ギフトにも最適! 実力派パティシエたちが“本気で作った入魂おやつ”5選

フード
2022.11.03
2022年度版、最強の贈り物。あの人の手みやげBEST5を発表! ここでは、ライター・齋藤優子さんのBEST5をお届けします。

+&の新鮮さや驚きがある、おやつ感覚のスイーツ。

「かしこまらずにおやつ感覚でひとつ、ふたつと気軽につまめるアイテムの進化をとても感じます。たとえば、クッキーやサブレといった焼き菓子や、ドーナツやおせんべいなど。需要そのものも増えていると思いますね」

甘いものに限らず、幅広く食の情報を網羅している齋藤優子さん。今年、注目しているのは、“+&”の目新しさや、心を動かされるようなおやつ感覚のスイーツ。

「日本人なら誰もがお馴染みのあんこが、三ツ星シェフの手で完璧なコンフィチュールとして仕上げられていたり、凍らせて食べるサブレといった、発想に驚かされるものだったり。実力派パティシエが“本気で作った入魂おやつ”が、今年らしいと思います」

【Maison KEI(メゾン ケイ)】あんコンフィチュール(キャラメル&ラムレーズン)

2個1セット¥3,240

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フレンチの名手と『とらや』がコラボ。あんこを使ったコンフィチュール。
仏・パリでアジア人初の三ツ星を獲得した小林圭シェフが、和菓子屋『とらや』と開いたレストラン。「和の素材である“あんこ”をどう料理したのか、ワクワク感も添えて贈りたい。あんを感じさせながら、ラムレーズンやキャラメルの味がビシッときいた洋のテイストに」。

静岡県御殿場市東山527‐1 TEL:0550・81・2231 ※店舗での購入は11:30~15:00、17:30~21:00 火・水曜休 https://www.maisonkei.jp Webで購入可。※販売は不定期です。

【hannoc(ハノック)】クグロフ・アソルティ

3種6個入り¥2,387

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持ち歩きがしやすい、ケーキのような可愛らしいスイーツ。
昨春のオープン以来、行列が絶えない人気パティスリー。「ショーケースには複数のパティシエのケーキが並びます。クグロフは、中央にチョコレートを流し込んだりコーティングがしてあり、見た目も可愛らしく生ケーキのような趣です。3種異なるパティシエが考案しているのも楽しい」。

大阪府大阪市北区万歳町4‐12 浪速ビル1F TEL:06・4792・8069 11:00~19:00 無休 https://hannoc.jp Webで購入可。

【四ツ谷一餅堂(よつやいっぴんどう)】うずまき酥(スー)

1個¥330~

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カラフルな台湾菓子は、場が盛り上がること間違いなし!
朝8時にオープンする、朝食も楽しめる台湾カフェ。「うずまき状の見た目が可愛い台湾菓子。パイのような軽やかな歯ざわりの生地の中に、甘さ控えめのあんが詰まっています。ちょっと変わった手みやげとして意外性があり喜ばれます」。紫芋、南瓜などの定番と季節限定があり常時6種類。

東京都新宿区四谷1‐17‐8 TEL:03・5639・9292 8:00~18:00 日・月・木曜休 Instagramは@yotsuya_ippindo 通販なし。

【Masahiko Ozumi Paris(マサヒコ・オズミ・パリ)】アイス・バター・サブレ(プレーン、ショコラ)

24個入り各¥2,450

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新しい食感と風味に驚く、凍らせて食べるサブレ。
仏・パリで活躍したシェフパティシエの小住匡彦さんが、今年6月に構えたお店。「独創的なアイテムが人気を集めています。凍らせて完成する新感覚のサブレもその一つ。常温で取り寄せて持ち運べるため使い勝手が良く、食べる15分前に冷凍庫に入れればOK。ザクザクと小気味いいほかにない食感です」。

大阪府大阪市中央区大手通2‐4‐8 10:00~19:00 水曜休 https://masahiko-ozumi.com Webで購入可。

【AaThs(アース)】焼き菓子

12個入り¥2,723

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焼き菓子とチョコレートの味わいをひとつでどちらも堪能。
東京のホテルや神戸のショコラトリーにいた店主が、今年7月、ビルの一室に開いた小体な店。「マドレーヌやクッキーなど、すべての焼き菓子にチョコレートをデコレーション。生地とチョコレートのバランス、相性、美しい見た目と味にセンスを感じます」。

兵庫県神戸市中央区中山手通1‐22‐10 象ビル4F TEL:078・862・1092 9:00~16:00(来店の場合、要予約) 不定休 https://aaths.base.shop/ Webで購入可。

齋藤優子さん ライター。東京、京都エリアを中心に、ジャンルを問わず、日本全国のおいしいものを知り尽くした美食家。食に関する知識の深さは、シェフやパティシエからの信頼も厚い。『BRUTUS』『クロワッサン』などの雑誌、Webでフード関連の記事を執筆。

※『anan』2022年11月9日号より。写真・山口 明 スタイリスト・野崎未菜美 取材、文・池田祐美子 撮影協力・UTUWA

(by anan編集部)

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