出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、相手の立場になって物事を考える女性、「いい意味で逆手にとる女」になりきり。

ネガティブなことも前向きな褒め言葉に変換を。

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1歳になった下の子が最近、人見知りが激しいんです。“親以外は許さん!”と言わんばかりの勢いで、家族以外の人を見ると、ずーっと腹の底から声を出して泣き続けます。それは、ベビーシッターさんに見てもらっている時も同じなので申し訳ないし、迎えに行った時に「すみません、どうでしたか?」と謝ることも。すると、一人のシッターさんが、「今日も泣いてましたけど、すごく意志が強いですね」「お母さんじゃないということがわかっている証拠。成長しているという確認作業でもありますから」と、ポジティブな表現をしてくださったんです。そんなふうに、逆手にとっていいように言ってくれるんだ…と感動しました。その方はベテランで、どんなことがあっても動じず、どっしりとしていて心が乱されないような方。ほかにも、「お母さんがいなくて泣く時期は人生でいうと一瞬なんですよ」と言ってくれたことも。保育園の先生にも同じような方がいて、私が連絡帳に「これもやりたいあれもやりたいと、おもちゃを全部出して困ってます」と書くと、「保育園でもバタバタ忙しそうに働いていますよ」と返してくれました。子どもが遊んでいることを働いていると表すのがすごく面白いと思ったし、気持ちがラクに。そんなとらえ方ができる人って、心が広くて素敵だなと思いました。

そんな表現ができるようになるためには、発想や視点の転換ができることが大事だと思うんです。子どもの立場に自分を置き換えて考えることで、保育園の先生のように「忙しい」「働いている」みたいなワードが出てくるはず。ネガティブにとらえがちな出来事を褒め言葉に変換するようなトレーニングを、日頃からやってみるのもよさそうです。

よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。

※『anan』2022年12月14日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾

(by anan編集部)

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