本はハライチの岩井勇気さんが担当。猪狩さんが佐々⽊さんに「お前、さっき⽴ち位置を間違えてたろ?」と注意するところから始まり…。井上さんは「嶺亜は勝⼿に振付をカットしていたよね?」と中村さんに詰め寄る場⾯も。「⼤光も嶺亜も緊張が緩んでる。ちゃんとやりましょう」と猪狩さんが⼆⼈に⾔い聞かせると「いいよ。そうやって仕切るなって!」と中村さんが反発し、ケンカが勃発!? するとなぜか岩﨑さんがミュージカル⾵に「希望に向かって⾛り出している俺たちには⽬指すものがある♪ こんなことしている場合じゃないだろう〜♪」と美しい歌声で歌ってケンカを仲裁していく。しかし、誰もミュージカルに参戦してこず、⼀⼈ミュージカルを続ける岩﨑さんが「これ、どういう状況!?」と⼾惑いつつ幕は閉じたが、⾼みを⽬指す5⼈だからこそ、リアルなぶつかり合いもありそうなだけにリアリティたっぷりなコントだった。岩崎さんの⼀⼈ミュージカル、シリーズ化を狙ってほしいところだ。

    コントの後は、スタンドトロッコで会場をぐるりと⼀周しながら、夏気分を盛り上げる夏メドレーへ。アロハシャツなど柄シャツカジュアル⾐裳でSMAPの「BANG! BANG! バカンス!」、嵐の「ハダシの未来」などファンのすぐ⽬の前で歌いつなぎ、新曲の「Never Fade Love」へ。「最⾼のラブソングです」と岩﨑さんが紹介し、爽快感たっぷりに⼀瞬のときめきをキラキラ笑顔で歌う5⼈。猪狩さんが中村さんの額に熱い⼝づけを交わすと会場はキャーという悲鳴が巻き起こる。井上さんと佐々⽊さんは⼿でハートを作るなど、メンバー同⼠のわちゃわちゃも。歌の途中、佐々⽊さんが⼀⼈花道をダッシュで⾛り抜け、メインステージに戻ってくる姿を⾒つめるメンバーの表情は笑顔。スパークラーの花⽕も噴き出し、夏の⻘春真っ盛りな雰囲気に会場はエモーショナルな空気に包まれた。

    MC中の公開記者会⾒で振り返ったデビュー発表イベント後の5⼈

    猪狩さんの「我々KEY TO LIT、今冬、ユニバーサルミュージックさんよりCDデビューが決定しました。ありがとうございます」という報告から始まったMC。サプライズでのCDデビュー発表から6⽇経ったことに「昨⽇のことのように思える」と、驚くメンバーたち。佐々⽊さんは、⼀⽇がすごく濃く感じるから、遠い⽇のことに思えると呟き、猪狩さんは「(有明最終⽇の)明⽇、実感が湧くかって感じですね」と、まだデビューするという実感が湧かない様⼦。とはいえ、「デビュー発表があってから、すぐに(ファンの)皆に会えたのがすごく嬉しかった」(佐々⽊さん)というのは全員意⾒が⼀致。

    ここで猪狩さんから「今⽇はこの場で公開記者会⾒をやります!」と報告が。「KITERETSU FIRE」の派⼿和装⾐裳に再びお着替え。佐々⽊さんは、この⾐裳について「改めて⾒るとさ、すごい⾊だよね。海外にいる⽑⾍みたいな。絶対に触っちゃいけない」と素材も独特のよう。「俺さ、昨⽇ぐらいに気づいたんだけどさ、(和装の⾐裳の中に着た)⻘⾊の⾐裳の汗じみがすごすぎて。こんなに汗!」とスクリーンにアップに映し出され、「俺、トロッコでマジ恥ずかしかった」とファンに囲まれる中、汗だくだったことを恥ずかしがる。ここで着替えを終えて合流した猪狩さんが「汚い⾔葉、使ってる。ケムシみたいなとか、汗じみとか」と指摘すると、「そんなこと⾔ってないけど(笑)」と、しらばっくれる佐々⽊さん。すると岩﨑さんが夏コントのように「希望に向かって〜♪」と歌って仲裁に⼊る場⾯も。

    撮影タイムに⼊ると「めちゃくちゃ静⽌の時間が⻑いから、『KITERETSU FIRE』のインストを流して」というリクエストで⾳楽が流れる中、⾒守るファンがペンライトを振るという光景が繰り広げられる。会⾒の⼀発⽬の質問は、デビュー発表後のライブは何か変化があったか。岩﨑さんが「全然違う。デビュー発表すると全く思ってなかったので、東京の初⽇は楽屋にちょっと不思議な緊張感が…」と⾔えば、猪狩さんも「そう。ライブを作るうえで、デビューにどうやったら繋げられるだろうという気持ちで作っていたので、途中からエネルギーが余計に残っていて。でも(メンバーの)皆としっかり話して、お客さんのために全⼒でやることは変わらないよっていう。逆に発表してからすぐにこうやってライブできてよかったなって気持ちもあります。お客さんのためにやってることは変わらないんだって」と、デビュー発表前も後も変わらない姿勢で挑むことを再確認できたそう。

    デビュー発表後のファンの皆さんの反応については、「“おめでとう”っていうコメントで皆が包んでくれて。本当にデビューが確定したんだ、皆に本当に愛されているなって実感しました」と中村さん。猪狩さんは「発表してから、ライブ初⽇まで3⽇しかなかったんじゃないですかね。皆“デビューおめでとう”という、うちわを作ってくれて。3⽇間でね、作ってくれたか、スパイがいて知ってたか(笑)。みんなが僕たちに気持ちを伝えるために作ってくれて、とても愛されてるなと思いました」と嬉しそう。

    増上寺の会⾒では涙を流す姿もあったことについてレポーターさんから触れられた猪狩さんは「ライブの初⽇もサプライズで⼤泣きしてるんで。初⽇の⼀番最後に、3階席のところにペンライトで⽩と⾚で“KEY TO LITデビューおめでとう”って出してくれたんですよ。それ⾒て、もうボロ泣きです」と猪狩さん。中村さんは「いや〜、すごい危なかったですけど、耐えました」と泣かなかったアピールをして、「いやいや、めちゃくちゃ泣いていた」と猪狩さんにバラされ、「汗が涙に⾒えたかもしれないけど。泣いてないし!」と強がる。

    佐々⽊さんが「会⾒の後、皆でファミレスに⾏きました。その後、カラオケに⾏って、歴代の先輩のデビュー曲を順番で歌って。『おー、俺らここに⼊れるのか』って、深夜3時ぐらいまで話してましたね」と、会⾒後はメンバーで過ごした話が⾶び出す。「楽しかったね」と中村さんもニコニコ。「ちょっとお恥ずかしい話なんですけど、やっぱり急に“デビュー決定”ってなって、⼀回気を引き締めないとねって話をして。最初は先輩⽅のデビュー曲をバーッと聴くのが楽しかったですけど、徐々にこれからの話に⽩熱しすぎて、普通にラスト2時間くらい喧嘩して(笑)。シビアな話なんですけど、『もっとスキルを上げないと』って話しから、『スキルって何?』みたいな話になり。『全員で同じことを頑張ればいいのかとか、個性を伸ばせばいいのか』とか」と、グループを良くするために話し合ったそう。結果的には「いい時間だった」と、しみじみする中村さん。岩﨑さんは「ケンカの直後に歌った『WAになっておどろう』で、“なんていい曲だ”ってなった」とピースフルな空気になったことを明かし、夏コントではメンバーがケンカを始めると岩﨑さんがミュージカル⾵の歌で仲裁に⼊ることから「あれ(コント)が妙にリアルに感じちゃうよね。あれはもう架空の話なんで」と岩﨑さんが笑っていた。イベントの後にファミレスに⾏って、カラオケで歌って、喧嘩して「WAになっておどろう」で和解したということで「めちゃくちゃ⼀⽇とは思えないほど濃かった。⼀⽣覚えてると思います」と猪狩さんが濃密な宝物のような⼀⽇を振り返っていた。

    これからの⽬標については、岩﨑さんが「改めて僕は増上寺での会⾒でも⾔わせていただいたんですけれども、『この事務所で史上最⾼傑作と呼ばれる存在になりたい』というふうに思ってます。皆さんと⼀緒にその道を歩めたらなという思いで、みんなで頑張りたい」と意気込む。ここで猪狩さんが「サプライズ発表なんですけど。皆さんに嬉しいお知らせがありまして。僕たち、何か⽉か前にテレビ東京さんで『キテレツキテル!?』をやらせてもらったんですけど、それがなんとですね、レギュラー化決定しました!!」と初のレギュラー番組決定をお知らせ。「皆さん、スタッフの皆さんのおかげで10⽉から放送です。頑張ろう!!」とメンバーたち。特番では『キテレツキテル!?』で付いていた“?”が、レギュラーでは取れるそうだ。

    1/1

    レポーターさんから「実際、KEY TO LIT キテますか?」と質問が及ぶと、「キテマス!」と⾃信満々に叫ぶ佐々⽊さん。メンバーが「KEY TO LIT」と叫ぶとファンが「キテル!」と叫び、会⾒の最後に岩﨑さんが「デビューが決まってすごく嬉しい気持ちです。⾃分たちが責任をもって芸能界を⾛っていきたいです。さっきも⾔った史上最⾼傑作になるためには僕たちの中でまだ⽩熱することはあると思いますけれども、ファンの皆さんと⼀緒に⾛っていけたらいいなと思います。そして、KEY TO LITで3年以内にドームに⽴つ。これを⽬標にまず頑張りたいと思います。皆さん⼀緒に⾏きたいので、これからも末永くよろしくお願いします」と野望を語る。佐々⽊さんは、「⽬標ですか? 毎⽇、⾼級焼き⾁を⾷べられるようになりたいですね。毎⽇、カニを⾷べられるように(笑)」と⾷いしん坊全開な野⼼を語って、会場を笑わせていた。猪狩さんはレギュラー番組決定が2⽇前にサラッと知らされたと⾔いつつ、「各局で(レギュラー)冠番組を掲げたいね」と⼤きな夢をサラリと語り、会⾒が終了。

    MCの後は、テレ東卓球スペシャルサポーターに就任した彼らが歌うテーマソング「KEY 2 LIGHT」をスモークが⽴ち込める中、横⼀列になって披露。ドラマティックでPOPなEDMソングを、光を刺すかのように眩しく照り付ける照明の中で歌う姿は、まっすぐ。⾃分たちを信じて、KEY TO LITの時代を轟かせようとする決意表明のように晴れやかな表情で歌う5⼈。猪狩さんと佐々⽊さんが握⼿を交わしたり、井上さんと佐々⽊さんが⼿をとりあったり、デビューの栄光を掴んだ瞬間を思い出させるようなやりとりも。最後は、勝利のガッツポーズのように⾼く⼿をあげる姿が清々しい。

    ユニット曲ではクラシカルな岩﨑さん&猪狩さん&佐々⽊さんに、キュートな中村さん&井上さんが!?

    猪狩さんが「KEY TO LITはミュージカルやショーに⼒を⼊れていきたいグループではあるので、“KEY TO LIT劇場”なるものを建てたいという想いもあります。そんな中で、先輩が歴代カバーしてきた『Mack the Knife』を」と曲紹介してから、この曲を岩﨑さん、猪狩さん、佐々⽊さんの3⼈で披露。英語の歌詞のフレーズを歌いあげると会場がミュージカルの劇場の雰囲気に⼀変。クラシカルな楽曲を陽気に歌い、ラスト3⼈がガッツポーズ。

    続いてのユニットは、テゴマスの楽曲「猫中毒」を井上さんと中村さんがカバー。頭に猫⽿カチューシャ、⾸には鈴をつけ、着ぐるみを着た⼆⼈が⾁球ポーズでキュートな笑顔を覗かせると会場は「可愛い」の⼤合唱に。猫語で「にゃーにゃにゃ(横須賀)」(井上さん)と、「にゃにゃにゃ(町⽥)」(中村さん)と、どこから来たか⾃⼰紹介した後は、花道からバクステを駆け抜けながら、「猫中毒」を歌い踊り、障害物競争へ。最初の競技は三輪⾞レースで井上さんの圧勝。続いての⽟⼊れも井上さんがスピーディに⽟を⼊れるが、中村さんはやや苦戦。すると先に網をくぐった井上さんがゴールを通り過ぎて、網をくぐろうとする中村さんを煽りに。余裕の表情をしていた井上さんが最後のダッシュでなんと中村さんに抜かされてしまい…勝利は中村さんの⼿に。最後、再び⾁球を⾒せる猫ポーズ。ジュニアならではの可愛い姿に会場はほっこり。

    中村さんと井上さんの無敵な可愛さはKEY TO LITの武器でもあるが、やっぱりカッコイイが似合うのがKEY TO LIT。猪狩さんと佐々⽊さんが振付を担当したオリジナルの新曲「HIT THE DRUM」は、前へ前へと突き進むバイタリティたっぷりな5⼈にふさわしい攻めナンバー。花⽕や炎の特効が勢いたっぷり、ド派⼿に繰り広げられる演出で今のKEY TO LITを表現。これから、時代の先端を⾏くエンターテインメントを⽣み出そうとする5⼈の本気の覚悟が伝わってくるパフォーマンスに会場が圧倒された。

    ラストの挨拶で届ける、史上最⾼傑作に向けての熱い所信表明

    岩﨑⼤昇

    「皆さん、本⽇は『NEO CLASSICS』にお越しいただき、本当にありがとうございました。みんな楽しかった? こうやって皆の嬉しい感想を聞けるのが、KEY TO LITとして何よりの幸せです。本当にありがとう」と、最後の挨拶のトップバッターを飾ったのは、岩﨑さん。「そして、近くに通った時にうちわを⾒ました。『誕⽣⽇おめでとう』って⾔ってくれて、本当にどうもありがとう。さっきMCの公開記者会⾒でもお話ししたんですけど、ユニバーサルミュージックさんよりCDデビューさせていただきます。それは僕らだけの⼒ではなく、すべての皆さんの努⼒、そして、何よりも引っ張ってくれる、応援してくれているファンの皆さんのおかげです。本当にどうもありがとう」と改めてお礼の⾔葉を伝えると会場から拍⼿が。

    「今まで本当に偉⼤な先輩⽅が今⽇のこの⽇まで繋いでくれて、それぞれのファン、この事務所のファン、⽇本の国⺠にいろんな感動と影響、喜びをたくさん与えてきてくださいました。そして、我々KEY TO LITだって喜び、影響、感動をもらってきました。そんなKEY TO LITがCDデビューさせていただけるのも、本当に今まで伝説といわれた初代から最近のグループがあってこそ。俺たちはファンの皆に、この世界の皆にとってどんな存在になっていたいのかを考える時に、KEY TO LITは、この事務所の史上最強傑作と呼ばれる存在になりたいと、⼼から思いました。まだまだ僕らKEY TO LITには課題やまだまだ成⻑しなきゃいけないところはあると思います。今ここで皆さんと⼀つ約束します。3年以内にKEY TO LITでドーム公演をしましょう。これはKEY TO LITとファンの皆なら絶対に達成できると思っています その⽇、その時、また皆さんとその光景を⼀緒に味わえることを楽しみにしています。これからも末永くよろしくお願いします」と、3年以内にドームの夢を叶えることを改めて宣⾔。

    井上瑞稀

    ペンライトの光が⾚⾊に染まると井上さんの番だ。「皆さん、本⽇は本当にありがとうございました。皆、来てくれてありがとう。改めて私の⼝から⾔わせてください。CDデビューが決定しました。本当にありがとうございます。いやー、本当に嬉しいです。発表した次の⽇、ニュースで取り上げてくださるじゃないですか。⼤昇は歌がめっちゃ上⼿い、史上最⾼の歌。ガリさんはラップが上⼿い、⼤光はダンスとドラムがすごい。俺は、⼭⽥(涼介)くんが好きって紹介されていて。俺だけ⼭⽥くんが好きでここまで来てる、みたいな(笑)。でもね、ある意味すごく⼤きなことで、僕が8歳の時、⾳楽番組で出会って、そこで憧れてなければ、今僕はここにいないわけですよ。いろんな出会いがあったから、今ここに⽴てているんだなと本当に思います。そして、それは皆さんに対しても思っています。これだけ数多くの素敵な⽅がいる中で僕と出会い、僕のそばに居続ける選択をしてくれたみんな。皆の⼈⽣の⼀部を預かってそばにいてもらえている気持ちです。僕は、これから⼈⽣をかけて皆さんをお返ししていこうと思います」と⽣涯、ファンと寄り添うことを誓った。

    佐々⽊⼤光

    「まず、本当に皆さんのおかげでデビューがCDデビューが決定しました。 ありがとうございます」という⾔葉から挨拶を始めたのは佐々⽊さん。「僕が最近、幸せだなと感じることを3つ。まずは、メンバーとケータリングのごはんを⾷べている時。そして、メンバーと『Act-Show』の前の幕裏で抱き合っている時。そして、3つめ、楽屋でみんなで物の貸し借りで⾔い合いをしている時。いや〜、どれも最⾼ですよ」と、今幸せな瞬間を笑顔で語った。そして、「1年半前にですね、KEY TO LITができて、その時にメンバー4⼈に『⼤光はありのままでいいんだよ』と⾔ってもらいました。その⾔葉ですごく気持ちが楽になったというか。KEY TO LITに⼊ってよかったなって思いましたし、それと同時にありのままの⾃分を受け⽌めてくれて、愛してくれたことが、感謝したいことです。⽇々、この4⼈からいろんなことを学んで、いろんなことを教えてもらっています。 今、⾃信を持ってパフォーマンスをしているんですが、もっともっと満⾜できるぐらい⾃分を磨いて、KEY TO LITがもっと上に上がれるように、グループに貢献できるように頑張りますので、⼀⽣どうかKEY TO LITをよろしくお願いします。皆さん、本当に愛しています」と飾らないまっすぐな愛の⾔葉が胸を打つ。

    中村嶺亜

    中村さんは、「皆さん、今⽇は⼀緒に最⾼のライブを作ってくれて本当にありがとうございました。繰り返しになっちゃいますけども、僕の⼝から⾔わせてください。みんなのおかげでCDデビューが決定しました。本当にありがとうございます。2009年に⼊所してアイドルになって、ここまで17年間、本当にいろいろありました。本当にいろんなことがあって、本当に腹抱えて笑っちゃう楽しいこともいっぱいあるし、そうじゃないこともたくさんあったし。でもね、どんな瞬間も、どんな時もアイドルでいること、こうやって⼤好きなステージに⽴っていること、こうやって⼤好きなみんなとあなたと⼀緒にいられること、それら全て総じて、すごく幸せでした。そして、時期によっては個⼈でなかなかマイク持てなかったとかね。ちょっと中村嶺亜、ヤバいんじゃない? 厳しいんじゃない? みたいな時もあったけど。そんな時、誰よりも俺のことを信じて応援し続けてくれたあなたがいること、俺は誰よりも分かっています。なので、これまでもこれからも、何をする時も、俺の中にある⾃信の⼀番の根拠は、あなたの存在です」と、ファンの⽀えなしではここまで来られなかったと語る。

    「いや、本当に⻑かったけど、マジで幸せだったし。俺は皆からいっぱいもらっているアイドルだから、どんなに時間がかかっても、返していきたいなと思っています。皆のために、あなたのために。それこそが俺のためになると思うので。これからの俺は俺のためにKEY TO LIT 中村嶺亜としてアイドルであり続けます。これからもずっと⼿を取り合いながら、同じ歩幅で⼀⽣共に強くなって。ずっとずっと、いつもいつまでも⼀緒にいられたら嬉しいなと思います。これからもずっとずっとよろしくお願いします」と⼀⽣、⼿を取り合っていきたいとファンへの変わらぬ愛を誓った。

    猪狩蒼弥

    最後は、猪狩さん。「東京の皆さん、ありがとうございました。ユニバーサルミュージックからデビューします。ありがとうございます。デビューの発表の時、我々もパニックで。何があるか分からない状態の中、マイクを向けていただいて、『今の気持ちは?』『⽬標は?』と、いろんなことを聞いていただきました。準備してないので、まとまってない⾔葉もあったんですけど、これから⼀⽣変わらずに俺たちが掲げたいのは、“⽬指すは史上最⾼傑作”って⾔った⼤昇の⾔葉。本当にすごい。“史上最⾼傑作”って、出てこないじゃないですか。すごい男がね、 25年前に1⼈⽣まれたんだなって思います(笑)」と岩﨑さんを称賛。

    そして、ここからはリスペクトしている嵐さんの話に。「今年は、偉⼤な先輩の嵐さんが活動休⽌を経て、惜しまれつつ活動終了しました。僕はその最後のライブを観に⾏かせていただいたんですけど、⾃分が歩いている道の先に⾏く⽅々とは思えないくらい⼤きい姿で、⼀体何がどうなったら、こうなれるのか全くもって想像できませんでした。だけど、嵐、SMAP、少年隊…僕らがすごく好きなグループ、まあ全部の⼈が好きですけど。僕たちの中に強く残っているグループの皆さんがいます。僕は嵐だけが最後を⾒届けられたというか。⾒させていただいて。いろんな芸能⼈やボーイズグループが嵐さんの最後の瞬間を⾒つめてきて。もちろん僕もその⼀⼈で、やっぱりすごいグループだなと思いました。僕はあの背中を⾒て、嵐さんからもらったメッセージは、君たちが次の嵐を⽬指すんだではなく、僕はあの背中を⾒て、俺たちを超えていけと。同じ⾎が流れているお前らは俺たちを超えていけ、そういうメッセージをもらっていました。それがまさに少年隊さん、SMAPさん、初代、NEWS、Kis-My-Ft2さん。ここまで⾎とプライドを繋いできてくれた先輩たちにできる最⼤の恩返し。それが俺たちKEY TO LITが史上最⾼傑作になることだなと思っています。これは本当に簡単な話じゃないです。 3年で東京ドームっていうのは無理です、普通。基本、やっぱり何年も先になりますよね。だいぶ前に取らなきゃいけない。そこは具体的にはわからないけど、東京ドーム3年後にできるようになるには、もしかしたら来年には“できる”って思わないといけない。今まで以上にペースを変えて頑張らなきゃいけない。いつだって俺ならやれると。KEY TO LITならやれると。俺らならやれると。俺たちしかありません。必ずここにいる全員、俺たちだけの栄光を掴み取りましょう」

    そんな熱い挨拶の後は、ゼロからのスタートを切った2025年の2⽉16⽇の始まりの瞬間を思い起こされる「WAKE UP THE FOOL」へ。俺たちは何者にでもなれる──。そんな強い想いを持って道を切り開いてきたKEY TO LITの始まりの歌で幕を閉じた。デビューを掴み取り、ここから、さらなる栄光を掴み取ろうとするKEY TO LIT。奇天烈な魅⼒でジュニアの先陣を切った5⼈が⽬指すのは、CDデビュー3年でのドーム公演達成と⾃分たちが新しいクラシックのスタイルになること。彼らなら新しい可能性を切り開き、観る者を熱狂させるエンターテインメントを⽣み出せるはずだ。結成から2年⽬に突⼊し、ジュニアとしてがむしゃらに駆け抜けてきた彼らがいよいよ次のフェーズへ──。今冬デビューに向けて、さらなる⾶躍を⽬指す5⼈の姿をその⽬でしっかり⽬撃してほしい。

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    写真・くさかべまき 取材、⽂・福⽥恵⼦

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