横澤夏子「タコパはイベント性があって会話もしやすいので、初対面の人がいても盛り上がる」

エンタメ
2024.05.27
出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、みんなで盛り上がる場を作れる女性、「タコパ好きの女」になりきり。

人を喜ばせようとするママ友の気持ちに感動!

横澤夏子 いい女

先日、ママ友から「私、無類のタコパ好きなんですけどタコパしませんか?」と声をかけられて、その誘い文句に痺れました。というのも、タコパが嫌いな人に出会うことが、なかなかなくて。そんな世界における「無類のタコパ好き」ってどんな人なんだろうと興味がそそられたこともあり、二つ返事で「やりましょう!」と答えました。その方は、「上手なわけじゃなくて、ただ好きなだけなんです」と言っていたのですが、当日、「としのぶさん家の粉」という、たこ焼き用の粉が準備されていて。「粉からこだわっていて、いろいろなものを試してみたくて、今日はこれを買いました」と話すのを聞き、本当に無類のタコパ好きなんだなぁと実感。さらに、まるで料理番組かのように、タコをはじめ、ソーセージやネギ、モッツァレラチーズなどが器に用意されていた上、たこ焼きを回すピックなどの道具も充実していました。出来上がったたこ焼きは本当に美味しく、なにより子どもたちが驚くような勢いで食べていて。こだわって作ったものの美味しさは、ちゃんと伝わるんだと感動しました。これまで知らなかったタコパの世界を見たような気持ちに。ちなみに、ママ友の冷蔵庫には色々な種類のビールが並び、「うどんが食べたかったら作るよ」という一言が飛び出すなど、人の要望に応えて喜ばせたい気持ちが伝わり、本当にすごいと思いました。

タコパ好きな女になるには、ただの食事会ではなく、一つのイベントをやるんだ! という気持ちで臨むとモチベーションが上がり、楽しく取り組めそう。タコパはイベント性があって会話もしやすいので、たとえ初対面の人がいても盛り上がりますよね。これからは、私も人が集まる時にやってみようと思っています。

よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。バラエティ番組やCMで活躍中。2023年6月に第三子を出産。

※『anan』2024年5月29日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾

(by anan編集部)

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