ガンバレルーヤ「水道代の節約のため、お風呂も一緒に」 10年間の共同生活を明かす

エンタメ
2022.09.15
コンビ結成と同時期に共同生活を始め、10年間にわたり衣食住をシェアしてきたガンバレルーヤの二人。「相方だけど親友であり家族でもある」と語る唯一無二の関係性について教えてもらいました。
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――偶然同じマンションに住んでいたのが出会いだそうですが、一緒に暮らし始めたのはなぜ?

まひる:出会ってすぐに打ち解けて、お互いの家を行き来するようになったんです。よっちゃんの部屋がキッチンとリビング、私の部屋が寝室みたいな役割で。でも、それだと家賃がもったいないので、私が部屋を引き払い、一緒に住み始めました。大阪にいた頃は、六畳一間に二人で住んでました。

よしこ:私は生活スペースを確保するために布団で寝てたんですけど、まーちゃんがお姫様みたいな大きいベッドを持ち込んできて(笑)。共同生活はまったく苦じゃなかったけど、狭さだけがストレスでしたね。

――上京後は少し広い部屋に?

よしこ:はい。でも、部屋は分けていなくて、ずっと一緒です。

――なんと!

よしこ:私はもともと共同生活が苦手だったはずなのに、まーちゃんとだったら全然苦じゃなくて。我ながら不思議ですね。

まひる:私もよっちゃんとじゃなかったら無理だと思う。よっちゃんは人生で出会った人の中でずば抜けて心が広いんですよ、こう見えて(笑)。喧嘩するのもお笑いのことくらいで、私生活では一度もないんです。

――生活をシェアしていて、よかったと感じるのはどんな時?

まひる:楽しいこととか、自分の好きなことを共有できる時!

よしこ:私は料理中にスマホでアニメを見るのですが、画面が見えてないはずのまーちゃんも音だけで一緒に感動して泣いてたりするんです(笑)。そんなつもりないのに、勝手にシェアされてる。

まひる:お互いの知らないことを教え合えるのはすごく楽しいですね。よっちゃんは読書家だから、読んだ本の内容をいつも説明してくれます。「こんないいことが書かれていたよ」って。

――お互いに、いいと思ったものはすぐにシェアしたいんですね。休日も一緒に過ごしますか?

まひる:はい。でも、私は夕方まで寝ちゃうタイプで…。逆にアクティブなよっちゃんは、出かける時に「おいしいお店を見つけたよ」とか「ちょっと星を探しに行こうよ」と必ず誘ってくれます。

よしこ:ほとんど断られるんですけどね(笑)。私たちは意外と真逆な部分も多いんです。私は朝起きたらカーテンを全開にしたい派だけど、まーちゃんは絶対に開けたくない派。毎朝、開けたり閉めたりの攻防戦です(笑)。

――家では二人で時間を共有するための工夫をしていますか?

よしこ:いつも一緒にお風呂に入るので、それがゆっくり話し合う時間になっているのかも。

まひる:もともとは水道代の節約のために一緒に入ってたんですけどね。よっちゃんはお風呂にキャンドルと本を持ち込んでおしゃれに楽しんでますよ。

よしこ:私がお風呂で癒されてると、まーちゃんがマイクを持って歌を歌いに来てくれるんです。楽しくてありがたいけど、2曲も続くとちょっと長いかな(笑)。

――にぎやかな家!(笑) 本当に家族のような関係性ですね。

まひる:一緒に住むことで、よりその人が大事な存在なんだなって気がついたと思います。相方であり、親友や家族でもある。仕事中もよっちゃんがそばにいると素の自分を出せますし、おかげですごく楽しい。本当に特別な存在です。よく「親友になってくれてありがとう」って言ってくれます。

よしこ:それ言うのまーちゃんじゃない?(笑) でも私も、緊張するロケも「まーちゃんと一緒に旅行してると思って楽しもう」って切り替えれば気張らずに臨めます。普段は親友だけど、仕事の時は心強い相方です。

リアルシェアライフをちょこっと紹介!

ファッション担当はまーちゃんです。

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トレンドに敏感なまひるさんが買った服を二人でシェア。「自分のものを探してても、“よっちゃんに似合いそう”ってつい手に取っちゃうんです」(まひる)

誕生日も互いに祝い合う。

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お互いの誕生日も一緒に。「ケーキを買ってきてくれます」(まひる)。「普段は私が料理担当ですが、誕生日だけ作ってくれる高菜炒飯が絶品!」(よしこ)

仲良しの先輩とも二人一緒の関係性。

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料理上手のよしこさんは、先輩を招いて“よしこ食堂”をたびたび開催。「椿鬼奴さんやオカリナさん、森三中の黒沢さんがよく遊びに来てくれます」(よしこ)

Entame

ガンバレルーヤ 右・まひる 1993年、鳥取県生まれ。左・よしこ 1990年、愛知県生まれ。2012年にコンビを結成。数々のバラエティ番組・映画・ドラマに出演。マルチに活躍の場を広げている。

よしこさん・Tシャツ¥3,300(Whinny TEL:03・5784・5505) デニム¥6,380 靴下¥440(共にspinns TEL:0120・984・864) その他はスタイリスト私物 

まひるさん・Tシャツ¥3,300(Whinny) カーディガン¥4,620 デニム¥6,380(共にspinns) その他はスタイリスト私物

※『anan』2022年9月21日号より。写真・小林真梨子 スタイリスト・曽根原未彩 ヘア&メイク・猪狩友介(Three PEACE) インタビュー、文・大場桃果

(by anan編集部)

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