=LOVE
THE王道、なのに新しい! キュートな世界観で人気拡大中。
グループ誕生以降、地道なライブ活動で、着実にファンを増やしてきた=LOVE。女子の憧れをギュッと詰め込んだキュートなビジュアルと、指原莉乃プロデューサーが書く共感度の高い歌詞が人気を呼び、ファンクラブの約6割が女性という彼女たち。ガールズグループ戦国時代の中、“THE王道、なのに新しい”唯一無二の世界観が多くの女の子たちを虜にしている。
――まずは、=LOVEのアピールポイントを聞かせてください。
大谷映美里:とても平和で愛が溢れているグループです。それはきっと、初期から指原さんに「お互いに思いやりを大切に」と教えていただいたことが根本にある気がします。
野口衣織:たしかに! そして個性が豊か。メンバーもそうですし、指原さんが書いてくださる楽曲も幅が広いので、いろんな姿がお見せできているんじゃないかな?
佐々木舞香:あとは、本番に強いのも私たちの強みといえるかも。ライブでもバラエティでも、本番前は“どうなっちゃうんだ!?”みたいな感じなのに、いざ始まると結構みんな堂々としているんです(笑)。
野口:一昨年のイコノイフェスの時にめっちゃ雨が降ったんですよ。スタッフさんから急遽「お客さんを煽って士気を上げてほしい」と言われた時の瞳の対応力が、忘れられないくらいカッコよくて。
髙松瞳:へへへ(照)。それと、女の子ファンが多いのもイコラブの特徴じゃない? 衣装の可愛さとかいろんな理由があるけど、一番は指原さんが書いてくださる歌詞。女の子の心を掴めているのが、私たちの強みでもあるのかなって。
大谷:メンバーそれぞれにセンター曲やソロ曲があるんですけど、その子の雰囲気にぴったりな歌詞を書いてくださるのが嬉しくて。ちゃんと見てくださってるんだなと、指原さんの愛を感じます。
――イコラブとして女性人気を感じるのはどんな時ですか?
髙松:3年ほど前に、コンサートの客席中央の一角が女性専用エリアになったんです。“ど真ん中に女性しかいないアイドルって他にいるのかな?”と不思議な感覚だったけど、たくさん来てくださることはすごく嬉しいですね。
野口:好きなイコラブの衣装を自作して着てきてくれたり。ステージから結構見えるんですよ。
佐々木:可愛いよねぇ。お話し会も私は女の子の方が多いかも。みんな友達みたいに接してくれて、いろんな話をしてますね。
髙松:最近は、年下の女の子が好きピとか推しの話をしに来てくれるんですよ(笑)。
――デビューから5年経っても、変わっていないと感じることは?
大谷:お互いにホメ合うところ。それぞれの長所をみんなでホメたり、お互いにリスペクトしている部分は変わらないですね。
野口:イコラブは一人ひとりだと内向的なメンバーが多いので、本番前にみんなで「うちら可愛いから、絶対大丈夫!」とポジティブな言葉を掛け合うようにしているんです。ただ、あまりにもお互いに“可愛い”と言いすぎているせいか、指原さんから「バラエティに出る時はホメ合いを控えてね」と言われた記憶が(笑)。身内ノリっぽくなっちゃうからかな?
――他に指原さんから言われた印象的なアドバイスはありますか?
大谷:以前「自分らしくいることを忘れないでね」と言っていただいたこと。何があっても自分らしくいよう、と背筋が伸びました。
髙松:「グループ内でセンターを争わず、みんなで協力してグループとして戦ってほしい」ということは、イコノイジョイの3グループが共通して言われています。だからこそ、どのグループも平和でいられるのかなって思います。
――姉妹グループの≠ME(ノットイコールミー/通称ノイミー)、≒JOY(ニアリーイコールジョイ/通称ニアジョイ)が誕生して、意識の変化はありましたか?
野口:最初の頃は、妹ちゃんたちに対して負けたくないっていう思いがあったんです。でもフェスで共演を重ねるうちに、それぞれの良さがあることに気づいて。今は一緒にフェスを盛り上げようって、意識が180度変わりました。
髙松:嫉妬しちゃった時期もあったけど、今は超仲良し。お互いに支え合う戦友みたいな関係です。
佐々木:少し前にノイミーの子と、お互いの衣装や曲について「この曲歌いたかった~」とか話す機会があって。フェスでは衣装の交換をしたりもするので、姉妹グループがいるのは楽しいです。
大谷:この前ニアジョイちゃんの舞台を観たのですが、素晴らしくて尊敬の気持ちが芽生えました。あと、とにかくみんな可愛い!
――今後の目標はありますか?
佐々木:顔や曲を知ってもらえる上に影響力もすごく大きいので、歌番組にたくさん出たいです!
髙松:私は…バズりたい(笑)。イコラブはバズりそうな曲がいっぱいあるから、TikTokで流行らないかな~って期待してます。
野口:CMに出られたら嬉しいです。CMソングって耳に残るから、イコラブを知ってもらうきっかけになったらいいなって。
大谷:おっきな夢である、東京ドームにいつか立ちたいっていう思いはあります。後輩たちができることを増やすためにも、イコラブが道を切り拓いていきたいですね。
写真左から、
おおたに・えみり 1998年3月15日生まれ、東京都出身。愛称は“みりにゃ”。ファッションやメイクへの関心が高く、ファッション誌などで活躍するほか、アパレルブランド『Rosé Muse』のプロデュースも手がけている。
ドレス 参考商品(ユイイワツ yuiiwatsu.themedia.jp) イヤカフ、上¥35,200 下¥23,100(共にココシュニック TEL:03・5413・5140) 右手のハートリング¥2,420(キャセリーニ TEL:03・3475・0225) その他はスタイリスト私物
ささき・まいか 2000年1月21日生まれ、愛知県出身。声優に憧れてオーディションに参加し、メンバーに選出。俳優としてドラマなどに出演するほか、リーダーの山本杏奈と共にYouTubeチャンネル「イコラブのあんまい」の配信も行う。
トップス¥11,000 ワンピース¥20,900(共にPOPPY原宿 TEL:03・4363・8569) デニム¥12,880(エピヌ epine.am@gmail.com) ピアス¥3,780(アビステ TEL:03・3401・7124) リング¥2,420(キャセリーニ)
のぐち・いおり 2000年4月26日生まれ、茨城県出身。大のアニメ好きで知られており、『ラブライブ!』のμ 's に憧れてオーディションに参加。クールな佇まいと卓越したパフォーマンス力で、イコラブ内でも特に女性ファン率高し。
ドレス 参考商品(ユイイワツ)
たかまつ・ひとみ 2001年1月19日生まれ、東京都出身。華のあるキャラクターで、多くのシングルでセンターを務める。乃木坂46に憧れてオーディションに参加。コスメの知識も豊富な自称“イコラブ内のインフルエンサー”。
ドレス 参考商品(ユイイワツ) ネックレス¥13,750(ココシュニック オンキッチュ/ココシュニック) ピアス¥9,990 右手のリング¥9,720(共にアビステ)
equal love 指原莉乃プロデュースのアイドルグループとして2017年に結成し、同年9月にシングル『=LOVE』でCDデビュー。現在は10人組で活動しており、14枚目のシングルとなる『ナツマトペ』が絶賛発売中。通称はイコラブ。
※『anan』2023年8月30日号より。写真・川原崎宣喜 スタイリスト・石川美久 ヘア&メイク・遊佐こころ(髙松さん、大谷さん) megu(佐々木さん、野口さん) 取材、文・真島絵麻里
(by anan編集部)