演技で自分の殻を破れた感覚があった。
木村慧人
新曲「FANTASTIC 9」の、“僕らは強くなりたい たとえば君の夢さえ叶えられるくらい”という歌詞が好きです。グループの夢、そして翔太くんの叶えられなかった夢も僕たちが叶えたいし、この曲でファンの方が夢を叶える背中を押すことができれば。ライブでみんなで歌って盛り上がりたいです。
前回のツアーでは、SOUND DRAMAに挑戦しました。だんだんと自信がつき、キュンとするセリフを照れずに言えるようになるなどメンタルが鍛えられた。自分の殻を破れた感覚があり、演技がもっと好きになりました。いつか、学園モノみたいなキラキラした青春映画に出てみたいです。
体作りで普段からやるのはストレッチ。開脚が得意です。最近はツアーに向けて有酸素運動も取り入れています。走る時は、傾斜をつけず、速いスピードで1分くらい走っては休憩する、ということを繰り返す。自分たちの曲を聴きながら走ることもあります。「Can't Give You Up」や「Tumbling Dice」は気分が上がります!
きむら・けいと 1999年8月16日生まれ、東京都出身。パフォーマー。漫画を読むのが大好きで、最近は『鬼滅の刃』に夢中。
目立ちたがり屋なんです(笑)。
瀬口黎弥
僕はパフォーマーですが、昔からラップや歌、曲を作ることが好きでした。去年のホールツアーでは、自主制作の曲や今回のアルバムにも入っている「WHAT A WONDER」で初めてラップを披露させていただいて。今はまだ0の経験を1にしたくらいですが、それを100、1000にして、10年、20年先までラップを続けていきたいです。子供の頃から役者活動もしていたので、演じることも大好き。ツアーのドラマパートではセリフがそんなに多くなかったので、一言一言を大事にしようと思った結果、すごくクセの強い演技になってしまって。それを一人で楽しんでいました。目立ちたがり屋なんですよね(笑)。今後は『HiGH&LOW』のようなアクションものに挑戦したいです。トレーニングの一環でボクシングも習っているので、それも役に立てばいいなと。ライブ前は週7回ジムに行き、胸、肩、背中を中心に鍛えています。あとは水を1日4l飲むのも習慣。なんとなく体がキレイになる感じがするし、肌もつるつるです(笑)。
せぐち・れいや 1996年3月11日生まれ、福岡県出身。パフォーマー。役者としても活躍。昨年は映画『4月の君、スピカ。』で天川風斗を演じた。
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MVにも僕たちの成長が表れている。
堀夏喜
デビューして2年目。ファーストアルバムには、これまで出した4枚のシングル曲が収録されていて、MVも合わせると、僕たちの成長の過程が本当にわかりやすく見えて、面白いんじゃないかなって思います。振付は、基本的に世界さんが考えてくれているんですけど、4枚目のシングル「Time Camera」は、Aメロを僕が振り付けさせてもらいました。MVでも、みんなでわいわい楽しく踊って撮った思い出があります。あと注目してもらいたいのは、新曲「FANTASTIC 9」。未来を見ているような曲で、これからきっと10年、20年と歌い継いでいけるような曲に成長していく気がします。この曲は、パフォーマーもラストのサビを歌っているんです。そんなこと、この曲が最初で最後なんじゃないかっていうくらい。それほど想いの詰まった一曲です。
今はツアーに向けて、トレーニングの追い込み中。ウェイトやランニングを毎日欠かさずやっています。サウナとかより、走って汗だくになりたいタイプです(笑)。
ほり・なつき 1997年8月6日生まれ、愛知県出身。パフォーマー。ライブの衣装を担当するなどおしゃれセンスに定評あり。
ファンタスティックス・フロム・エグザイル・トライブ 2018年にデビューしたダンス&ボーカルグループ。同年にパフォーマー・中尾翔太が逝去。現在は、彼の遺志も継ぎながら8人で活動している。1stアルバム『FANTASTIC 9』が発売中。
※『anan』2020年2月26日号より。写真・森山将人(TRIVAL) スタイリスト・jumbo(speedwheels) ヘア&メイク・大木利保 中山伸二(CONTINUE) 取材、文・菅野綾子 保手濱奈美 重信 綾 衣装協力・ラッドミュージシャン
(by anan編集部)