自分の好みや理想を把握できない。それでは土俵にも立てません。
【どんな相手と結婚したいのか、それが見えなければ永遠に引き寄せない】
「結婚相談所は、“こういうパートナーと、こんな結婚生活を送りたい”というお互いのビジョンを照らし合わせ、相手を探す場所。30代ならいいかな、年収は500万円くらい、とりあえずまあハンサムで…というふわっとした理想では、絶対にうまくいきません」 と言うのは働く女性向け婚活サイト「キャリ婚」の川崎貴子さん。
「自分の理想をきちんと棚卸しし、相手に見えやすく並べる。それができなければ、自分が望む相手とは絶対に巡り会えません」
【高い服や、あからさまなブランド品は×。艶のない肌や髪の質感も男を遠ざける】
結婚相談所で何を基準に相手を見定めるかといえば、プロフィールとポートレート写真。
「キリッとした凛々しい系のお写真を使われる方もいますが、実は近寄りがたい印象に見えることも。また、高い服やブランド品は、さほど印象アップにつながりません。日本の男性は世界一“質感”に厳しいので、荒れた肌質、ボサボサの髪の毛など、“疲れた感”を感じさせる女性も敬遠されます。写真を撮るときは、そのあたりをしっかり意識してください」
【結婚のモテと恋愛のモテは違う! そこを勘違いしていては×】
恋愛においては、全方位的に愛される〝ゆるふわキャラ〞を演出し、たくさんの男子にモテモテになるのも楽しいもの。でも結婚相手を探す場合、その方法論では本当に欲しい男を遠ざけることに。
「結婚が目的なら、自分の理想の結婚相手を探し、その人にだけ確実にモテればいい。たくさんの候補に囲まれることで、かえって自分が本当に求めている条件が分からなくなる、という悪影響も。誰かれ構わずモテようとするほどに、理想の相手は遠ざかります」
【もうこの年だから、しがないOLだから…。自虐をするほどに、男は逃げていく】
川崎さんが運営する婚活サイトは、働く女性が対象。ゆえに30代以上が多いそう。
「一定数いるのが、プロフィールに“しがないOLです”とか、“お肌の曲がり角を越えて早何年”といった、自虐を書く人。相手に対しての気遣いでつい…と女性はみなさんおっしゃるのですが、それは実は、自信のなさの表れ。その自信のなさが、男の人を遠ざけてしまうのは事実です。自称“気遣い”は、実は自虐の可能性も。まずはそれをやめましょう」
【年収、学歴、身長はモヤモヤに…。プロフィールに微妙に嘘が】
「かつて女性が“選ばれる”立場だったとき、結婚相談所では女性がプロフィールを書く際、収入は低め、身長も低めに、学歴もぼかして、趣味は無難にと言われたもの。でも、嘘のプロフィールで選ばれたとしても、正直意味はありません。プロフィールは本当のことを書かなければ、本当に合う相手を引き寄せることは不可能。たとえば、本当はボルダリング好きなのに遠慮して書かなかったら、同じ趣味を持つ人との出会いをみすみす逃すことになりますよ」
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