12⽉3⽇にリリースした3枚⽬のアルバム『's travelers』を引っ提げ、全国8か所30公演のアリーナツアー「Travis Japan Concert Tour 2026 's travelers」を開催中のTravis Japan。今回は〈タイムマシンに乗って時空を旅〉がテーマのSF感あふれるステージ。初⽇を迎えた1⽉4⽇(⽇)横浜アリーナ公演をレポートします。

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    会場全員で時空の旅へ、いざ出発!

    Travis Japanが時空を彷徨える旅⼈に──!? 今回は、旅⼈=トラベラーズの造語である「's travelers」(ストラベラーズ)がタイトルに。例えばʼ80sなど、それぞれの時代やジャンルを旅するという意味が込められている。

    その旅の⾏く先は、1950年代から現代まで幅広い時代。ディスコやSwing Jazz、ヒップホップ、バラード、EDMなど多彩なジャンルの楽曲を体験できる、いわばトラジャ的⾳楽の遍歴を追う“タイムマシン”のようなアルバムということで、タイムマシンに乗って登場!

    会⾒で松倉海⽃さんが「's travelers」がstrawberryと発⾳が似ていることから、イチゴ型のタイムマシンになったと明かしていた。スモークが噴き上がる宇宙空間に〈's travelers falcon1028〉がやってきて、いざ、華やかに出発!

    「GRAVITATE」を歌いながらアリーナの上空に⾶び出した〈's travelers falcon1028〉は、歌い終わるとセンターステージに到着。シルバースーツに⾝を包んだ7⼈が地上に着陸して、「Disco Baby」へ。円柱ステージがグルリ回転して、ディスコティックなパーティタイムの幕開け。お⽴ち台のように⾼いステージで松⽥元太さんが踊ると続いて松倉さんもお⽴ち台でダンス。

    「Crazy Crazy」では、「謹賀新年!」と川島如恵留さんが叫べば、松倉さんも「盛り上がっていこうか!」とあおり、バックステージまで花道を皆でリズミカルに⾏進。「みんな's travelers始まったぞ! 忘れ物はないかい? 最⾼の旅にしようぜ、よろしく!」という宮近海⽃さんの声で会場のファン全員's travelersの乗組員の⼀員だったことに気づく。

    メンバー紹介曲「Unique Tigers」では、松倉さんがエアギターをかき鳴らすしぐさをするなど、それぞれがアドリブで盛り上げ、「LEVEL UP」では「Hey! 横アリ! そんなもんじゃないよね? もっと声出せるよね?」と中村海⼈さんが会場の⼀体感を⾼める。

    映像を挟んだ後、⿊タキシードでビシッと盛装した7⼈が姿を⾒せると華やかなショータイムの始まり、始まり。ブロードウェイミュージカルのブロックで、ゴールドの⻁が頂上にいる⽩い⼤階段をゆっくり下りながら「Welcome To Our Show Tonight」を歌う姿は、まるでミュージカルのワンシーンのよう。ステージで横⼀列に並んでパフォーマンスする姿は、ミュージカルスターの⾵格たっぷり。指を鳴らす⾳とタップを踏む軽快な⾜⾳が鳴ると、「Swing My Way」へ。ハットを持って軽やかなステップを刻む7⼈。ラストは背中をしなやかに反らせ、⾝体能⼒が⾼いのがまるわかりのキメポーズを!

    セカンドシングルリリース決定という嬉しいニュースも

    「皆さん今年もよろしくお願いします」という新年の挨拶から始まったMC。宮近さんが「始まりましたよ、皆さん。『's travelers』本⽇、初⽇でございます。これはいつぐらいから準備されてたライブですか?」と今回の演出を⼿掛けた松倉さんに尋ねると「去年の3⽉からアルバム制作は始まって。ライブの打ち合わせは9⽉くらいから始まったのかな」と振り返る。全体的には約1年の構想で、完成したと語っていた。

    話題はオープニングのイチゴ型のタイムマシンについて。「登場、皆さんどうでした? 皆も乗りたいでしょ?」(宮近さん)の声に「乗りたーい!」と声を揃える会場。すると「席ねーから! いっぱいなの(笑)」と、いたずらっ⼦な顔を覗かせる宮近さん。

    ⼀⽅、七五三掛⿓也さんは「俺の席、座る?」と⽢い声で会場の皆さんに優しい声をかける。これには「フゥー!」と声を上げて盛り上がる会場。そもそもこのコンサートに参戦する=タイムマシンに搭乗中のトラベラーという設定だ。

    川島さんが「みんな、乗り⼼地はどうですか?」と聞くと「イエーイ」と声が上がる。ちなみにメンバーによると、このタイムマシンを宇宙船と呼ぶと松倉さんが怒るそうで、「's travelers falcon1028」とタイムマシンの名前を説明していた。

    続いての話題は、MC前に披露した「O-Shan-Tee」へ。宮近さんが「O-Shan-Tee」を歌う場⾯でちょっとしたトラブルがあり、⾔えなかったフレーズがあると残念がる。「あまり⾔いたくないけど、テクニカルな問題で。歌いやすくするためにイヤホンモニターから聞こえる(カウント⾳)カッカッカッって⾳が鳴った後、『O-Shan-Tee、O-Shan-Tee』って歌うの。ホントはね。だけど、カッカッカッがなかったの。ビックリした! いつカッカッカッカッてくるのかなと思っていたら、終わっていてホントに悔しい!」。

    すると中村さんから「マジ素の顔をしていて、ビックリした(笑)。今やっとく?」と提案が。宮近さんは「しず、カッカッカッってやって!」と吉澤閑也さんをご指名。「俺? カッカッカッカッカーニバル! 皆も⼀緒にカーニバル!」とおどけて、ヒートアップする吉澤さん。

    「皆ごめん。しずに任せたのが悪かった。(松⽥さんを⾒て)じゃあ、⾔ってもらっていい? 俺、カッカッカッカッって⾔うわ」と今度は松⽥さんに振る宮近さん。「(カッカッカッカッ)カリスマックス!」と両⼿を広げる松⽥さんが「2026年初すべりだった?」と焦っていると、吉澤さんが「肘で餅つき、肘で餅つき、肘で餅つき、⾼速餅つき!」と、パワープレイのギャグを。これにはメンバーも「縁起良さそう 謹賀新年!」と叫んでいた。

    謹賀新年といえば、去年までのお正⽉のステージでも松⽥さんが間違った⾔葉を叫ぶ場⾯もあり、「ホントにわかんない。脳で漢字を4つ並べるとわかんない。正解はなに?」とメンバーに聞くと川島さんが、「きんがしんねん」。松⽥さんはなぜか冗談と受け⽌め、「またまた(笑)」と笑う姿も。

    何やら⾔いたそうにしていた七五三掛さんが「いつちゃかの歌声が聞けるのかなと思って。ずっと待っててさ」と宮近さんの「O-Shan-Tee」が聞けないのが消化不良だと⾔い出す。宮近さんがここで「O-Shan-Tee」を歌うが、尻すぼみに声が⼩さくなっていき、「こんな新年いやだー」と叫ぶメンバーたち。

    「俺は歌った後に“フーッ”ってくると思ったの」と歓声待ちだったという宮近さん。松⽥さんが「みんななかったことにしない?」と⾔い出し、「1回、過去戻る?」(松倉さん)とMCをやり直そうとする。

    気を取り直した宮近さんが「今、俺たちとお客さんは⼀緒に乗船中。旅どうですか? 楽しめていますかね。ちょっと発表したいことがあります。みんな準備いいですか? それでは僕らから発表です。CDセカンドシングルを4⽉15⽇にリリースします。タイトルは『陰ニモ⽇向ニモ』です。こちらは、しめ出演のテレビ朝⽇『ぜんぶ、あなたのためだから』の挿⼊歌となっております」と嬉しい発表に会場から⼤きな拍⼿が。

    七五三掛さんが「ラブサスペンスです。(藤井)流星くんと僕がタッグになって事件を解決していくっていう。僕はカメラマンの役なんですけど、カメラマンで写真を撮って、その写真の中から真実をこう出していくみたいな」とドラマを宣伝すると、「しめの台本読み⼿伝ったんだけど、結構難しかった」と吉澤さん。

    藤井さんの役を吉澤さんがやってくれたそうで「⼀⼈⼆役で声⾊変えて。めっちゃ声⾊変えるの、上⼿いよね?」と吉澤さんを絶賛する七五三掛さん。ここで七五三掛さんと吉澤さんが出演していた舞台『ダブリンの鐘つきカビ⼈間』のキャラクターになりきり「ザリガニになっちゃったよ、真奈美〜!」と叫んで会場に笑いが起こっていた。

    ⾐裳に着替える際はTかJを出すTJじゃんけんで2組に分かれることに。TJじゃんけんで吉澤さんとその他のメンバーになった時には、「何それー、半分に分かれよっか」と怒る吉澤さん。「カッカするなよ」と、なだめる宮近さんに吉澤さんは「カッカッカッカッカーニバル!」と叫んで絶好調だ。

    川島さん、七五三掛さん、松倉さんの3⼈がステージに残ると、「やっぱりいいね、新年に横アリでライブやらせていただけるのは、幸せですよね」と川島さんがしみじみ⾔うと七五三掛さんも「本当にね、年明けてすぐ皆に会えて本当に俺らも幸せですね」と穏やかな空気が流れる。

    LIVE演出を⼿掛ける松倉さんは「オープニングの話をしたいんだけど。俺らのSNSをちゃんと⾒てくれてたら分かる伏線を張ってあって、オープニングで回収できます」とネタばらしをして、オープニングで登場するAIコンピューター・トラベラーと操縦補助のTJ07のキャラクターについて解説していた。

    ちなみにTJ07は、「ちゃんと仕事はするんだけど、おっちょこちょい」というキャラクター設定があるそう。川島さんが「しめはどっちが好き?」と質問すると「どっちだろう。どっちも好き」と選べない七五三掛さん。「出た〜(笑)。しめはすぐ『どっちも好き』って⾔う」と川島さんがツッコミを⼊れていた。

    そして、着替えから戻ってきた宮近さんが「⼲⽀の中で⼀番強いのなんだと思う?」と⾔い出したことから、⼲⽀の話に。中村さんは「⻁」、松⽥さんは「⺒」とキッパリ。吉澤さんは「いや、でも今年は午年でしょ。午も強いんだよね。脚⼒すごいんでしょ」と午を⽀持。

    松⽥さんが「めちゃくちゃかっこいいから、午も⼤好きなんだけど、好きな⼲⽀は“み”」とのことで、松⽥さんも宮近さんも、⺒が蛇ということを知らなかった様⼦。⺒の漢字が分かった中村さんは「はい、俺頭いい! 君たち僕より下!」とドヤ顔に。悔しそうな顔を浮かべる宮近さんだったが、「今の時代、スマホでなんでも調べられるからね。スマホもタブレットも持ってるし、PCも持ってます! ググれる(笑)」と、知らなくても平気だと負けてない。

    それぞれの個性が光る、振り付けの数々

    そんなわちゃわちゃなやりとりの後、松倉さんが⾚のギターを持って登場し、アコースティックコーナーへ。七五三掛さんが「ワールドツアーで『Okie Dokie』のアコースティックバージョンを披露させてもらったんですけど、今回それをまちゅのギターの演奏とともに皆さんにお届けしたいなと思います」と曲ふりをして、ステージに座ったまま、ゆるりとした空気感で「Okie Dokie」を。松倉さんのギターの⾳⾊が会場中を優しく包み、温かな雰囲気に満たされた。

    ⽬⽟のひとつだったのは、個性豊かなユニット曲。吉澤さんと松⽥さんは、バラード曲「幸せ」と「ありがとう」。⼤好きな⼈がそばにいない世界を歌う楽曲で、⼼のすれ違いを表すように⼆⼈バラバラにステージに⽴って歌う。向き合っても視線は合わせなかったり、背中合わせで歌ったり、交わらない男⼥の切ない⼼のうちを美しいハーモニーで届けた。

    名前が全員“かいと”の宮近さん、中村さん、松倉さんのユニット曲は、80年代のブロックで披露した「ポジティブカイト」。Y2Kを感じさせる明るい楽曲をカラフルでポップな⾐裳に⾝を包んで歌う3⼈。ダンスの振り付けもこの3⼈で担当しており、⼿振りのダンスがキャッチー。

    映画『タイタニック』のようなロマンス映画の世界を表現する90ʼs ROMANCE MOVIEブロックで披露した川島さんと七五三掛さんのユニットは、「ねぇ、キスして」。⼆⼈で⼿掛けたという振り付けは、⾊っぽさ全開。⽩い布をまといながら、⿊いレースの⽬隠しをお互いにかけ合う、妖艶なパフォーマンスと「ねぇ、キスして」などファン悶絶のキラー台詞も。ドラマのワンシーンのように⼆⼈が⾊っぽい楽曲の世界観に⼊り込む姿に会場は、クギ付けになっていた。

    ラストブロックは、XXʼs FUTURE。未来のブロックでは、タイムパラドックスが巻き起こり、客席のペンライトのパワーで脱出するという裏設定も。パラドックスから解放されたTravis Japan がこのブロックでは踊りまくり! そして、メンバーが考えた振り付けも⾒どころに。

    グリーンのレーザー光線が眩く⾶び交うおしゃれなナンバー「My Bestie」は松⽥さんが振り付けを担当。吉澤さんはバックステージで披露した「Backup Plan」、七五三掛さんはミラーボールが輝く空間で「Be Your Shadow」、宮近さんはファイヤー演出が盛⼤だった「Diamonds」、松倉さんはスパークラーの⽕花が⾶び散る中、踊った「踊らなきゃ損」の振り付けを担当。それぞれのらしさあふれるダンスパフォーマンスは注⽬ポイントだ。

    過去から未来までタイムトラベルをしながら様々な⾳楽に触れたTravis Japanの旅。どんなジャンルの曲もダンスを愛する彼らのパッションがあふれ、不思議と統⼀感あるTravis Japanテイストに染まるのがすごいところ。ショーダンスを軸に、多彩なダンスで魅了できる武器を持ちながら、アンコールではスマホでの撮影OKの楽曲があるなど、新たな試みに果敢に挑戦し続ける7⼈。最後に「最⾼のエンターテインメントを届けていく」と宮近さんが⾔っていた通り、彼らのエンターテインメントを追求するステージは、To Be Continued──。夢を追う旅は終わらない。

    写真・⼩池理恵 取材、⽂・福⽥恵⼦

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