共演中の3人に、“共感”との上手な付き合い方をお聞きしました。
――お互いに共感したり、逆に、意思疎通がはかれず戸惑うシーンが多く登場し、魅力のひとつとなっています。皆さんは撮影中、互いに共感したことはありますか?
升野:若林くんとは元々仲が良くて、似てるところもあるのかなと。ふみちゃんは共感というより、新しいものを教えてくれることが多くて新鮮でした。
若林:とあるシーンに対する“何かおかしい”と思う瞬間が3人ぴったり合うときがあって。その面白さはありましたね。
二階堂:好きな漫画はかぶってましたね。あと、人前に出て自分の声や体で表現する仕事という点は同じ。特にお二人は芸人さんなので、“ここでこうしたらウケるだろうな”と考えていらして、見ていて勉強になりました。
――そんなふうに誰かに共感したときは、相手に伝えますか?
二階堂:別にしない…かも?(笑)
升野:同じ漫画が好きな人に「どのキャラが好き?」と聞くことはあるけど、わざわざ伝えはしないかな。共感って無意識にしてますし。
若林:コントロールできないですからね。でも、あまりにも共感できなくて逆に、興味がわいて、話を聞きたくなることはありますね。
升野:若林くんが、ゴルフを始めたらしくて。そんな人じゃないのに。でも共感したい気持ちはあるから、「なんで?」とは聞きますよね。
若林:升野さんにも勧めたんですけど、魅力が届かなかったですね~。この人、どれだけ扉の奥のほうにいるんだって(笑)。共感してもらおうと思ったら、プレゼン力が必要なのかもしれないですね。構成力や論理力を求められるというか。
――特に、相手が異性の場合は、共感している気持ちを伝えることがより難しいように思うのですが。
二階堂:私の場合は、異性だからこうしよう、というのはないですね。でも、同じものを好きだとわかったときに、男性は「これも好きじゃない?」と、同じジャンルには他にも“こういうものがある”ことを教えてくれて、深みをもたせてくれることが多い気がします。対して女性は、もっと広がりをもたせる提案をしてくれます。たとえば「ピンクが好き」と言ったら「こういうピンクもあるよ」と言うのが男性で、「ピンクが好きならこの色も好きなんじゃない?」と言うのが女性という感じ。
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