姿勢が悪いと“太りやすい体”になっているかも… 10回繰り返すだけで【痩せ体質】に導く「簡単習慣」

ウェルネス
2022.07.11

文 / 上村由夏

夏になりボディラインが出やすい服装をする機会が増えましたよね。そんななかで「いつの間にか、太っていた…」と感じた人もいるかもしれません。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が「痩せ体質に導く簡単ストレッチ」をご紹介します。体への負担が少ない、運動初心者さんにも簡単なストレッチですのでぜひチェックしてみてくださいね。

まずは自分の姿勢をチェック!

「なんだか最近太ったような気がする」「体が重くなった」と感じた人は、姿勢をチェックしてみましょう。

鏡で自分の姿勢を確認したときに、猫背やお腹を突き出すような姿勢になっていたら注意が必要です! 

そのような姿勢に慣れると楽かもしれませんが、本来姿勢を維持するときに使われるべき筋肉が使われず、筋肉が減ることで体が疲れやすくなったり、贅肉がつきやすくなる可能性が高まります。

痩せ体質に導く姿勢の作り方

骨格が本来あるべき位置に安定していると、バランス良く全身の筋肉が使えて、痩せやすい体に近づけるでしょう。そのためには日ごろから、正しい姿勢を意識することが大切です。

まずは、背骨を意識してみましょう。頭からみぞおち辺りまでの背骨を上に向かってふわっと伸ばすだけ。そうすることでお腹周りが伸びて安定します。

普段から反り腰の人は、一度大げさに腰を丸めてから伸ばしてみましょう。腰は無理に反らそうとしなくても、背骨を伸ばすときに自然と立ち上がってくる感覚があるはずです。

長時間歩き続けたり座った状態が続くと、姿勢が崩れやすいため、気づいたタイミングで姿勢を整えてみましょう。

腕を伸ばすだけ! 痩せ体質へ導く「簡単ストレッチ」2つ

1つ目の簡単ストレッチ

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1.両膝を立てる
両膝を立てるのが難しい場合は、立ったままや、座ったままでも構いません。

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2.両腕を上げ、頭の前で両肘をつかむ

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3.肋骨付近を伸ばすように、左肘を斜め上方向へ引きあげる
このとき、肋骨付近から二の腕にかけて、伸びているのを感じられればOKです。

4.体勢を2の状態に戻し、次は右肘を斜め上方向へ引き上げる
5.2~4を左右交互に10回繰り返す

2つ目の簡単ストレッチ

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1.右手を腰骨に当て、左腕を耳の手前あたりで伸ばす
このとき、肋骨付近から伸ばすように意識しましょう。

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2.息を吸う
3.息を吐くタイミングで、右方向へ体を傾ける
このときも、肋骨付近から二の腕にかけて、伸びているのを感じられればOKです。

4.この状態で3回呼吸する
5.1~4の動作を左右両方の腕で、2セットずつ行う

習慣化させることで「痩せ体質」を目指す

お腹が伸びたり、腹部から背筋にかけて安定感を感じられたらしっかりと効いているはず。何も感じられない場合は、腰を反った姿勢で行っていないかをチェックしてみましょう。反り腰が定着してしまっている場合は、ストレッチの前に紹介した「痩せ体質に導く姿勢」を作ってから始めてみてください。

朝起きたときや、お昼休憩、寝る前など、ほっと一息つけるタイミングで、今回紹介したストレッチや姿勢を取り入れてみてください。習慣化させることで、痩せ体質を目指していきましょう。

©RUNSTUDIO/gettyimages

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