“自分の特徴を分析して、続けられる方法を探す”
身長153cmという小柄な体型ながらも、バランスのとれたすらりとした美脚が目を引くモデルのあわつまいさん。さぞストイックなトレーニングに励んでいるのかと思いきや…。
「全然です。もともと筋肉がつきやすい体質なので、舞台のお稽古でダンスや殺陣をしただけでも、すぐに太ももの外側の筋肉が張ってゴツく見えてしまうのが悩み。だからむしろ、必要以上に運動をしないようにしているんです」
トレーニングで脚を鍛えるのではなく、自宅でのストレッチやセルフマッサージで筋肉をほぐすのが、あわつさんの美脚のカギ。
「ストレッチは毎日やっていますが、特に時間や回数は決めていません。テレビを見ながら、本当にゆる~くやっている感じです(笑)。“1日何セット必ずやる”って決めちゃうと、続かなくなってしまうタイプなので…。たくさん歩いた日や筋肉が張ってるなと感じた時は、フォームローラーで、脚をマッサージするのが習慣に。手でやるよりもピンポイントで力を加えられるので、効率よく筋肉がほぐせるんです。小学生の頃からダンスを習っていたこともあり、太ももの前側の筋肉が張り出しているのがコンプレックスだったんですけど、この2つを習慣にしてから少しずつほぐれてきて、脚が細くなったような気がします」
毎日、自分の目と手で体の変化をチェック。
もっちりとした質感を目指すべく、入浴後はボディオイルにクリームを重ねて保湿ケアも万全に。
「お気に入りは『クラランス』のボディ オイル“トニック”。少量でもすごくのびるし、油分がしっかり補充されるので、このあとにどんなクリームを塗っても、もっちりとした質感に仕上がるんです。自分で触ってみて、手にひっつく感じがあれば合格です(笑)」
毎日鏡の前に立ち、目や手で体の変化をチェック。それがモチベーションにも繋がっているという。
「特に見るのは、太ももの隙間の幅。むくんでいる時は、ここの間隔が1cmにも満たないことがあったりするんです。後ろ姿もしっかり確認。私は太ももとお尻の境目がはっきりしている体が理想なので、そこを重点的にチェックします。変化に気づければすぐに調整できるし、逆に調子がいい時は、“これからも頑張って続けよう”ってモチベーションも上がる。前にパーソナルトレーニングをやっていた時は、効果が目に見えなくてすぐにやめてしまったのですが、ストレッチもマッサージもオイルケアも、変化が実感できるから続けられるんです」
[gunosy]
→お手入れしろよ…脱いだら彼がドン引きした彼女の身体のパーツ3つもチェック!![/gunosy]
ファッションで上手にカバーすることも大切。
あわつさんといえば、大のスニーカー好きとしても有名。普通なら脚が太く、短く見えてしまうスニーカーコーディネートを、スタイルよく見せる秘訣とは?
「一番細い足首だけを出すと、誰でも美脚に見えると思います。例えば、フルレングスのスカートにローカットのスニーカーを合わせたり。それから、できるだけソールが厚いものを履いたり、私は背が低いのでハイウエストのボトムスを選ぶのもポイント。自分の体型に合うものを見極めて、カバーすることも大事だと思います」
あわつまい 1993年12月5日生まれ、東京都出身。女性ファッション誌を中心に活動。Instagram、WEARなどのSNSの総フォロワー数は約47万人に及び、影響力も多大。
※『anan』2020年6月24日号より。取材、文・菅野綾子
(by anan編集部)