「パンの世界大会」日本人初の総合優勝! 1日100種類の絶品パン

フード
2020.10.07
ギフトコンシェルジュの真野知子さんがおすすめするギフトをご紹介。今回は『Comme’N(コム・ン)』のパンです。
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九品仏の駅前に何やら行列のできるお店がオープンしたとの噂を聞きつけ行ってみた。そこで出合ったのは、ベーカリー『コム・ン』。味はもちろん芸術性や栄養素まで評価されるパンの世界大会で、日本人初の総合優勝を勝ち取った大澤秀一氏の作るパンが1日に100種類ほど並ぶ。なかでもぜひ食べてみてほしいのは、コンクールの“お国柄パン”部門にも出品したという〈桜と日本酒〉。ふわふわで、ほんのり甘い。「あんぱんでない、あんこを使ったパンを」というリクエストに応えて開発されたパンで、生地には砂糖の代わりに桜あんを使い、日本酒も練り込んだ結果、柔らかく酒饅頭みたいな食感に。もちもちともしっとりとも違うこの食感は何だろう? と思った謎が解けた! ハード系に見えるパンも実はふんわり。

〈きな粉とクルミ〉はマーブル模様の断面からきな粉が香る。クルミもざくざく入っているのでトーストしてクリームチーズを添えて食べるのも私の楽しみ方。サンドはフレンチのシェフとの共作。芦屋にあるシャルキュトリーのハムやソーセージ、自家製惣菜など種類豊富な具に合わせてパンを開発。珍しいのは〈ローストビーフとへしこサンド〉。へしこの余韻も長くて、お酒好きが喜ぶ手土産にもおすすめ。

右・桜と日本酒¥800、器の中手前から時計回りに、コンテストにも出品したクロワッサンA・O・P¥300、ローストビーフとへしこサンド¥900、レザン・レザン¥300、クリームチーズのクラン・レザン¥350、深煎りの大豆粉を使用したきな粉とクルミ¥600、ジャンボンブール¥1,000

Comme’N 東京都世田谷区奥沢7-18-5-1F TEL:03・6432・1061 7:00~18:00 火・水曜休 群馬県高崎市で人気のベーカリーが東京に進出。時間帯によりメニューは刻々と変わり、クロワッサンは当日に成形するため遅めの時間を狙うといいそう。

まの・ともこ ギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。

※『anan』2020年10月14日号より。写真・清水奈緒 スタイリスト・中根美和子 文・真野知子

(by anan編集部)

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