ananトレンド大賞2025、ライフスタイル部門から、ここでは“モバイルバッテリー”に注目します。
【モバイルバッテリー】種類が豊富だからこそ、選び方に注意したい
モバイル機器の多様化とともに、外出時の必需品になったモバイルバッテリー。災害時の備えとしても需要が高まる一方、発火事故がニュースになるなど安全性にも注目が。
「コンパクトな携帯用から災害時やアウトドアで活躍する大容量まで、各メーカーからさまざまなものが発売されていますが、選び方が大切。安全性の指標であるPSEマークがついているか確認すること、信頼性が高いメーカーのものを選び、安すぎるものは避けることなど、購入時に気をつけることで、ある程度のトラブルは避けることができます」(家電ライフスタイルプロデューサー・神原サリーさん)
加えて、充電しながらの使用は避ける、高温環境下に放置しない、落とさないなど、使い方にも注意が必要、とも。使う機会が増えているからこそ、製品の安全性や使い方に気をつけて持ち歩きたい。
SUMMARY
・モバイル機器の高機能化でバッテリー消費量が増大。
・バッテリー技術の向上で小型で軽量な商品が充実。
・機能、容量、デザインなどバリエーションが増加。
モバイル機器が高機能化、多様化したことにより、モバイルバッテリーが外出時の必需品に変化。技術が向上したことで大容量ながら小型・軽量なモバイルバッテリーが増え、デザインや色、付属ケーブルの有無など好みや使い勝手に合わせて選べるように。

1、RAPID Mag Power Bank(5,000mAh)¥5,990(EcoFlow TEL. 050-3090-2966)
2、バッテリーステーション IBT‐A60100 ¥22,000前後(アイリスオーヤマ/アイリスコール TEL. 0120-311-564)
3、ダイレクトモバイルバッテリー 5000mAh ¥3,490(MOTTERU)
1、充電中の温度上昇を抑えるから発熱対策にも◎。軽量なのに容量たっぷり。「軽くて薄いマグネット式で、女性にぴったりなスリムデザイン」(神原さん)
2、コンパクトで軽いのに、60,000mAhの大容量がうれしい。持ち運びに便利なデザイン。「防災用だけでなく、電源がない場所やレジャーに活躍」(神原さん)
3、USB-Cコネクター一体型だからケーブル不要で充電できる。折りたたみ式コネクターが便利。「国内メーカーによる設計・開発・検査で安心」(ライター・ゴン川野さん)
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Profile
神原サリー
家電ライフスタイルプロデューサー。“企業の思いを生活者に伝え、生活者の願いを企業に伝える”をポリシーに、さまざまなメディアで情報発信中。家電を感動ベースで語り、家電が暮らしのなかでどう役立つかという視点で紹介する。
ゴン川野
ライター。オーディオやデジタルカメラ、最新ガジェット分野に詳しい。家電製品総合アドバイザーの資格を持ち、最新機器の性能や使い勝手を分析しながら、わかりやすく解説する記事に定評がある。
anan 2467号(2025年10月15日発売)より