話を聞いたのは、親友の結婚を機に婚活を開始した石本由紀子さん(27)、3年半付き合った彼と別れたことで活動を本格化した野田恵子さん(35)、婚活を経て結婚に至った中村真由さん(33・それぞれ仮名)の3人。婚活のリアルを語りました。
婚活には、ずるがしこさも必要!
野田:石本さんは、今の彼とどこで知り合ったの?
石本:街コンで知り合った男性から、合コンのお誘いがあって。その合コンに来ていた一人が彼でした。
中村:出会いはどこにあるか分からないね。
石本:ほんとにね。街コンで会った男性の方は、正直「ないな…」って感じの人で、いつもなら既読スルーだったんだけど、「まぁ、行くか…」って期待ゼロで参加したの。そしたら、顔も性格もタイプの彼がいた。
野田:第一印象で「この人違う」って思ってしまうのはよくないんだろうね。私も、つい「この人との結婚はあるかないか」で見ちゃうから、「ない」と思うと、明らかにつまらなそうにしてるらしい。
中村:パーティで、社交辞令のLINE交換とか多いしね(笑)。石本さんは、彼と出会ったし婚活は終わったのかな?
石本:それが、再開しようと思ってます…。
中村&野田:えー! なんで?
石本:「恋愛相手」としてはアリだけど、「結婚相手」としてはどうかなって…。なんだか子どもっぽくて、頼りがいがないの。今、友だちとパーティ行こうって予定してるところです。
中村:今の彼がいても!?
石本:うん(笑)。むしろ、もっとずるがしこくなくちゃって思ってる。
野田:ほかの人に会って、やっぱり彼がいいって思うかもしれないしね。
石本:実際、それもあるんです。紹介された人に会ったけど、話も合わなくて、今の彼がいいなって。でも、やっぱりなにか引っかかる…。
中村:でも、結婚は勢いみたいなところもあると思うよ。私も、結婚を意識して、指輪を決めに行ったのがきっかけで、式の日取りや入籍日が一気に決まっていった感じ。アドバイスするとしたら、“勢い”かな。