西の龍宮城といえば、一歩足を踏み入れた途端、現実を忘れられる「ホテル浦島」。紀伊勝浦駅より徒歩約5分の場所にある桟橋で亀の形をした船「浦島丸」に乗っていく。
非日常を味わえる和歌山のパラダイス

紀州藩主の徳川頼倫が「帰るのを忘れさせるほど」と褒めたことから名付けられた「忘帰洞」。

ホテルまで送迎してくれる「浦島丸」。かわいいルックスにファンが多く、ホテルの土産物店ではグッズが販売されている。
今年12月に創業70周年を迎えるホテルは、世界遺産「熊野古道」で知られる熊野の麓にあり、本館、日昇館、なぎさ館、山上館と4つの館に分かれている。人気の理由の一つが、洞窟の中にある神秘的な天然温泉。「忘帰洞」は太平洋を間近に眺められ、ドドーンという迫力ある黒潮の波音も相まって、自然の雄大さを感じられる唯一無二の空間に。朝焼け、青い空、夕焼け、星空と、入浴する時間によって景色が変化するのも楽しく、一度入ると再来したくなること必至! 敷地内には10の源泉が存在し、豊富な湯量が湧き出ているという。他に、同じく洞窟温泉の「玄武洞」や大きな岩壁からお湯が流れ落ちる「滝の湯」など、全部で6つの温泉があり、スタンプラリーも用意されている。

高低差77mを誇るエスカレーター「スペースウォーカー」の所要時間は、なんと5分45秒。窓から熊野灘を眺めることができて楽しい。
温泉以外の魅力も渋滞中。本館と、海抜80mの山頂にある山上館を結ぶ「スペースウォーカー」は、高低差日本一のエスカレーター。上った先にある展望台からは美しい太平洋や熊野の山々を眺められる。

透明感のあるマグロの刺し身! 生で食べられるのは漁港が近い場所だからこそ。
また、「熊野CUISINE」をコンセプトにした地元の食材を使った料理も絶品。近くの勝浦漁港で水揚げされた生マグロをはじめとする海鮮やお肉、無農薬野菜、フルーツなどをバイキング形式で食べられ、地酒などお酒も飲み放題と嬉しいことずくめ。ゲームコーナーやカラオケ、土産店など、温泉ホテルおなじみのお楽しみスポットも大充実な上、亀のマスコットや「浦島丸」などかわいいキャラに癒される…と、まさに浦島太郎の気持ちを味わえるはず。ちなみに、日昇館は今年8月にリニューアルオープン予定。
素晴らしい温泉と多すぎるエンタメ情報量。2泊以上の滞在がおすすめです!
information

ホテル浦島
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦1165-2 TEL. 0735-52-1011 本館、日昇館、なぎさ館は1人1泊2食付き¥13,200~、山上館(写真)は ¥24,200~
アクセス:JR紀伊勝浦駅すぐの観光桟橋から送迎船で約5分。JR紀伊勝浦駅までは、南紀白浜空港からリムジンバスで約2時間。名古屋駅からJR特急列車南紀で約4時間。新大阪駅からJR特急列車くろしおで約3時間40分。 https://urashimaresortsandspa.jp/wakayama-hotelurashima/
anan 2480号(2026年1月21日発売)より


































