アノときはしちゃだめ!? ストレッチの疑問に中野ジェームズ修一が回答

2017.6.1
「カラダに柔軟性が戻れば、驚くほどカラダは楽になる!」。そう断言する 中野ジェームズ修一さんが提唱するストレッチ。でも世の中には、間違った知識でカラダを 痛めてしまう人が多いのも心配。そこで、今改めて押さえておくべき、ストレッチの効果を上げる知識をQ&A式で紹介します。
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いつ行うと効果的なんですか?

筋肉が温まった後。運動後や入浴後がおすすめ。筋線維を覆っている筋膜は、温まることで抵抗が下がり、柔軟性が一時的にアップ。その原理を利用してストレッチすればより効果的。

ストレッチをするときの、ベストな力加減は?

イタ気持ちいい程度。痛いのは逆効果です。「痛い」「息がつまる」ストレッチは筋肉がきちんと伸びず、かえって傷つけたり柔軟性を低下させます。イタ気持ちいい程度がベスト。

ストレッチをしてはいけないときはありますか?

カラダが冷えているとき、怪我をしている部位はNG。カラダが冷えていると筋肉は硬直するので、温めてから行って。また怪我をしているときにストレッチを行う場合は必ず医師に相談を。

どれくらい続けてやれば、効果を実感できますか?

3か月続ければ、徐々にカラダの変化を感じられます。週4日以上を3か月続けると変化に気づくはず。自分のカラダに敏感になり、疲労やコリを溜めない使い方が身についてくるでしょう。

中野ジェームズ修一 フィジカルトレーナー。トップアスリートから運動初心者まで数多くのクライアントを持ち、25年以上にわたりメンタルとフィジカル両面の指導を行う。『世界一伸びるストレッチ』(サンマーク出版)など著書多数。

※『anan』2017年6月7日号より。写真・小川朋央 取材、文・板倉ミキコ イラスト・ずっく/阿久津 毅

(by anan編集部)

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