後藤真希「“今”を大事にしながら、年を重ねるたびに美しく変化していきたい」 日々のケアを明かす

後藤真希流、バストケアの極意。

バストは体の一部と考えて、トータルケアをしているという後藤さん。オリジナルの方法で、日々の努力を積み重ねています。

1、バストだけでなく体全体を意識。
「体は一枚の皮膚で繋がっているので、バストを含めた体全体のケアを心がけています。オールインワンジェルで保湿をしながら血流を促したり、リンパの流れをよくしたり。パーツごとにアイテムを使い分けることで面倒くさくなってやらなくなるより、簡単な方法で毎日続けることが大事ですから」

2、自分の体を受け入れてあげる。
「人間なので、左右差があるのは当たり前。右と左でバストの大きさやくびれライン、脚のシルエットが違っても、それが自分の体。自分の体を毎日見つめて受け入れ、手をかけて愛してあげることが一番大事だと思います。手をかけていれば、そのぶん体はちゃんと応えてくれるはず」

3、ランジェリーは窮屈じゃないものを。
「歌の発声にも関わるのと血流＆摩擦対策で、体を締め付ける下着は着けないようにしています。ブラはワイヤーレスのスポブラ、ショーツはボクサータイプがお気に入り。でも、たまにこういうランジェリーを着けると気分が上がります。ジャケット合わせでカッコよくヘルシーに着られました」

胸元や背中、デコルテと、美しいボディパーツを披露してくれた後藤真希さん。10代前半からアイドルの第一線を走り続け、現在は歌手として活躍中。年齢を重ねながら、そのボディにはますます磨きがかかっているよう。

「30代になりボディキープの方法は変わってきて、サロン通いなどをしている時期もあったけど、今はセルフケアが中心。そもそもライブがある時期には毎日体を動かすので、運動はそこでまかなえていると思っています。だからジムなどには通わず、空いている時間に軽い筋トレをしたり、気づいた時にスクワットをするぐらい。私は太ももやウエストまわりにお肉がつきやすく、生理前になると体がむくみやすい体質で。立って鏡を見た時に太ももの隙間ができるかできないかがひとつの目安で、隙間がない時は、ケトルベルを使って下半身の筋トレを。また、むくみが目立っていたり、リンパの詰まりを感じた時は、その部分にボディクリームを塗って丁寧にハンドマッサージをしています。それだけでもすっきりするんですよね。若い頃は、“セルライトって何？”っていう感じだったんですけど、だんだん“これか”ってわかるようにも…（笑）。ショート丈の服を着ると、脚の筋肉のつき方によっては目立ってしまうこともあるのですが、これも日々の努力が必要かなって。冷えをなくすために血流を促すことも大事なので、湯船にはなるべく長く浸かるようにもしています。入浴剤でお気に入りなのは『ツムラのくすり湯』。見た目は渋いんですけど、生薬の香りがよくて大好き。たっぷり使うとすぐになくなるので、見かけたら買っています」

ファンの間では“美容オタク”としても知られている後藤さん。気になるケア方法やアイテム、いいと聞いた食べ物などはすぐに調べて試すタイプだという。

「ボディラインも大事ですが、年齢を重ねて思うのは、ハリのある理想の肌質をいかに維持できるかということ。顔も体も保湿が重要で、いま一番頼りにしているのがドラッグストアで見つけた『へパトリート』のスキンケアライン。保湿力抜群のヘパリン類似物質を成分としているんですが、化粧水は顔に、オールインワンジェルはお風呂上がりに全身に塗りながら、自己流ですがバストを軽くマッサージしつつ保湿をしています。とろみのあるジェルタイプだと手からこぼれにくく、体の隅々まで塗れるから便利だし、大容量なのもいいところ。バストクリームを使っていたこともあったけど、工程が増えるとどうしても面倒くさくなってしまうんですよね。でも1本にまとめたら、毎日ラクに続けられるようになりました」

外側からのケアはがんばりすぎずに時短を意識しつつ、メインはインナーケア。

「時間がない時はサプリで補ったりもしますが、肌質を保つための美容成分や栄養は食事以外でもなるべく食品から摂りたいんです。コーン茶やヒゲ茶でデトックスを促したり、コンブチャなどで酵素を摂ったり。定番のドリンクは、冷凍ブルーベリー100粒ぐらいと適量の冷凍ミックスベリー、水と飲むヨーグルトを入れたスムージー。合計で600mlぐらいの量になるように調整して、気分で蜂蜜を入れたりも。これを毎晩、寝る前に作って飲んで、寝ている間にビタミンCなどの美容成分を効率よく摂取しています」

発売前に重版が決定したことでも話題になったデビュー25周年記念写真集『flos』では、“自分自身をほどくリラックス時間”がテーマ。日々積み重ねられた努力による圧巻のボディを、美しく大胆に披露している。

「今回は本当に大胆！ 私自身も刷り上がったものを見て『わっ！』って驚いたぐらいだから、みなさんも心の準備がいるかも（笑）。月明かりが美しい夜のプールでのショットにご期待ください。準備としては、撮影前の2か月間は脚をきゅっと引き締めることを目標に毎日スクワットをしました。常に求めているボディは、体重や細さではなく、メリハリのある引き締まった体。そして清潔感を一番大事にしています。年齢に見合った方法で、アイテムやケアを変えながら、清潔感のある大人の女性を目指したいです。理想の女性は、昔から篠原涼子さん。すっぴんとお団子ヘアで、デニムとTシャツというシンプルなコーディネートでもカッコいい。私も“今”を大事にしながら、年を重ねるたびに美しく変化していきたいです」