
Ⓒ 新沢基栄/集英社・奇面組
あの『奇面組』が令和の時代に帰ってくる! 1985年に放送されて以来、41年ぶりの再アニメ化が実現したTVアニメ『ハイスクール!奇面組』。原作は、1980年から『週刊少年ジャンプ』で連載された、当時を代表するギャグ漫画。
縦横無尽に繰り広げられるギャグの連発を楽しんでほしい
「僕が子供の頃、『ジャンプ』はクラスメイトの男子全員が読んでいたんじゃないかというくらい人気で。もちろん自分もその一人だったのですが、世代的に新沢(基栄)先生は別作品を連載されていた頃だったので、今回の仕事を機に『奇面組』の原作や当時のアニメに触れました」
こう語るのは、アニメーションディレクターを務める西川鷹司さん。
「漫画の『奇面組』は縦横無尽なギャグの連発に、キャラクター同士の仲が良くて距離が近いことに、ずばりとは言い表せない癒しと魅力を感じました」
そんな西川さんと同じく『奇面組』に初めて触れる視聴者が見ても楽しめる工夫はあるのだろうか。
「若者…といいますか、子供が見ることをちゃんと想定して作っているのか? とベテランの演出さんにお叱りを受けたことも。(出瀬)潔くんがしつこく女の子に迫ったら、最後はちゃんと謝るとか、セリフや表現には注意して演出しています」

監督は、Perfumeや藤井風などアーティストのMVや数々の実写作品を撮り続けてきた関和亮さん。TVアニメ作品を手がけるのは今回が初となる関さんですが、西川さんによるとキャラクターの頭身にこだわりを持たれていたのだそう。
「関さんがまず作品の方向性を決め、脚本が上がるところまでを主導されていました。そこから先の段階からは僕にバトンタッチとなり、ゴールまで走るような流れで制作しています。2頭身になる面白みを出したいと仰っていたのが印象的です」
本作を“現代アニメ業界の健康食品的ポジション”と表現される西川さん。最後に、この先の見どころについて伺いました。
「第4話では、キャラクターも出揃って、いよいよギャグのギアを上げていく感じになっていきます。奇面組のメンバーごとにエピソードを掘り下げたりもしていくので、ぜひ4話以降も楽しみにしていただきたいです。『奇面組』は、戦ったり競い合ったりをしない、ただただ楽しいギャグが連発する作品。就寝前などにリラックスして見て、明日の活力にしてもらえたら嬉しいです」
Profile
西川鷹司
にしかわ・たかし アニメーションディレクター。アニメーションスタジオ・セブン所属。西川貴史名義にて、アニメーション監督、演出家、脚本家、アニメーターとしても活動している。
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『ハイスクール!奇面組』
主人公・一堂零をはじめとする個性豊かでクセ強揃いの名物集団“奇面組”が、学校中を駆け回るお騒がせドタバタギャグコメディ。フジテレビ系ノイタミナ枠にて毎週金曜23時30分~放送中。Ⓒ新沢基栄/集英社・奇面組






















