矢野未希子さんの腸活ルール
ルール1:深呼吸で体のリズムを整える。
横隔膜を意識しながら深呼吸すると、胃腸に刺激が加わり、内臓がマッサージされ、便通改善の効果が期待できる。「ストレスを感じると、胃腸の働きが鈍くなるので、時間がある時に深呼吸をするように心がけています。内臓に働きかけるようなイメージで、お腹を膨らませたり凹ませたり、深い呼吸を繰り返しています。深い呼吸は自律神経を整える働きもあるので、心身もリラックスできます」
ルール2:庭で育てたレモンで水分補給。
「自宅の庭にレモンの木があるんです。それを収穫して、朝起きた時や疲れを感じた時に搾ってレモン水にして飲んでいます。またレモンの葉っぱもちぎって、お湯に入れてハーブティーのようにして飲むことも。レモンは脳にまで届くような爽やかな香りがするので、すごく癒され、リフレッシュできます」。レモンには、腸のぜん動運動を促す効果があり、腸の動きを活発にする働きが。
ルール3:寝る前はキャンドルでリラックス。
夜のリラックスタイムに、部屋をできるだけ暗くして、キャンドルの明かりのゆらぎを楽しんでいる矢野さん。「友人がキャンドルの光に包まれた空間で夕飯を振る舞ってくれたことがあり、それがすごく落ち着いたのでそれ以来、自宅でもキャンドルを使う機会が増えました」。キャンドルの炎のゆらぎや香りは、副交感神経を刺激し、心身が安定するため質の高い睡眠に繋がる。
ルール4:お気に入りのオイルで全身をマッサージ。
沖縄で購入したボディオイルを使って、全身を優しく触れながらマッサージ。「シークワーサーや月桃、長命草の香りが心地よいオイルにハマっています。マッサージは、簡単にできる手当てなので、内臓が疲れている時やイライラした時に行うと、一瞬で緊張や不安が吹き飛びます」。お気に入りの香りを嗅ぐと、腸内で作られる幸せホルモン「セロトニン」が分泌され、腸内バランスも整う。
矢野未希子さんの日々の腸活を拝見!
栄養価の高いフレッシュ野菜を摂取。
食物繊維を多く含む野菜を積極的に取り入れることで、腸内環境が整う。「義父が野菜を作っているので、それをいつも送ってもらっています。味噌汁の具にしたり、せいろ蒸しや野菜炒めなどシンプルな調理法を用いて、野菜の栄養を余すところなくいただいています」
自家製の味噌で、1日1食は必ず味噌汁を。
味噌は発酵食品で、酵母や乳酸菌も豊富なので腸活にピッタリ。「自分で味噌をつくるようになって約4年。手間はかかるけれど、自家製は本当に美味しいし、栄養価も高い。朝は、野菜たっぷりの味噌汁を必ず飲みます。就寝中に冷えてしまった胃腸を優しく温めてくれます」
優雅なお風呂タイムで睡眠の質をアップ!
お風呂に入ると睡眠の質が上がるため、腸内細菌を活性化することができる。「どんなに忙しくても、バスタイムは削りたくない大切なリラックス時間。漢方入り入浴剤が今のお気に入り。体が芯から温まり、疲れも取れるので、一日の疲れを癒したい時に使っています」
腸内の良い菌を増やすサプリメントを愛用中。
日本の発酵技術から生まれた代謝生成物で腸内を整える、水溶性食物繊維のイヌリンなどを配合したサプリ「BelAge」で腸活生活。「私が通っているエステサロンのセラピストさんに教えてもらい、1か月前から飲んでいます。ほんのりと甘みのあるシトラス系で飲みやすい!」
やの・みきこ 1986年12月4日生まれ、大阪府出身。様々なファッション雑誌に専属モデルとして起用され、多数の表紙や広告に出演するなど活躍。写真家の東京祐さんと制作した1000冊限定の自費出版写真集『as is』を発売。
ワンピースはスタイリスト私物 肩に掛けたニット¥132,000(BODHI/アルファ PR TEL:03・5413・3546)
※『anan』2023年7月12日号より。写真・生田昌士(hannah) スタイリスト・伊東牧子 ヘア&メイク・菊池美香子(TRON) 取材、文・鈴木恵美
(by anan編集部)