
何気ない一言にこそ、トゲが潜んでいるかも。
女性の一大ライフイベントである、結婚と出産。幸せになった友人や知人に、あなたならどんな言葉をかけますか? 実は、結婚と出産にまつわるコミュニケーションの中にも、気をつけたい言葉のマナーは存在します。何気ない一言にこそ、トゲが潜んでいるかも。
「私も結婚と出産を経験した時に、何気ない周りの言葉に傷ついたり、モヤモヤした気持ちを抱えたことは多かったです。幸せとされる相手には何を言ってもいいわけではないんです」(エッセイスト・犬山紙子さん)
「本人に悪意がなくても、それが相手を複雑な気持ちにさせているケースも。すべての人に当てはまるわけではないけれど、相手の状況によっては『これを言われて嫌な人もいる』ということを認識しておくことが大事」(漫画家・瀧波ユカリさん)
もちろん二人とも、独身女性に対する配慮のない発言だってあるのは重々承知のこと。今回は、既婚女性に対するモヤモヤ発言をピックアップします。
「男は浮気するから気をつけなよ」
新婚の幸せ気分に水を差すテーマNo.1、それが“浮気”や“不倫”。「『男は浮気をする生き物だよ』や、『真面目そうに見えても真面目とは限らないから』など、そういう前提で話をされることに違和感を持ってしまう人は多いはず。たとえ親切心であっても、結婚して幸せな状態でいる相手に対して、わざわざ不安を煽るような話はするべきではないでしょう。私だったら言われた瞬間、心の中で相手と距離を置いてしまうかも」(瀧波さん)
「『浮気されても、女はドンと構えてればいいからね!』も典型的なクソバイス。そういう人には『今までさぞご苦労されてきたんですね…』と返すようにしたいです(笑)」(犬山さん)
【結論】
- これってつまり、「私は浮気されてきた」と言っているのと同じ。(犬山さん)
- たとえ親切心からでも不安ベースの話は極力、避けるべき。(瀧波さん)
「相手のお仕事は? どこに住むの? どんなおうち?」
いくら幸せムードだからといって、あまり踏み込んだ内容で質問攻めにするのはマナー違反。
「今の時代、職種や会社名さえわかれば、ネットで年収を調べるなんて簡単なこと。そこまで親しくない相手に、『旦那さんのお仕事は?』『どこに住むの?』『家の写真見せて』なんて根掘り葉掘り聞かれると、『裏でうちの夫の値踏みをしてるな…』と感じる人も多いでしょう」(犬山さん)
「芸能人の結婚会見のイメージがあるのか、芸能レポーターさながらの質問をしてくる人はいますね(笑)。気になるのはわかりますが、そこはグッと堪えて、相手が聞いてほしそうな様子なら質問するくらいが◎」(瀧波さん)
【結論】
- オブラートに包んだ夫査定、実はバレてます。(犬山さん)
- 芸能レポーター根性は捨てるべし! 質問は節度を持って。(瀧波さん)
「次は子どもだね」
結婚とセットになって登場するのが、“子ども”というトピック。
「一昔前は、“結婚すれば子どもを持つ”という考え方も当たり前でしたが、最近では子どもに対する価値観もさまざま。相手が『すぐにでも産みたい』と言っている場合でなければ、自分から出すべき話題ではないかもしれません」(瀧波さん)
「子どもを産むかどうか悩んでいる人もいれば、相手が不妊治療を受けている可能性もあります。悪気がないからと言って、『○○ちゃんと○○くんの子どもなら絶対にかわいいはず!』と、軽いノリで言ってしまうのも…。子どもの話題はそれくらいデリケートな場合もあるんですね」(犬山さん)
【結論】
- 「結婚=子ども」がスタンダードとは限らない!(犬山さん)
- 子どもの話題は、あくまでも相手発信でOK。
たきなみ・ゆかり 漫画家。自身の母親の死を描いた漫画エッセイ「ありがとうって言えたなら」をCREA WEBにて公開中。
※『anan』2017年4月26日号より。写真・水野昭子 イラスト・瀧波ユカリ 犬山紙子 取材、文・瀬尾麻美
(by anan編集部)
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