仕事で気まずい場面に遭遇したとき、“どう言うのが正解?”と、悩む人は多いはず。
「気まずいときこそ、自分から動くことが大事です。それが突破口となり、場の雰囲気が好転することは多いですよ。勇気を出して話しかけたりと、相手との距離を縮めることが第一歩」(タレント・鈴木あきえさん)
「相手やシーンを読んで、言葉を選びましょう。また、真剣に謝る場面では神妙な面持ちで臨むなど、言葉だけでなく態度も重要です。両方を意識することが、人を不快にさせないコツ」(プロ司会者・鹿島しのぶさん)
ここでは、コミュニケーションの達人である2人がイチオシする、ピンチを救う言い回し術を紹介。早速、取り入れてみて。
打ち合わせが終わって、雑談モードに…。そろそろ話を切り上げたい
「相手を嫌な気持ちにさせないためには、『あ、こんな時間! ご予定は大丈夫ですか?』と、気遣いをしているように見せながら、切り上げるのが正解です」(鹿島さん)。「予定がある場合は、冷たい感じにならないように、中腰で“すみません~!”と素直に謝りながら退出します。用事がない場合は、雑談にも収穫があるかもしれないので、そのまま聞くのもいいと思います」(鈴木さん)
エレベーター内で取引先の人と乗り合わせ、沈黙が訪れた…
「この状況では話す内容の質よりも、“あなたのことを気にかけてますよ”という思いを伝えることが大事。天気の話でもいいですし、『今日はどちらの部署へ?』と尋ねたりしてみましょう。相手が目上の方なら会釈を」(鹿島さん)。「私自身、“知り合いかも?”と思ったら自分から声をかけます。そういうときは、やっぱり『おつかれさまです!』。万能のフレーズですよ」(鈴木さん)
後輩のミスのせいで失敗。自分まで取引先の方を怒らせてしまった
「上から目線ではなく優しい態度で、後輩がミスした理由を一緒に分析してあげるといいでしょう。ただ、何度言っても反省せず、同じ間違いを繰り返す場合には、『次はないよ!』と、釘を刺すことも後輩のためには大事」(鹿島さん)。「本当に怒る必要がある場合は、声のトーンを落とすなど、普段と違う態度で接し、“本当に怒っているんだ”と相手に伝わるようにしましょう」(鈴木さん)
もしかしてクレーマー? 激高している相手に対するときは
「相手が話しているときは決して『でも』『実は…』などと口を挟まず、様子を見つつ、『不快な思いをさせて申し訳ございませんでした』と謝りましょう。神妙な面持ちで臨むことも大切」(鹿島さん)。「謝罪をして、相手が少しクールダウンしてきたと感じたら、『何がよくなかったでしょうか?』と理由を聞き、『次からはこうします!』と、解決策を提案するのもポイント」(鈴木さん)
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