「毎日ずっと、モテたいと思ってます。みんなそうじゃないんですか? だからオシャレをするし、女性が手を褒めてくれるから、写真を撮る時には手が写り込むようなポージングをする。日々のすべての行動はモテるためなんです」
と話すのは、メンズノンノ専属モデルでありながら、話題のドラマに立て続けに出演し、俳優としても大活躍の成田凌さん。でも、モテている自覚はないと言う。
「自分がモテているかどうかというのは、主観ではわからなくないですか? たしかに、一般の方よりツイッターのフォロワー数は多いですよ(笑)。だけど、女性から告白されたことさえなくて。恋愛はいつも自分からです。どんどん連絡をして、ガシガシ攻めて、告白する。連絡もマメですよ。でも、基本的にはコミュニケーション能力が低いので、そこがモテない理由だと思います。友だちといても自分からしゃべらないですし、好きな人といても会話は少ない。大きい声で話されるのも、びっくりしちゃうので苦手です(笑)」
類は友を呼ぶということわざのように、成田さんの周りには素敵な男性がたくさんいるそう。
「坂口健太郎君や菅田将暉君は、同性の友だちに優しくて、下品なことを絶対に言わない。そこに人から愛される理由があるんだと思います。僕は、優しいとは言われるけど、品はないかな…(笑)。あと、坂口君を見ていると、いい意味でスキがあるなと。相手が緊張しないリラックスした雰囲気を漂わせていて、一緒にいて居心地がいい。僕も、そんな飾らない人になりたいです。変にカッコつけていると、周りにいる人から“この人と話したい”と思ってもらえないんじゃないかなって」
そんな成田さんにとっての、今後の理想のモテ期は40歳。
「その年齢の男性って、一見、怖そうですよね。でも、いざ話すと思いのほか気さくだったり、こちらに話を合わせたりと降りてきてくれる。そのギャップに心をほだされると思うんです。女性っておじさんのことを“カワイイ”って言うじゃないですか。でも、そういうおじさんは、絶対に自分のカワイイところを知っていて、わざとそうしてるに決まってる。年齢を重ねて自分をわかっているからこそ、できるワザですよね。そういう、大人ならではのズルさとエロさを身につけて、僕も“カワイイ”とちやほやされたいです」
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