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あなたのチームは大丈夫? “心理的安全性”をチェックしよう!

2020.1.25
効果的なチームの条件を調査していたアメリカのGoogleリサーチチームが、チームのパフォーマンスに最も影響する要因として、‘16年に発表したのが“心理的安全性”。この言葉が、日本のチーム作りでも重視されてきている。Googleの日本支社で人材育成や組織開発を行っていたピョートル・フェリクス・グジバチさんと、チームワークのコンサルティングを行っているなかむらアサミさんにお話を聞きました。

1つでも当てはまったら危険信号! 心理的安全性度チェック

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メンバー一人ひとりのちょっとした発言や行動によって、チームにおける心理的安全性はグラグラ! あなた自身が安全性を下げてしまっていないか、確かめてみて。

リーダーの顔色を窺って発言している

「仕事は成果を出すことが最重要。『怒られるかも』『空気を壊すんじゃないか』と遠慮する必要はありません。顔色を見て、相手に合わせる会話では、真実を語れません」(ピョートルさん)

ミーティングは穏便に済ませたい

「『どうせ理解されない』と自ら壁を作り、決まった人しか会議で発言しないチームがとても多い印象。でも、勇気を出したらすんなり意見が通る場合も意外と多いんです。まずは、行動!」(なかむらさん)

忙しいと、話す人の目を見ず別の作業をしながら聞く

「目を合わせて会話すると、人は自然と『自分はこの人に受け入れられている』と安心感を抱けます。逆に、PC作業などをしながら答えると、拒絶の印象を与えかねないので注意を」(ピョートルさん)

「知らない」「できない」は負けたように感じる

「苦手分野を言うのは、弱みを見せるようで抵抗があるかもしれません。しかし、個々の得意/不得意を把握していれば役割が明確になり、フォローし合えてチーム効率は上がります」(なかむらさん)

つい感情的になってしまうことがある

「意見の相違を前提にしたコミュニケーションは心理的安全性を高めます。しかし、感情的な物言いは逆効果です。職場では現状と理想のギャップを論理的に分析し、建設的な会話を」(なかむらさん)

他部署や他チームの人たちと交流がない

「会話はコミュニケーションの基本。所属や立場にとらわれず、多様な人たちと交流することで世界は広がり、心理的にも安定します。さらに思考が刺激され、アイデアも生まれます」(ピョートルさん)

メンバーの仕事内容や進捗を知らない

「自分の仕事さえ終えればいいという考えでは、心理的安全性は担保されません。各チームメンバーの状況を理解し、互いに助け合えば、理想とするゴールにいち早くたどり着けます」(なかむらさん)

失敗すると恥ずかしいと思う

「失敗が多いチームの成果が高いのは、その原因と防止策をチームで徹底的に分析し、二度と繰り返さないから。失敗は学びのチャンス! メンバー全員で共有しましょう」(ピョートルさん)

ミスをしてしまったらできるだけ隠したい

「嘘や隠し事はチームメンバーからの信頼を大きく損ねます。企業の存続にかかわる大問題でもあり、今の時代、隠し通すことはほぼ不可能です。ミスに気づいたらいち早く報告を」(なかむらさん)

職場で仕事以外の話はしたくない

「仕事を通じてどんな自分になりたいのか。人生で大切にしてることや幸せを感じることをチームのメンバーに知ってもらうことで壁が取り除かれます。自己開示は信頼の始まり!」(ピョートルさん)

ピョートル・フェリクス・グジバチさん プロノイア・グループ代表取締役。Google Japan時代、アジアパシフィック地域の人材開発に携わる。著書に『世界最高のチーム』(朝日新聞出版)。

なかむらアサミさん ‘06年サイボウズ入社。サイボウズチームワーク総研シニアコンサルタントとして、チームワークを中高生から社会人まで幅広い層に教える活動を行う。

※『anan』2020年1月29日号より。イラスト・加納徳博 取材、文・小泉咲子

(by anan編集部)

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