iri&鈴木真海子「一緒にお酒を飲んでハグすれば仲直り (笑) 」 仲良しの秘訣

エンタメ
2023.03.02
体を寄せ合って笑う姿は、まるで姉妹のよう。大の仲良しで知られるアーティストのiriさんと鈴木真海子さんに、二人の出会いや関係性を保つコツについて聞きました。

大人になって出会えた親友同士。飾らず、遠慮せず、何でもシェアできる関係。

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――初めて会った日のことは覚えていますか?

iri:7~8年前にライブハウスのイベントでchelmicoと共演したのが最初かな?

鈴木真海子(以下、鈴木):そうそう。でも、ほとんど話さなかったよね。

iri:私はまみちゃんとRachelが楽屋でキャーキャー自撮りして騒いでるのを見て「絶対に仲良くなれないだろうな」って思ってた(笑)。

鈴木:直接は話せなかったけど、帰りにスタッフさんが「この曲好きだと思うよ」ってiriのCDを渡してくれたんです。聴いてみたらめっちゃかっこよくて、SNSをフォローしちゃいました。

iri:それから、お互いのライブを観に行ったりして。初めてちゃんと会話した時に二人とも逗子に縁があることが発覚して、「今度、逗子か横浜で飲もうよ!」って約束したんです。

――2021年に鈴木さんがリリースした『じゃむ(feat. iri)』はどういう経緯で生まれたんですか?

鈴木:前々からiriと曲を作りたいと思っていたんですが、なかなか実現できず。ソロアルバムを作ることになった時に「今しかない!」ってお願いして。

iri:私の家でケーキを作りながら、ギターを弾いて……こう言うとおしゃれですね(笑)。

鈴木:改めて言葉にするとなんかかっこいいね(笑)。お互いにメロディや歌詞を持ち寄って作ったんですが、二人の好きなものが似ているからか、想像以上にスムーズに完成しました。

――さすがです! これまでの、二人の一番の思い出は?

iri:ありすぎて迷うな~。一緒に海外に行った時のことはよく覚えています。イタリアでまみちゃんがお腹を壊したりね(笑)。

鈴木:カプリ島で食べた牡蠣にあたっちゃって……。私が寝込んでいる間にiriが優しい野菜スープを作ってくれて、そのおかげで翌日には回復しました(笑)。

iri:ニューヨークも楽しかったよね。海外に行くとお互いに完全オフの状態になれるから、それがとても好きなんです。

――旅先でずっと一緒に行動していると、離れたくなったりすることはないですか?

鈴木:全然ない! こんなに長時間一緒にいられる人は珍しいかも。

iri:私たち、人と一緒にいるのが苦手なタイプだもんね(笑)。遊ぶ時もだいたい二人っきりだし。

鈴木:人といるのが好きなわけではないんだけど、iriとは長く過ごしたい。一緒に料理をするのが好きだから、どこか部屋を借りて泊まりで遊ぶことが多いですね。

――会った時はどんな話で盛り上がるんですか?

鈴木:まあ、音楽のことが90%……(笑)。っていうのは冗談で、もちろん恋バナとかもしますよ。

iri:恋バナと仕事のことが半々くらいかもしれません。

鈴木:将来のことについてよく話すんですけど、最終的にいつも「うちらのペースでやってこ!」って乾杯して終わります(笑)。

――時には喧嘩も……?

iri:お互いに忙しくなると、たまにすれ違いが起きちゃいます。会う時間が減った分、コミュニケーションが足りなくなって。

鈴木:近況報告がLINEだけになると、ちょっとギスギスしちゃう。やっぱり会わないとダメ! 最低でも月に1回は会いたいです。

iri:よく会って、よく話すことが私たちの仲良しの秘訣かも。

鈴木:「こう言ったらこう思われちゃうかな」とか考えすぎずに、何でも話します。辛い時にはちゃんと辛いと言うし。

iri:あとは、ハグと乾杯?

鈴木:それも大事! 一緒にお酒を飲んでハグすればだいたい仲直りできちゃう(笑)。

――これから先、どんな二人になりたいですか?

鈴木:年を重ねても二人で笑っていたいですね。公園のベンチで話したり、ギターを弾いたりして。

iri:いいね。そんなかっこいいおばあちゃん2人組になりたい。近い将来だと、一緒にキューバに行きたいな。

鈴木:あと、曲は絶対にまた作りたい! 二人でやりたいことはきっと一生尽きないですね。

(写真左)すずき・まみこ 1996年生まれ、東京都出身。2014年にRachelと共にchelmicoとして活動を開始し、’21年にソロアルバム『ms』をリリース。パーソナリティを務める『橋本直と鈴木真海子のCROSSPOD』がニッポン放送にて放送中。
すべて本人私物

(写真右)イリ 1994年生まれ、神奈川県出身のシンガーソングライター。2016年に1stアルバム『Groove it』でメジャーデビュー。近年は海外フェスやブランドのショーでもライブを行う。5月から、全国8会場を巡る初のホールツアーを開催予定。
トップス¥26,400(ティー/O代官山 本店 TEL:03・6416・1187) パンツ¥31,900(ロドリリオン/ネペンテス ウーマン トウキョウ TEL:03・5962・7721)

※『anan』2023年3月8日号より。写真・Sakai De Jun スタイリスト・服部昌孝(iriさん) ヘア&メイク・クジメグミ(L&Co./iriさん) ナリタミサト(鈴木さん) インタビュー、文・大場桃果

(by anan編集部)

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