恥骨をグッと…女性に聞いた「痛みが快感に変わる」ベッドテク 女は心で濡れる #69

文・紫深(sisin) —
エッチの挿入で痛みを感じたことはありませんか? もっと気持ちよく愛し合うために、痛みが快感に変わるひと工夫を女性のみなさんにお聞きしました。体位別にお伝えします!

【女は心で濡れる】vol. 69

「ああ、痛みが快感に変わる……」

sisin (1)

「女は心で濡れる」を合言葉に、官能エッセイスト紫深(sisin)がお送りするSEXコラムです。第69回目は、挿入体位によって痛みや違和感を感じる女性のための工夫をご紹介します。

新しい「体位」を冒険しない理由

ワンパターンなセックスをしがちな理由として考えられるのが、同じ「体位」の繰り返しです。確かに冒険した矢先、痛みがあったり違和感があったりすると、「この角度はもうしたくない……」と臆病になりますよね。そこで、痛みや違和感をなくす工夫を調べてみました。

正常位編

腰が沈んでしまうと痛みが出る……?

「正常位だと痛みを感じることがあったけれど、ある時彼がグーッと私の両足を上に持ち上げながら挿入したことがあって。足をただ横に開くだけより、腰の方まで両足を持ち上げたほうが痛みもなくスムーズだった」(30歳・専門職)
「ベッド(敷布団)が柔らかいと、正常位をしたときに腰が低くなって、挿入してもすぐに抜けてしまう。なので、腰の下に枕とか布団を折りたたんで挟むと、彼の“モノ”と自分の腰の位置が同じくらいになって抜けにくくなる」(34歳・IT、マーケティング関連)

これは筆者も経験があるのですが、正常位に痛みがあるときは腰が沈んでいる可能性大です。恥骨をグッと上にあげるイメージで、挿入すると緩和されると思います。

騎乗位・座位編

ベッドの弾みを利用して……!?

「騎乗位って、どうやって腰を動かすのかわからなかったけれど、彼に脚を曲げてもらって斜面を作ってもらったら揺らしやすくなったよ。彼の脚がピーンッとまっすぐに伸びている状態だと、女性ばかりが体力を使うことになると思う」(28歳・派遣社員)
「座位とか騎乗位みたいに抱きつく感じの体位は、断然ラブホとかにある大きなベッドがやりやすいと思う(笑)。理由は、コイルとかバネが弾みやすいから。敷布団とかだと動いたときに弾みが少ないから、難しいと感じても仕方がないことかも……?」(30歳・講師、教育関連)

「騎乗位=女性が動く」とも限らないのが、難しいところですね。男性側の協力や、ベッドの弾みを利用するなども視野にいれてみましょう。

バック・背面バック編

お尻を突き出すことで解決……。

「四つ這いで後ろから挿れるバックが好きな彼だったけれど、何回かピストンするとすぐにポロッと彼の“モノ”が抜けちゃうことが続いて……。アナルまで丸見えになるのがイヤだったので、腰を丸くして四つん這いをしていたのを、背中を低くしてセクシーな女豹ポーズにしたら深く挿入できたし痛くなくなった」(31歳・デザイン、アパレル関連)
「横になりながら背面で後ろから入れる体位は、体力をあまり使わなくて良いし腰痛持ちでもやりやすい。でも、女性が片足を上げることをお忘れなく……」(28歳・受付)

後ろからの挿入は、深い挿入感がありますが、うまく結合できないと痛みに変わることも。自分の後ろ側がどうなっているのか見えないので不安になりがちですが、思い切って突き出すことがオススメです。

苦手意識がある「体位」の解決策は見つかりましたか? 初めから最後まで同じ「体位」ではなく、ぜひ2つ、3つと挿入角度を変えて楽しみを増やしてみてくださいね。

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