【生理痛に効くワーク】股関節ほぐし
股関節がほぐれると、仙腸関節のズレが解消。それにより骨盤の開閉がスムーズになって生理痛が緩和。タオルを使ったワークで、体をほぐそう!
1、タオルを引っ掛け、左足の裏を天井に向ける(3~4呼吸キープ)
床に仰向けになり、左足の裏にタオルを引っ掛けたら、タオルを両手で持ち、床と垂直になるまで脚を上体側に引き寄せる。キツければ、できる範囲で膝を曲げてもOK。
2、左手でタオルを掴み、左脚を外側へゆっくり開く
脚を開いたら、左のお尻の筋肉に力を入れ、右膝を上下に小刻みにゆすること。右のお尻が浮かないように、右手で骨盤を押さえよう。左脚がキツければ、膝を曲げても大丈夫。
3、右手を上げて、脇を真っすぐ伸ばす
手の平を内側に向け、耳の横にピタッとくっつけるように右腕を真っすぐ伸ばす。気持ちいい脇の伸びを感じながら行おう。
4、右膝を曲げ、右手で右足首を掴む(3~4呼吸キープ)
右足首を掴んだら、足の裏を床につける。足首を掴むのがキツい人は、右膝を立てるだけでもOK。その場合、右手は骨盤の上に置いておく。左脚は伸ばしたままキープ。
5、右脚をグッと後ろへ引く
右脚を後ろに引き、右膝を床に押しつける。右ももの伸びを感じながら行おう。足首を掴めなくても、右膝を内側に倒せば、同等の効果が得られる。1に戻って反対も同様に。
矢上真理恵さん 自力整体師。「矢上予防医学研究所」ディレクター。父親の矢上裕さんが考案した自力整体を学び、伝える立場に。著書に『すぐできる自力整体』(ダイヤモンド社)など。
※『anan』2024年10月16日号より。写真・中島慶子 ヘア&メイク・福寿瑠美(PEACE MONKEY) 取材、文・保手濱奈美
(by anan編集部)