体はしっかり鍛えてカッコよく見せつつも、やはり女性らしさもなくしたくない。メリハリのきいたボディで“令和の峰不二子”とも呼ばれるトレーナーの渋谷ゆりさんが考える、体づくりや理想のバストとは?

「鍛えるべきは、胸筋ではなく背筋! セクシーな香りや下着も味方に」

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バストのためのトレーニングとして、渋谷さんが狙うのは、背中。

「私は、胸筋を1とすると、背筋が3の割合で背筋を重視! 12kgのダンベルを持って、肘を引くワンハンドドローイングなどをよくやっています。というのも、胸筋ばかり鍛えると、胸や肩が内側に縮こまって、胸が小さく見えてしまうんです。背筋を鍛えれば、胸が垂れ下がるのも防げますし、鎖骨がきれいに開いた姿勢をキープできます。すると、自然と胸もアップして、きれいに見せることができるんです」

女性らしいボディを目指し、あえて“鍛えない”部位もある。

「バストを含めた女性らしいボディメイクは、トータルで考えることが大事。二の腕の下側にある上腕三頭筋は、引き締めると華奢な感じが出ますが、上側の上腕二頭筋がモリッとしてしまうと色っぽさがなくなるので、私はやりません。大腿四頭筋も筋肉によって太く見えないように、ヒップを鍛えるついで程度にとどめてます」

トレーニング同様、大切にしているのが、食事とマッサージ。

「食生活は、野菜と果物が中心。タンパク質不足は、プロテインで補っています。バストもそうですが、皮膚も髪もタンパク質からできているので、タンパク質摂取はとても大切。ムスクなど、気分が高揚する色気のある香りのボディクリームやオイルで、背中やお腹に流れた胸を全部戻す意識でマッサージ。気分ってとても重要で、下着も少し値が張っても、セクシーで上質なものを着けていると、自分を大切にしている実感が湧くんです。Tシャツは、300円のものも着ちゃうのにね(笑)」

渋谷ゆり 1989年10月18日生まれ、東京都出身。大学時代にタレントの道に進む。2015年、芸能界を引退し、上海へ留学。中国語を身につけ、英語も話せるトリリンガルに。フィットネストレーナーの資格を有する。インスタフォロワーは116万人※。※2020年8月27日現在。

※『anan』2020年9月16日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・小松胡桃(ROI) 取材、文・小泉咲子

(by anan編集部)

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