幸せ広がる~! 至極の「バタースイーツ」4選

2019.11.30
バターが濃厚に香るノスタルジックな味わいが嬉しい“バタースイーツ”は、幅広い世代に喜ばれる贈りもの。ここでは、そんなバタースイーツのなかから、フードエディター・ライターの瀬戸理恵子さんとスイーツコーディネーターの下井美奈子さんがセレクトした4品をご紹介します!
butter

a:Patisserie FOBS(パティスリー フォブス)『ゴーフレット』

8枚入り¥3,400。しんなり食感とコク深い味の虜になる、フランス郷土菓子。
しなやかな生地が印象的な、蔵前のパティスリーの看板スイーツ「ゴーフレット」。オーナーパティシエの安井義則さんがフランス修業時代に味わった、北部の都市・リールの伝統菓子。「薄いブリオッシュ生地を専用機械で焼き、たっぷりの発酵バターとバニラ、砂糖をはさんだお菓子です。3種の砂糖が生むしゃりっとした食感、滑らかな口溶けは至福」(瀬戸さん)。通販はできたてを急速冷凍し、クール便で配送。東京都台東区寿3‐8‐4 TEL:03・6231・7720 10:00~19:00(日・祝日~18:00) 水曜休(他不定休あり) http://patisserie-fobs.jp/

b:ASAKO IWAYANAGI PLUS(アサコ イワヤナギ プリュス)『ドライフルーツ バターサンド』

4個箱入り¥1,800。まろやかなバターでサンドしたフルーツの甘酸っぱさにキュン。
フルーツを使ったスイーツで評判の『パティスリィ アサコイワヤナギ』。本店隣に昨年の秋誕生した新店舗で手に入るドライフルーツ入りバターサンドも、果物の存在感十分。「サクッとしたクッキー生地に、上品な香りのバタークリーム。間には山梨県の『宿沢フルーツ農園』をはじめ全国の農園の果物を使用した自家製のドライフルーツがサンドされています」(下井さん)。フルーツはスモモ、柿&アプリコットなど。季節の味も登場する。バラ売り(1個¥360~)もあり。東京都世田谷区等々力4‐4‐5 TEL:03・6809・8355 10:00~19:00 月曜休

c:ホテルニューグランド『アラナナ』

¥350。味も姿も懐かしく、愛らしい。知る人ぞ知る老舗ホテルの名作。
箱を開けたとたん、そのレトロかわいい姿に歓声が上がる!? ケーキのようにおしゃれなクッキーサンドは横浜の名門ホテルに伝わる味。「キルシュ風味のバタークリームとパイナップルを、さっくりとした3枚のクッキーで挟んでいます。滋味深いおいしさのバタークリームに、パイナップルの香りが爽やか。どこか懐かしくてほっとする見た目と味わいで、幅広い世代に喜ばれる手みやげになります」(下井さん)。本館1階のコーヒーハウス『ザ・カフェ』で購入できる。神奈川県横浜市中区山下町10 TEL:045・681・1841(代) 10:00~21:30 無休

d:アテスウェイ『キャラメル・ブール・サレ・ヴァニーユ』

5個入り¥750。大人気パティスリーの隠れた名品!? 極上素材の塩バターキャラメル。
エシレの有塩バターとゲランド産の海塩を使った、ソフトな塩バターキャラメル。本場ブルターニュで修業した川村英樹シェフの思いが詰まった一品だ。「まろやかなバターの香り、塩の旨味。そしてバニラの香りが口いっぱいに広がり、舌の上ですっととろけてゆく。その深い余韻にうっとりする一粒です。ちょっとしたお礼など、プチギフトにも」(瀬戸さん)。ほかにフランボワーズ、カフェなどフレーバーも多彩に揃う。東京都武蔵野市吉祥寺東町3‐8‐8 カサ吉祥寺2 TEL:0422・29・0888 11:00~19:00 月曜休(祝日の場合は翌火曜休)

瀬戸理恵子さん フードエディター・ライター。スイーツを中心におすすめの味を雑誌や新聞などで紹介中。著書に共著『東京最高のパティスリー』(ぴあ)など。

下井美奈子さん スイーツコーディネーター。メディアで洋菓子情報を紹介、商品開発、レシピ提供も行う。All Aboutスイーツガイド、鎌倉下井お菓子教室スタッフ。

※『anan』2019年12月4日号より。写真・田村昌裕(FREAKS) スタイリスト・池田沙織 取材、文・大澤千穂 撮影協力・UTUWA

(by anan編集部)

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