全国1000万人の開運ファンのみなさんこんにちは。さっそくですがお金に困っていませんか？ 「困ってます」と即答したあなたにおたずねします。もしやあなたは職場の上司や同僚との信頼関係がいまひとつではありますまいか。
開運学では「人間関係のよくない人ほど実入りが悪い」という法則があります。たくさんの人と良好な関係が結べる人、つまり愛の豊かな人はあちこちから金運が流れ込みますが、好き嫌いが多い人、つまり愛の乏しい人はパイプが狭まり、金運の流れが悪くなってしまうのです。ほら、お金って人を介して入ってきますから。
「人は城、人は石垣、人は堀。情けは味方、仇（あだ）は敵なり」と言ったのは金山を開発し、甲斐の国（現在の山梨県）を豊かに治めた戦国時代の名将・武田信玄です。信玄は家臣の知恵と力と運を借りて国を富ませ平定し、のちの天下人・織田信長や徳川家康を恐れさせるほどの存在となりました。「古いじゃん」と侮るなかれ、コロナ禍をきっかけに収入減やリストラで悩む人が増え、貧富の差が広がっている今はまさに乱世。時代が変わっても開運のルールは変わりません、運と実力の差があらわになるこの時代、金運と仕事運を上げて身も心も豊かになるには、まず人とのつながりを大切にすることが肝要なのです。
さらにもうひとつ。この夏、全員に金運アップの大チャンスが訪れます。チャンスデーは8月10日、19日、28日、9月6日の4日間。この日を狙って吉方位に出かければ貧乏はお金持ち、お金持ちは大金持ちへの道筋ができます。身も心も豊かになりたいなら、夏休みは吉方位へ出かけましょう。ご武運を祈る。
本命星の調べ方
下の本命星表であなたの生まれた年を探してください。その列の左端にある星があなたの本命星です。例えば1982年生まれなら九紫火星が本命星になります。ただし、九星気学では「立春から新年が始まる」と考えるので、1／1～節分（2／3頃）生まれの人は前年の本命星になります。例えば1982年2月1日生まれなら、1981年生まれとして一白水星になります。
一白水星：1963年生、1972年生、1981年生、1990年生、1999年生
二黒土星：1962年生、1971年生、1980年生、1989年生、1998年生
三碧木星：1961年生、1970年生、1979年生、1988年生、1997年生
四緑木星：1960年生、1969年生、1978年生、1987年生、1996年生
五黄土星：1968年生、1977年生、1986年生、1995年生、2004年生
六白金星：1967年生、1976年生、1985年生、1994年生、2003年生
七赤金星：1966年生、1975年生、1984年生、1993年生、2002年生
八白土星：1965年生、1974年生、1983年生、1992年生、2001年生
九紫火星：1964年生、1973年生、1982年生、1991年生、2000年生
九星別、金運アップテク
一白水星
【衣】白、黒、グレーなどモノトーン系のポケット付きの服。大きめのポケットがお金を呼び込む。
【食】ビール、スパークリングワイン、ソーダ、炭酸水。はじける泡が体内に眠る金運を目覚めさせる。
【住】キッチン、浴室、洗面所、トイレなどの水場が汚れると金運がくもる。蛇口はいつもピカピカに。
【心がまえ】体がむくむと運気もむくむ。毎日のウォーキングで、体と運気と心の新陳代謝を促すといい。
二黒土星
【衣】ベージュ、黄、茶の着ていてラクな服。ここぞという日は和服で勝負。運のいい人のお下がりも吉。
【食】米、雑穀、豆、芋などの根菜類で馬力がグングン上がり、しんどい作業もラクに越えられる。
【住】庭やベランダで実のなる植物を育てると、努力がしっかり実る。心が疲れたときは室内に花を。
【心がまえ】急がなくていい。「マイペースで地道にコツコツ」を心がければミスが減り、周囲の評価も上がる。
三碧木星
【衣】赤、青、白の活動的なパンツスタイル。ストレッチ素材なら柔軟に動いて金運をかき集められる。
【食】ここがヤマ場というときは酸っぱい梅干しや冷やし中華、酢ドリンク。疲れ知らずで働ける。
【住】古い家具を使い続けると運気がどんより沈む。運気を一新したいなら今風のデザインに新調。
【心がまえ】失敗を恐れると成功しない。フロントランナーとしての自覚を持ち、チャレンジ精神を大切に。
四緑木星
【衣】ライトグリーンやモスグリーンなど、グリーン系の服や下着、スカーフで萎えた金運がよみがえる。
【食】パスタやラーメンなど麺類をすするとモテ運アップ。香菜やバジルで香りを効かせればさらに効く。
【住】ニオう家に幸運なし。まめに換気すれば、マンネリ化した運気が追い出されてリフレッシュできる。
【心がまえ】お金は微笑む人に寄ってくる。口角が下がるとお金が出ていき、口角が上がるとお金が入ってくる。
五黄土星
【衣】黄、茶、黒の、従来の常識を超えた異柄や異素材を組み合わせた服を着ると、想定外の収入が。
【食】納豆、チーズなどの発酵食品で、金運が熟成する。冷蔵庫の余りもので味噌鍋、キムチ鍋もいい。
【住】実入りが悪いときは水場の排水口をチェック。水の流れがよくなるとお金もするする入ってくる。
【心がまえ】「自分さえよければ」はご法度。「どうぞお先に」「さあご一緒に」で人もお金もついてくる。
六白金星
【衣】ゴールドの丸いアクセサリーが金運を呼ぶ。家で過ごすときもジュエリーを身につけるといい。
【食】バナナ、りんご、すいか、メロンなどのフルーツで体の内側から金運体質に。高級和菓子もいい。
【住】ベッドや寝具をちょっといいものに替えてぐっすり眠ると、気力、体力が増して人の3倍働ける。
【心がまえ】「苦手だろうと嫌いだろうと、職場に入ればウィズ上司、ウィズ同僚」の心で出世街道に乗れる。
七赤金星
【衣】オレンジ、ピンクのフェミニンな服。女らしいフリルやフレア、ドレープに金運がまとわりつく。
【食】親子丼、チキンカレー、焼き鳥、オムレツで金欠解消。デザートのスイーツも金運がふくらむ。
【住】運は自分を囲むもので決まる。お金持ちになりたいなら、家具や小物は安物より高級品を。
【心がまえ】結婚や出世、開業、家の購入など人の幸せを一緒に喜ぶと、次は自分にお鉢が回ってくる。
八白土星
【衣】白のインナーに透け感のあるシアー素材をレイヤード。金運の守りが堅くなり無駄な出費が防げる。
【食】牛ステーキ。ダイナミックに動けるようになり、クライアントや上司の目に留まって評価が上がる。
【住】住まいの老朽化は金運の老化につながる。建て付けの悪いドアや水漏れする蛇口はすぐに修繕。
【心がまえ】今までと同じ暮らし方では将来も今のまま。「豊かになりたいならもっと努力！」と自分にカツを。
九紫火星
【衣】ゴールドやシルバーなど光りものを身につけると、後光効果で人もお金もわらわら寄ってくる。
【食】イカやタコ、カニなどのシーフードを食べると直感が高まり、いいアイデアが次々にひらめく。
【住】家は日当たりが大事。日が当たらないなら照明をひとつ増やす。気持ちも運気も明るく晴れてくる。
【心がまえ】気分のムラは無駄遣いや衝動買いを呼ぶ。早寝早起きの規則正しい生活で平常心をキープ。
監修・文…オペラ沢かおりさん 開運学研究家。九星気学、易、タロット、家相を独学で学び、おばさんの哲学を下敷きに独自の開運学を編み出す。ブログ「PINKIE’S EYE」で九星別運気や吉方位を毎月発信中。
※『anan』2022年6月15日号より。イラスト・チルチッタ 監修・文・オペラ沢かおり
（by anan編集部）
