自分の読書傾向を考えて選ぶべし。
「自分がどこの電子書籍サービスを利用しているかが、選ぶ最初のポイント。例えばAmazonのKindleを使っているなら、Kindle専用の電子書籍リーダーを使うのが、使い勝手という意味ではベストです」
と言うのは、家電ライターの倉本春さん。次に、自分が読みたいものが、書籍か、マンガか、あるいは雑誌かどうかを考える。
「電子書籍リーダーは、消費電力を抑えるため、また軽量化のために、表示に電子ペーパーディスプレイを使っているのですが、これは解像度(編集部注・画面の鮮明度のようなもの)があまり高くない製品が多いのが現状です。文字のみの本なら解像度低めのリーダーでもいいですが、マンガをよく読む人には、解像度高めの機種をおすすめします。電子ペーパーはモノクロ表示のみなので、雑誌が読みたい人はタブレットにリーダーアプリを入れて読むのがいいと思います。いずれにしても、持って疲れない重さかどうかも、重要なポイントです」
ちなみに電子ブックリーダーは消費電力が低いので、1回の充電で8週間も使用できる機種も! スマホのストレージを電子書籍が占めてしまうのが悩みの人は、思い切って導入してみては?
Amazon派の入門編機種といえばコレ。
【Amazon】Kindle
Amazon電子書籍サービス・Kindleの書籍の専用リーダー。ディスプレイは6インチ。一般的な書籍なら数千冊分の保存が可能。「Kindleの中で最もリーズナブルなのがこのタイプ。ディスプレイは明るく、屋外でもしっかり読めます。小型で軽く持ち運びもらくらく」。4GB¥8,980~*税込み https://www.amazon.co.jp
楽天Koboユーザーのエントリーモデル。
【楽天】Kobo Clara HD
6インチディスプレイのモデルとしては、初めて8GBのメモリを内蔵。厚さ8.3mm、たった166gの小さなリーダーで、小説なら約6000冊分、コミックスなら約150冊分を持ち運べます。今まで上位機種にしか入っていなかった、“高速ページめくり”などの高機能も搭載。¥15,180*税込み(Koboカスタマーケア TEL:0120・228・442)
万が一水に落としても、防水なので安心。
【Amazon】Kindle Oasis
7インチの大きめディスプレイのリーダー。「濡れた手でも持ちやすいデザイン。人間工学に基づいた操作ボタンが付いているので、片手でも操作が可能、しかも使いやすさも抜群です」。容量は8GB、32GBの2種類。通信はWi-Fiのみと、Wi-Fi+無料4G通信(3G)付きモデルも。¥29,980~*税込み https://amazon.co.jp
細部まで美しく表現。写真がメインの雑誌も。
【Apple iPad mini】
7.9インチの高解像度ディスプレイの美しさは圧巻。環境に合わせてホワイトバランスを調整してくれる、目に優しい機能付き。タブレットは、読書機能以外も使えるのがいいところ。容量は64GBと256GBの2種類。通信方法はWi-Fiのみと、Wi-Fi+セルラー通信のモデルが。¥45,800~*税込み(アップル TEL:0120・993・993)
大きめディスプレイでマンガを見開きで楽しめる。
【楽天】Kobo Forma
32GBで、コミックスなら約700冊分、テキストベースの本ならなんと約2万8000冊分も収納できる、驚異の容量を持つ8インチリーダー。他のKoboに比べるとディスプレイが一回り大きいので、紙のコミックスで読むのと変わらない感覚で読めます。マンガラブな人にぜひ! ¥34,980*税込み(Koboカスタマーケア)
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待望のホワイトが登場。持ち歩きたいかわいさ。
【楽天】Kobo Libra H2O
旅行するときは、荷物は少なく、厳選したものだけを持っていきたいもの。こちらは電子書籍リーダーにしては珍しいホワイト! 旅先のお供にピッタリの愛らしさです。書籍なら約6000冊分、コミックスなら約150冊分を収納できる。防水機能付きなので、雨に濡れても大丈夫。8GB¥25,080*税込み(Koboカスタマーケア)
トップス¥28,000(ロベルト コリーナ)パンツ¥19,000(デミルクス ビームス)共にビームス ハウス 丸の内 TEL:03・5220・8686
※『anan』2020年3月18日号より。写真・小笠原真紀(モデル) スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) モデル・花梨(etrenne)
(by anan編集部)