ペンをお尻に挟んで…代謝アップも期待できる“肛筋”エクササイズ

2017.10.23
骨盤の「ゆがみ」対策には、“肛筋”を鍛えることが有効なよう。“肛筋”とは、タレントで整体師の久嬢由起子さんの造語で、肛門周りの筋肉を指す言葉。久嬢さんによると、これを鍛えることで骨盤が安定するのはもちろん、腹筋や脚の筋肉も正しい位置になるため代謝がアップし、痩せやすい体になるんだとか! 気になる肛筋エクササイズ、以下で早速ご紹介します。

肛筋を鍛えるには、キュッと力を入れて肛門を締めるだけ。ところが、これが意外と難しい!

「お尻に力を入れてって言うと、みなさん大臀筋、つまりヒップの頬の筋肉に力を入れてしまうんです。でもお尻の肉には力を入れず、肛門まわりだけに力を入れるのが正解。そこをわかりやすくするために、お尻にペンを挟むのです」

ペンは、先端から1/3くらいの地点を肛門にあてる。

「一度両脚を開いてペンをあて、脚を閉じて左右のくるぶしをつけます。そのまま力を抜いた状態だとペンが落ちてきますが、肛筋にキュッと力を入れると落ちません。息を止めずに8秒キープするのを、3回繰り返して。これで、肛筋を意識できるようになります」

骨盤2

1.脚を開いてペンを斜めにあてがい、先端から1/3くらいの位置を肛門にあてる。
2.脚を閉じて手を離し、肛筋に力を入れて8秒キープ。息を止めないこと。これを3セット繰り返す。

よりハードに鍛えたい人は、ペンを挟んだままエクササイズ。肛筋に力を入れてその場で足踏みしたり、フラフープを回すように腰を動かしたり。足踏みは腹直筋を鍛えてぽっこりお腹解消に。腰回しは骨盤のゆがみ解消にも効果あり。

応用編1

ペンを挟んだ状態で腕を曲げて軽く振り、太ももを上げてその場で足踏み8回。これを3セット。

骨盤3

応用編2

ペンを挟んだ状態で、フラフープを回すように腰(骨盤)だけをゆっくり回す。上半身はなるべく動かさないこと。左右4回ずつ。これを3セット。

骨盤4
久嬢由起子さん タレント、整体師、肛筋トレーナー。著書『やせたいなら肛筋を鍛えなさい』、DVD『やせたいなら! 健康でいたいなら! 肛筋を鍛えなさい』が話題に。

※『anan』2017年10月25日号より。写真・中島慶子 スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・イワタユイナ 取材、文・風間裕美子

(by anan編集部)

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