足元をちゃんと温めてこの夏は冷え対策します。
「毎日の服選びで大切にしていることは、テンションが上がるかどうか。ずっと体に触れているものだから、着心地の良さや動きやすさはもちろん大前提なのですが、気分が上がらない服をうっかり着て出かけた日は、窓に映る自分を見るのも嫌で。早く帰りたくなっちゃう。服次第で、一日のやる気が変わってきてしまうかも(笑)」
そう語るのは、モデルとしてだけでなく、俳優業でも注目を集める中島侑香さん。服は「日常を生き抜く戦闘服」のようなところがあるという。
「小中高はずっとフィギュアスケートをしていて、ほとんどジャージしか着ていなくて。でも、自由におしゃれを楽しめる今、服は自己表現するためには欠かせないものだし、それは、メンタル的にも自分を守ってくれるんだと感じています」
そんな中島さんが今回の撮影で気になった装いは、サスペンダー付きのゆったりパンツの足元にレッグウォーマーをつけて、グルカサンダルを組み合わせたコーディネート。
「すごく冷え症なんですが、夏は裸足でサンダルを履いていて。でも、レッグウォーマーをつけるだけで暖かいし、ペディキュアも楽しめるし、コーディネートのアクセントにもなって新鮮でした。ワンピースにも合いそうですし、今年の夏は、ぜひ個人的にも取り入れてみたいと思います」
温め効果と抜け感を叶えるレッグウォーマーが新鮮。
シャツ+サスペンダーパンツのメンズライクな装いの足元は、今夏人気のグルカサンダルとクシュクシュッとたるませたレッグウォーマーで。ほどよく肌が見える抜け感がありつつも、足首をしっかり温めているので足元は冷え知らず。レッグウォーマーは洋服の色みと合わせることが、洗練された感じにまとめるコツ。レッグウォーマー¥2,640(タビオレッグラボ/タビオ TEL:0120・315・924) シャツ¥14,300(ドレステリア/ドレステリア 渋谷スクランブルスクエア店 TEL:03・6419・7115) サスペンダー付きパンツ¥42,900(カレンテージ/メルローズ TEL:03・6682・0054) シューズ¥18,920(マーガレット ハウエル アイデア/モーダ・クレア TEL:03・3875・7050)
着こなしのスパイスにも温度調節にもストールが活躍。
シルクの大判ストールは、薄手でも保温性は抜群。いろんなアレンジが利くアイテムなので、ネイビーなどの合わせやすいベーシックカラーは、一枚持っていると何かと役立ちそう。シルクストール¥19,800(ヴェリテクール TEL:092・753・7559) サロペット¥28,600(ジャーナル スタンダード ラックス) Tシャツ¥7,700(アーメン) 共にジャーナル スタンダード ラックス 表参道店 TEL:03・6418・0900
最高級のメリノウールを使った薄手のストールは、かさばらずに夏でも重宝。上品な色合いのチェックは、ベーシックな着こなしのアクセントにも。ストール 各¥23,100(ジョンストンズ オブ エルガン/ブリティッシュメイド 銀座店 TEL:03・6263・9955)
ソックス×サンダルで足元をあったかく。
ふんわりシルエットのワンピースの足元は、白いスポーツサンダルとカラフルな配色のソックスでコーディネート。ソックスは内側に和紙100%糸、外側に吸水速乾性の高い糸を使用。ソックス¥2,200(ホイサム TEL:070・3791・3529) サンダル¥5,490(リーボック https://reebok.jp/) ワンピース¥72,600(ハノー ウェーゼル/ジャーナル スタンダード ラックス 表参道店) イヤリング¥16,500(タマス/タマス青山店 TEL:03・6674・8583) その他はスタイリスト私物
左・ウールの厚手ソックスは、鮮やかなロイヤルブルーで爽やかに。ソックス¥3,080(ホイサム) 右・歩きやすくて疲れにくい足袋タイプ。トングサンダルに合わせてもいい。ソックス¥2,420(アップサイクルリノベーシック/ネストローブ 渋谷店 TEL:03・6416・3771)
なかしま・ゆうか 1999年1月19日生まれ、愛知県出身。ファッション誌を中心にモデルとして活躍し、CM・MVへも多数出演。近頃は俳優として映画やドラマにも意欲的で、現在、フジテレビ系ドラマ『あなたがしてくれなくても』(毎週木曜22時~)に出演中。
※『anan』2023年6月21日号より。写真・石田祥平(Blue‐ly) スタイリスト・山本香織(+chip) ヘア&メイク・KOMAKI(nomadica) 構成、文・野尻和代
(by anan編集部)