2020年開催の東京オリンピックに向けて、需要が高まっているのがオーガニックやヘルシーフード。
「選手の食事にはオーガニックが求められるので、オーガニック後進国の日本にも、都心を中心に少しずつオーガニックスーパーやデリが増えてきました。また、“体にいい”の流れを受け、NYやパリで流行中というひよこ豆やその加工品、たとえばすり潰し、ハーブを加えて揚げた中東発祥のファラフェルも人気が出そうです」
中東生まれのヘルシーフード、“ファラフェル”に熱視線。
ファラフェル・ブラザーズ 恵比寿店 ファラフェルがたっぷり入ったサラダボウル¥1,100(税込み)。無農薬のシモタファームの葉野菜を使っている。メニューはすべてヴィーガン仕様。東京都渋谷区広尾1‐1‐36 TEL 03・6427・3398 11:00~22:00 不定休
ティースタンドも続々! 日本茶ブームが到来。
食パンやバターサンド、おはぎなど、昭和の食卓でお馴染みのアイテムのプレミアム化が進んだ’18年。その流れを受け、次にブームが巻き起こりそうなのが日本茶。
「緑茶はコーヒーのように茶葉がシングルオリジンだったり、オーガニックのもの、スパイスやハーブをブレンドしたものまで登場し、煎れ方もハンドドリップや水出しなど多彩に。ティースタンドも増え、’20年のオリンピックに向けてブームはしばらく続きそうです」
八屋 千駄ヶ谷店 「日本文化を現代に再構築」がコンセプトの日本茶スタンドカフェ。右・煎茶ラテ(S)¥450。左・煎茶スムージー(S)¥500(共に税込み)。東京都渋谷区千駄ヶ谷4‐1‐8 TEL 03・6368・6647 9:00~19:00 土・日・祝日休
齋藤優子さん フードライター。本誌をはじめ、さまざまな雑誌で執筆。パン、カレー、スイーツなど、東西のあらゆる食事情に精通している。
※『anan』2019年1月2・9日号より。写真・内山めぐみ 文・菅野綾子
(by anan編集部)
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