高山都さんの「好き」を大切にする生き方とは…高山さん流のコーディネートにも注目！

モデルや女優など幅広い活躍をされている高山都さん。周りまで明るくなるようなその笑顔は、いったいどこから来ているのでしょうか。

常に前を向き、柔軟に変化をしている姿が美しい女性たちをフィーチャーした『チャコット・バランス』のオリジナルコンテンツ、「ENJOY CHANGING」に出演している高山さんのインタビューを紹介します。

幅広い活動の中で、ハーフマラソンのお仕事をされていた高山さん。当時どのような想いで挑戦されていたのでしょうか。

高山　わたしがマラソンを始めたのは28歳の時。小さな頃から運動全般が苦手でしたが、学生時代は頑張って走りきれば褒められる持久走だけは、得意とは言えないまでも唯一好きなスポーツでした。

しかしお仕事で２か月後にハーフマラソンに出場することが決まった時は、まだ１キロも走れないレベル。そこから毎日、とりあえず着替えて家を出るというところから始めました。

でも不思議なもので、少しずつ走れるようになってくるもの。完走した時は本当にうれしくて。今度はその半年後にフルマラソンに出場しました。人って頑張って続けていれば、きっと変われる。運動がまるでダメだったわたしだからこそ、これだけは断言できます。

チュールのショートパンツ付きのレギンスは、お尻周りを上手にカバーしてくれるので安心感も高め。ブラックならトーンの異なるグレーのチュールを重ねているので、ちょっとモードな雰囲気にもなって素敵。これから寒くなると温度調整も大切なので、ベスト付きアウターは重宝しそうです。（高山さん）

運動は苦手だったと語る高山さんですが、苦手を好きにすることは簡単ではないはず。そのようなマインドの育て方について語ってくれました。

高山　仕事で始めたことだけれど、今では走ることはわたしのライフワークのひとつになっています。単純に走ることが好きになったのはもちろん、走ることでいいことがたくさんありました。

まずはマインドが柔軟になったこと。嫌なことがあっても切り替えて、リセットできるようになりました。自分の軸をゼロに戻せることで、いろいろなことに前向きに、毎日が楽しめるように。

他にも、姿勢が良くなったり、呼吸をしっかりとするから代謝も良くなったり。何よりも変われた実績ができたことで、自信にもつながった気が。何事にもまず挑戦してみよう！そう思えるようになったのもマラソンとの出会いが大きいと感じています。

骨盤を立たせて腰周りをサポートしてくれるというデニムは、とにかくストレッチが効いていて、デニム特有の窮屈感がまるでないので、アクティブに動き回りたい日にもぴったり。フードのボリューム感が可愛いパーカーとのワン・ツーコーデスタイルが決まります。（高山さん）

常に挑戦を続ける高山さんですが、ときに向いていないことにぶつかることもあるのだそう。そんなとき、どのような行動をとっているのでしょうか。

高山　こうやって話していると、なんだかすべてがうまくいっているようですが、実はわたしも続いていることよりも、続いていないことの方がずっと多いんです。でも続かないことって多分好きじゃないし、自分自身がときめいていない。それを無理やり続けるのは時間がもったいないし、それよりは自分が向いていることを探すことに時間と労力を使う方が、人生においては有意義かなって。

持論ですが「変化」「挑戦」にも出会うタイミングってある。だからこそ、自分が好きと思うこと、心惹かれることに敏感であることが大事なんじゃないかなと思っています。

わたしのことでいうと、最近ピラティスを始めました。これまでもヨガや他のスポーツを勧められたこともありましたが、いまいちハマれず。ピラティスは動く瞑想とも言われているそうですが、少し前から瞑想自体にも興味を持ち始めていたのでまさにグッドタイミング。何かに集中したいと思っていた今だからこそ、フィットしたような気がしています。

サテンリボン使いとカシュクールデザインがフェミニンなカーディガン。身体を動かす前に、冷やさないように羽織っておくのに重宝しそうです。ショートパンツ付きのレギンスとピンク系で統一しているのもかわいかったです。（高山さん）

芯はしっかりと通しながらも、進化を続ける高山さん。“変わる”ということをとてもポジティブに捉えているようです。

高山　今でこそ、家には常にお花やグリーンを飾っていますが、10年前は花瓶すら持っていないズボラなタイプでした。でもある時、何かを変えたくて生活を整えだしたら、お料理をすることも、草花を飾ることもどんどん楽しくなって。走ることもそうですが、知らなかっただけで、知ったら好きになることってある。そしてせっかく巡り合った「好きなこと」も、変に目標を掲げると、そこから逃げたくなってしまうので……。

走ることも基本的には好きな時に好きなだけ、好きな場所を走るように。走った帰りにそのまま美味しいものを買いに行ったり、お花屋さんに寄ったり。ワガママという言葉はあまりいいイメージではないかもしれませんが、「我が“まま”」でいることって、とても大事だなっと思う今日この頃。きっと自分の好きの中にこそ、変われるチャンスがあるような気がします。

プルオーバーのブルゾンは、うしろのジップアップやポケットのあしらい、袖口の黒ラインなど、デザインがとってもおしゃれ。タートルを重ねるのも今の気分です。レギンスよりもゆとりのあるテーパードのジョッパーパンツは、気軽にはけて、着痩せ力の高さも優秀です。　（高山さん）

高山さんの常に前向きに挑戦し続ける姿勢は、とても素敵。はじけるような笑顔だけでなく、ひたむきでポジティブな言葉にも元気をもらうことができました。

頑張りすぎない自分らしい生き方の中にも、変化の兆しはあるのだと教えてくれた高山さん。「好き」の中にある変化へのチャンス、見逃さないようにしたいですね。

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高山 都
たかやまみやこ●女優、ファッションモデル、ラジオパーソナリティとして、幅広い分野で活躍。趣味は料理とマラソン。「#みやれゴハン」として料理やうつわなどを紹介するインスタグラムが人気。趣味のマラソンでは、横浜マラソン2016を3時間41分で完走の記録を持っている。著書『高山都の美食姿』(双葉社刊)シリーズ1~4も好評発売中。

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