オフラインでもオンラインでも楽しめる! 観戦してみよう。
eスポーツの大会にはオンラインとオフラインの両方があるのですが、最近はコロナ禍を経て初めてオフラインの大会を観戦しに来たという初心者の方も増えています。ゲームのルールを詳しく知らなかったり、自分ではゲームをプレイしない人がいらっしゃることも多いですね。YouTubeやTwitchの配信などを通じてゲームや選手に興味を持ち、大会にも足を運ぶようになるようです。eスポーツの観戦は、基本的にサッカーや野球の試合と同じです。何が起きているのか細かくわからなくても、選手の姿勢や僕たちゲームキャスターの言葉を通じて試合のわくわく感を味わうことはできます。ゲームを舞台に選手たちが繰り広げる熱い戦いを一緒に見届けたいと思う人が増えているようですね。
今年見逃せないタイトルやイベントは、こちらの5つ!
2023 オーバーウォッチ ワールドカップ
タイトル:オーバーウォッチ 2
日程:6月からグループ予選開始、秋頃に上位16チームによるファイナル開始
オーバーウォッチ日本代表 公式Twitter:@OWWCTeamJapan
リニューアルを経て4年ぶりに復活するワールドカップ!
近未来が舞台のチーム制アクション・シューティングゲーム『オーバーウォッチ 2』。「その公式大会が4年ぶりに開催されるんです。各地域の代表チームが勢ぞろいします」(岸さん)。全世界から40のチームが戦い、上位16チームが2023年秋に開催されるオフライン大会で競います。
DreamHack Japan 2023
タイトル:リーグ・オブ・レジェンド、ファイナルファンタジーXIVなど多数
日程:5月13日・14日
URL:https://www.dreamhackjapan.com
eスポーツもライブも楽しめる大型フェスが日本初開催!
1994年にスウェーデンで始まって以来、世界中で人気を博してきた複合型エンターテインメントゲーミング・フェス「DreamHack」が、ついに日本で初開催。公式大会はもちろん、坂道グループ対抗の『スプラトゥーン3』対決などのエキシビションマッチのほか、ライブやコスプレも楽しめる何でもありの大会です。「国内初開催なのでどんなイベントになるのか注目しています」
VCT 2023 Masters Tokyo
タイトル:VALORANT
日程:6月11日から6月25日まで
場所:TIPSTAR DOME CHIBA(11~21日) 幕張メッセ(24~25日)
アジア初の世界大会が日本を舞台に開催予定!
5対5のチームで攻守を交代しながら戦う『VALORANT』。銃撃の精度だけでなく、戦略の創造性も追求されるこのゲームの世界王者を決める「VCT 2023 Masters」が日本で開催。北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、アジアの厳しい予選を勝ち抜いた選手たちがぶつかるこの大会。「VCT Mastersがアジアで開催されるのは初めてなので、早く観たいという声が特に多いですね」と岸さん。
Fortnite Champion Series
タイトル:Fortnite
公式Twitter:@FNCompetitiveJP
人気ゲームで競う、賞金総額約13億円の巨大大会!
ゲームの発表から約6年経った現在も世界で毎月約7000万人のプレイヤーが遊んでいる人気シューティングゲーム『Fortnite』。その公式大会である「Fortnite Champion Series」は、グローバルで約1年間トーナメントが続き、賞金総額は、なんと1000万ドル(13億円相当)! 「1年かけて進行していく世界大会で、その様子はFortniteの公式サイトで配信されているので、初心者にも楽しみやすいと思います」
Apex Legends Global Series
タイトル:Apex Legends
公式Twitter:@ALGS_JP
79の国と地域の選手が戦ったグローバル大会、第3弾!
3人1組でチームを組み、20組60人が同時に巨大なフィールドに飛び出し生き残りをかけて戦うシューティングゲーム『Apex Legends』。「配信から約2年で累計1億人以上が遊んだこのタイトルの世界大会が『Apex Legends Global Series』。第2回の2022年大会では世界79の国と地域のチームが参加。『Fortnite Champion Series』と同様ほぼ通年で試合が開催されており、賞金総額も500万ドル(約6.6億円)と高額です」
岸 大河さん 1989年生まれ。FPSタイトルの元トッププレイヤーであった自身の経歴を活かした、選手の目線の実況が人気。eスポーツ番組『eGG』(日本テレビ系)に出演中。
※『anan』2023年5月17日号より。写真・土佐麻理子 取材、文・川鍋明日香
(by anan編集部)