
腹斜筋は、肋骨からつながっている筋肉で、腹直筋の両サイド(わき腹)にある。内臓を守る働きをしており、くびれの形成にも大きく関わる。体を横に倒したり、ねじったりする動きで鍛えることができる。
ツイストの動きで美しいくびれをメイク。
くびれ作りの本丸、「腹斜筋」にアプローチ。
「わき腹にある腹斜筋を鍛えるには、いわゆる“ツイスト”の動きが有効ですが、ただ体をねじるだけでは効果的とはいえません。大切なのは、インナーマッスルを軸にして、体を上方向に引き上げながら腹斜筋を使って骨盤を回して雑巾を絞るようにツイストすること。はじめは少し難しく感じるかもしれませんが、呼吸筋と腹直筋を鍛えるエクササイズで体を引き上げる感覚がトレーニングできていれば、スムーズにできるはずです」(プロトレーナー・中村勝美さん)
また、このトレーニングでは体幹を回旋させることで、背骨の柔軟性を高める効果も期待できる。
「背骨を主に支える筋肉は脊柱起立筋ですが、上半身の運動には背筋だけでなく腹筋も使います。サビつきがちな背骨の可動域を広げ、腹筋や骨盤と連動して動かすことで、全身の巡りが良くなり痩せやすい体質に変化するのです」
くびれ発生!? 腹斜筋トレーニング(1日5回)
【1】つま先をつけ、かかと側を1~2cmあけて、母趾球、内腿、骨盤底筋群を締めながら立つ。
【2】左のかかとを上げ右手を左頬の横へ持ってくる。右脚と上体で軸を意識する。

【3】ゆっくり息を吸いながらお腹を膨らませる。右足に重心をかけてから伸びるような感覚。
【4】息を吐きながらお腹を凹ませ、肘は右方向に押し、骨盤を左に回す。
【5】お腹を凹ませたまま吐ききったら、息を吸いながら元の姿勢に戻る。
【6】【2】~【5】を5回繰り返す。反対方向も同様に行う。
ブラトップ¥5,000 タイツ¥13,000(共にナイキ/ナイキ カスタマーサービス)
※『anan』2017年7月12日号より。写真・中島慶子 スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・イワタユイナ モデル・大見謝葉月 イラスト・野村憲司 作山依里(共にトキア企画) 取材、文・瀬尾麻美
(by anan編集部)
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