お悩み
本当に好きな彼は美容師。収入が不安定&生活リズムも合わない。もっと好条件な人で好意を感じる人がいるけど、将来を考えてどちらを選ぶべきでしょう。
ユーミンの答え
どちらの人を選んでも、結局別れると思います。
「2人の男性をそういう考え方で選ぼうとしている時点で、どちらを選んでも結局別れちゃうと思うなあ。そんな基準で結婚する人を判断してはダメ。確かに生活リズムはとても大切だけど、人にとって仕事もとても重要なこと。お互いが無理をして仕事がおろそかになったり、辞めてしまうとか、我慢するのでは、結婚生活など続かないと思う。本当に好きならもう少しお付き合いを続けて。ずっと一緒にいたくなるような人、二人の未来が見えるような人を選んでください」
お悩み
同棲を始めて3年。彼は仕事を頑張っているけど、結婚のことはまるで考えていないよう。この付き合い、どうやったら次の段階(結婚)に進める?
ユーミンの答え
男性には女性より強い、結婚適齢期があるんです。
「おそらく彼は今、適齢期じゃないんです。男性側にも適齢期があって、そうでない時は、いくら結婚を望んでも、男の気持ちは動かない。むしろ適齢期が来ると『え、その子?』みたいな女性と結婚してしまうもの(笑)。これは答えにならないかもしれないけど、私が思う結婚生活とは“服従こそ支配”。相手にむかついても、常に楽しい気分にさせる。すると男ってそこから離れられなくなります(笑)。優れた部下は手放せないって感じでしょうか? でも実は操っているのはこっちだよと(笑)」
お悩み
残業も多く、古い体質の今の会社に辟易。早く辞めたいけど、同期がどんどん先に辞めてしまい、いまさら簡単には辞められず。自分を大切にして転職するか、今の会社に残るか。踏ん切りがつきません。
ユーミンの答え
次の場の前に、きっちり自分のスキルアップを心がけて。
「人にはおのおの自分が持つエネルギー量があって、それが遊びや仕事、それぞれに配分されています。エネルギー量が少ない時は、何をやってもダメ。仕事も、次に何かをやりたいという強い思いがなければ、行く先々でまた同じ気持ちになると思います。まずは今の仕事をきっちりこなしながら、次のステップをリサーチしては? 29歳、39歳など、年齢的に次のステージに行く前が仕事やプライベートの変換期。自分が試される時だと思い、それまでにスキルをしっかり上げておきましょう」
お悩み
自分を成長させたい。そんな気持ちで、仕事の後や休日は、習い事やワークショップなどにチャレンジしています。新しいことを始めると楽しいけれど、なんだか満たされず、自分に成長も感じられません。私はどうしたらよいのでしょう。
ユーミンの答え
むやみな習い事は、沼に宝石を投げ込むよう。
「やみくもに習っても満たされないのは当然のことで、ちょっともったいないよね。自己点検が不足してる。私も一昨年、80ステージのツアーを前に習い事をしたんですよ。ボイトレとか瞑想やアレクサンダーテクニークという力を抜くメソッドとか。それらは自分の“ここ”を直したい、向上させたいと思ってしたこと。だからボーカルを含め、いろいろな部分に反映されました。さっきも話したけど、人のエネルギー量は決まっているのだから、本当に必要なものを見極め、目的を明快にすべき」
お悩み
起業したい夢があり、まずは資金を貯めようと、昼も夜も休みなくバイトをしています。実家暮らしで、帰宅が遅くなる日はネットカフェで仮眠。夢があるから頑張れるのですが、貯金は思ったほど増えません。この生活で夢は叶うのでしょうか。
ユーミンの答え
夢が何なのか、イメージをしっかり持って、向かうこと。
「夢を諦めなければいいのだけど、そこがブレたら水の泡。いつの間にかお金を貯めるのが目的になっていませんか? 夢にもう一度立ち返り、どういう会社を作りたいのか、どう働きたいのかをしっかりイメージしないと。そのイメージがあれば、きつい仕事に耐えられるぐらい強くなれるかも。またむやみに節約するだけでなく、これだけの生活費で栄養バランス良く食事を摂るにはどうする? などと、工夫や考えることも必要。今している苦労や努力は、すべて人生の勉強なんですから」
まつとうや・ゆみ 45周年記念ベストアルバム『ユーミンからの、恋のうた。』(ユニバーサルミュージック)が好評発売中。9月より、全国アリーナにてタイムマシンツアーを開催する。http://yuming.co.jp/
ビスチエ風トップス¥38,000(furuta/MACHBARtokyo info@machbartokyo.com) ピアス¥93,000 ネックレス¥114,000(共にSOPHIE BUHAI/バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター TEL:0120・137・007) 右指のリング¥21,000(GEM KINGDOM/H.P.FRANCE〈本社〉) シャツはスタイリスト私物
※『anan』2018年4月25日号より。写真・下村一喜 スタイリスト・槇原亜加音 ヘア&メイク・遠山直樹(イリス) 取材、文・今井 恵
(by anan編集部)
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