Femcare File

Femcare File vol.129「女性の不調に寄り添うハーブティー」

ウェルネス
2024.12.04

ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは、「女性の不調に寄り添うハーブティー」です。自然の恵みが凝縮されたお茶で、おいしくセルフケアしませんか。産婦人科医とハーバル施設が手がけたハーブティーを紹介します。

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【The Tea】TEAid(ティーエイド)

女性の“お悩み”に対応する効能を厳選。
メディカルハーブティーのブランド『The Tea』から新たなライン「TEAid」が登場。産婦人科に寄せられた女性たちのお悩みをもとに、4種類をラインナップ。ローズやカモミールで揺らぎやすい心身を癒す「DL‐001」(右)、妊娠期も安心して飲めるルイボスブレンドの「DL‐002」(左)、生薬の当帰や和ハーブで心身の巡りを整える「DL‐003」、ハイビスカスやヨモギで産後・授乳期の活力を補う「DL‐004」を展開。ECサイトなどで販売中。

ハーブの成分をじっくり抽出するために、お湯を注いで約10分間、蒸らすのがポイント。お湯200mlに、ティースプーン山盛り1杯が目安。ゆっくり広がる香りも癒しに。

「DL‐001」20g¥1,850、「DL‐002」50g¥1,750、「DL‐003」25g¥2,270、「DL‐004」50g¥2,380 https://www.thehealthcaremall.jp/

月経、妊娠、出産などのライフステージを、ハーブの薬効がサポート。

女性の美と健康に寄り添うハーブティー「TEAid」が、今年7月に新発売。監修した富山県の産婦人科医で吉本レディースクリニック院長の吉本裕子さんと、開発を担当した前田薬品工業の富田和美さんにお話を聞いた。

吉本:揺らぎやすい女性たちを支える方法を形にしたいと、長年思っていました。もともと私のクリニックで授乳中の女性のためのハーブティーを提供して評判だったこともあり、同じ富山県の前田薬品工業が運営するハーバル施設「ヘルジアンウッド」と一緒にお茶を作ることに。製薬会社でありながら、「薬だけに頼らない健康づくり」を掲げてハーブ事業に力を注ぐ、社長の思いに共感したところも大きかったですね。

富田:ヘルジアンウッドは、“美と健康”をテーマに、ハーブ園やアロマ工房などを併設する複合施設です。弊社の代表がハーブ療法で体調不良を改善させたことをきっかけにスタートしました。「TEAid」は、私たちが土から耕して、無農薬で育てたハーブをはじめ、生育に適した土地から仕入れた新鮮な素材を手作業でブレンドしています。月経不調、妊娠中や産後、更年期のケアまでできる4種類を揃えていますが、一番こだわったのは、おいしさ。試飲を繰り返し、配合を考え抜いた自信作です。例えば、ルイボスとハイビスカスを組み合わせた「DL‐002」は、フルーティでつわりの時も飲みやすいと好評です。ブレンドすることで、薬効の面でも相乗効果が期待できます。

吉本:ハーブティーの作用は漢方薬と同様に、ひとつの症状に局所的に効くというより、体全体を整えながら症状をやわらげて、自然治癒力を高めていくイメージです。造血作用のあるヨモギをブレンドした「DL‐004」は、全身の血流を促して母乳の出を良くしたり、疲れがたまった人の活力を補給したり。ひとつのお茶で、女性の幅広い悩みをレスキューしてくれるところも魅力だと思います。

富田:人も植物も同じ生命体と考えると、ハーブティーは人工的なものより体になじみやすいのかもしれません。ポットにお湯を入れた時に葉が躍り出す様子や香り、水色(すいしょく)の美しさなども、ぜひ楽しんでいただきたいですね。

吉本:忙しい女性たちにとって、お茶をゆっくり淹れて五感で味わうひとときは、つかの間のリラックスになるはず。手軽なセルフケアとして「TEAid」を暮らしに取り入れてみてください。

取材、文・熊坂麻美

anan 2424号(2024年11月27日発売)より
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